2019年07月23日
【英会話で世界と握手】バイリンガルの赤ちゃんはお腹の中で何を思う
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将来、あなたのお子さんが世界で活躍する上では何が必要でしょうか。
日本は、島国です。
とくに、海外と日本との習慣的温度差は、現地で生活してみて初めて分かるものです。
世界中では、様々な考え方や風習の中で現地語が話されています。
日本人が外国に行ってすることは、脳の中での母国語と現地語の翻訳作業です。
「この人は、現在、何を考えているのだろうか?」
普段、世界中の書籍翻訳の仕事をされている方が面白いことを言っていました。
本を翻訳する際には、翻訳者の方々でよく言われていることだそうです。
翻訳する言語ペアで、やりやすい、やりにくい、の組み合わせがあることです。
翻訳しやすいのが、「日本語」と「韓国語」と「ドイツ語」同士です。
なぜかと言いますと、この三つの言語は、言葉にバリエーションが豊富なのです。
日本語を英語に訳す際に、当てはまる言葉が見つからずに幾つも候補が出てくる事があります。
「わびさび」など、日本の美意識に対する言葉などは、そのままwabi.sabiという形に置き換えられています。
とくにアメリカ英語では、テンション高く身振り手振りや顔の表現も加えて話す事が多いですよね。
やはり言葉だけでは本意が伝わりづらいからではないでしょうか。
アメリカでは、パパがママに毎日「愛している。」を言ったりする習慣があります。
常に自分の氣持ちを言葉に出して発する国民性です。
日本人は、話さなくても相手の考えている事がわかってしまう人が多く存在しています。
共感能力者(エンパス)は、日本人の5人に一人くらいが該当します。
アメリカの場合は、約20人に一人の方が該当します。
日本に長く住んでいる外国人の方々が同じようなことをおっしゃっています。
最初に日本に来たときには、わからなかったそうです。
「空氣を読む」です。
↓
「皆が、こうして欲しいことがわかる!」
外国人の方でも日本に長く住んでいると空氣が読めるようになります。
日本では、十五夜とか、中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)といってお月見をします。
お餅やススキをお供えして満月を楽しみます。
ほとんどの外国人の方々には、「お月見」が奇妙な光景に映っています。
【外国人の方々】
→「なぜ月にお団子をお供えするの?」
宮崎駿さんの長編アニメ映画で「千と千尋の神隠し」という作品があります。
映画では、「カオナシ」という存在が登場します。
黒いマントに白いお面をかぶって、まったく話さない存在です。
共感能力者の方々は、「カオナシ」が登場すると「ふっふっふっ」と笑います。
「カオナシ」が今何を考えているかがわかるからです。
カオナシは?
・自分が何をしていいかわからない
・今何をしたらいいかわからない
・いつも誰かを信じている
・人に意見を求める
・人に染まりやすい
「カオナシ」は、いつも誰かの人生を生きています。
思ったことを、きちんと相手に伝えられないので喋らないのです。
逆に主人公の千尋は、人にたよらないで自分の正しさを持っています。
人間社会にも「カオナシ」のような方々が沢山いますよね。
映画のラストシーンでは、千尋と「カオナシ」が銭婆(ぜにーば)に会いに行きます。
夕暮れ時の電車に乗り込む二人の姿は、お互いの関係を物語っています。
千尋(ちひろ)の横には、「カオナシ」がピタリとくっついています。
本来人間は、会話をして相手の氣持ちを理解します。
海外では自分の意見をハッキリ表現するので、
映画に登場している意味が全く理解できない登場人物はミステリアスな存在です。
「カオナシ」のような人は自分の意見を言うとバランスが取れます。
逆に建て前よりも本音ばかり言う人は、自分も相手も両方認めるとバランスが取れます。
お国柄で、人々の氣持ちを理解する上では救助活動がわかりやすい例です。
アメリカは裁判大国です。
弁護士の数が約290人に一人です。
たとえば、アメリカ・サンフランシスコ警察は、950ドルを超えない万引き、窃盗、手形や小切手の偽造、小切手の不正使用を軽犯罪として逮捕しません。
日本円に換算すると、約14,000円以下は警察に注意されて終わりという状況です。
変わって日本にいる弁護士の数は、約6000に一人です。
ということは、アメリカは、日本よりも約20倍以上も訴訟が多いことになります。
アメリカでは、救助隊の人たちが川で溺れている人を助ける時には「助けますか?」と聞かなければなりません。
理由は、後になって裁判で訴えられるリスクがあるからです。
救助された人:
「私は助けて欲しいなんて言っていませんよ」
「あなたが、勝手に助けたのでしょ」
「したがって、あなたが私の数億円の負債を支払う責任があります」
なんて事もありえるのです。
命を救って頂いたのに・・・日本では考えられません。
またニュースの映像などで、アメリカで暴動が起きたときに、お店などのガラスが割られて商品が盗まれたりしているのを見たことがあると思います。
お店の人が黙って見ていることが多いのは、なぜでしょうか。
じつは、アメリカの州によっては正当防衛が認められていません。
泥棒だからといって暴力をふるってしまうと自分が傷害罪で捕まります。
法律の背景には、アメリカで護身用の銃の所持が認められていることです。
多くの人が銃を所持しているのであれば、使わせなくてすむようにしなければなりません。
正当防衛を無効にしている理由は、大きな争いを防止するためだと考えられます。
ちなみに、アメリカでは州ごとの州知事が州警察トップの権限を持っています。
元々アメリカは、昔から住んでいたネイティブアメリカン(先住民族)の方々が50州に別れたような所があります。
部族をまとめるのが酋長(しゅうちょう)だったことから、州知事が警察のトップなのは納得できます。
アメリカのフロリダ州では、2005年当時にフロリダ州知事であったジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)さんが署名をして、正当防衛に関する法律が制定されました。
私有地および公共の場で自己防衛のために殺傷能力のある武器を使用することを認めた「スタンド・ユア・グラウンド法(正当防衛法)です。
フロリダ州は、犯罪者予備軍の方にとっては好ましくない州ですが、旅行者にとっては最も安全な州です。
ちなみに、2021年に選挙で正式に落選したドナルド・トランプさんは、大統領専用機でフロリダに向っています。
ということで、国によって文化が大きく違います。
「カオナシ」のような、ちょっと意味不明なキャラクターを説明しなけらばならない場合にも、翻訳者は苦労します。
たとえば、英語での意思表示は、「YES」か「NO」の選択だけです。
変わって日本語ですと「はい」と「いいえ」の間に限りない表現があります。
<日本人の返答>
⑴ 「微妙な所なんですよね」
⑵ 「まだ決め切れていません」
⑶ 「う〜ん、迷うな〜」
⑷ 「その時にならないと、わからないです」
⑸ 「半々ですかね」
⑹ 「どちらとも言えます」
⑺ 「明日にならないと分からないです」
・・・・
日本人にとっては、いたって普通で無限に言えてしまいますよね。
しかし、アメリカ人ですと、イエスかノーの二つしか返答方法がありません。
結局は、「イエスかノーかどっちやねん!はっきりせんかー」となります。
お笑いコンビの「おぎやはぎ」の矢作さんが、黒人のお笑い芸人の「アイクぬわら」さんと共演しているのをご存じだと思います。
「アイクぬわら」さんが、アメリカでのマナーについて話していました。
ご存知かもしれせんが、大事なことです。
今後、外国人の方と接するときに失礼のないように、また自己防衛のためにも次のことを知っておくことは必要です。
たとえば、日本で飲食店にいったときには、店員さんを呼ぶのに「すみませーん」と言います。
英語に直すと「Excuse me(エクスキューズミー)」です。
しかし、外国でこれをするとキレられるので注意してください。
<アメリカで絶対にやってはいけないこと>
⑴ 理解したときに「あっそう」と日本語で言ってはいけない
外国人には、以下ように聞えます。
「あっそう」
↓
「アスホール」→「ass hole」→「お尻の穴」
⑵ 「くしゃみ」をするときには、肘(ひじ)の内側で口を覆う
手だと、「その手で物を触らないでね」と思われます。
⑶ そば、うどん、ラーメン、パスタなどの麺類を食べるときには、すすらない
「すする」習慣がないので汚いと思われます。
⑷ 人が話している時に、割り込んでじゃましない
話しが終わるタイミングを待ってから割り込まないと、「キレ」られることがあります。
⑸ なんでもかんでも「すみません」を多用しない
アメリカ人は、自分が悪い時しか謝らないので「 I'm sorry(すみません)」を多用するとしつこく思われます。
メジャーリーグでは、投手が打者にボールを当てたときに帽子を取って誤まることはありません。
理由は、喧嘩して殴った時には謝ります。誤るということは「当てようと思って当てたのか!」と思われるからです。
⑹ 食事の時に、お皿を手に持って口にかきこまない
これをやると「汚い、だいじょうぶかな」と笑われます。
⑺ お店、家以外などの外でお酒を飲むのは法律違反になる
20歳になっていない子どもにお酒が手に入らないようにするために、州法によっては、キャンプ、ビーチなどでお酒を飲むのもNGです。
食事に関しては、以前にテレビで「秘境とニッポン交換生活」という番組で、秘境から来た部族の方が日本に来て「たこ焼き」を食べていました。
その時に部族の方が、「甘いのか、しょっぱいのか、はっきりしてくれ 〜」と怒っていました。
ソースは甘さとしょっぱさの中間の味です。
Yes と No の間に限りなく表現方法がある日本ならではの調味料です。
言葉の表現が少ないと、相手が何を考えているか分かりずらいものです。
質問の答えがYes でも Noでもない場合には、即答できません。
すると、相手は不信に思います。
しいては、身を守る為の護身装備や国を守る為の軍事拡大に繋がります。
世界基準のルールでは、知るべきことを知っておかないと失礼に当たります。
たとえば、メジャーリーグには、野球の不文律(やきゅうのふぶんりつ)のルールがあります。
試合で、6点以上の大量リードでほぼ勝ちが確定する場合があります。
絶対にやっていけないのは、攻撃側が6回以降のカウント 3ボール 0ストライクからの禁止事項です。
野球のルールでは、4ボールで一塁に進むことができますので、ピッチャーに遠慮をしなけらばならない暗黙のルールがあります。
※野球のルール
・4ボールで一塁に進めます。
・3ストライクで1アウトです。
・3アウトでチェンジです。
<野球3-0カウントの不文律>
◆3ボール - 0ストライク(カウント)
⑴ 打ってはならない
⑵ バントをしてはならない
⑶ 盗塁をしてはならない
22歳で毎年ホームランキングの争いをしているのが、シカゴ・パドレスのフェルナンド・タティス・ジュニア選手です。(1999年1月2日生まれ)
不文律のルールからいくと、ピッチャーがカウント3-0の次に投げる球は、絶対にストライクの球です。
理由は、ボールを投げるとフォアボールで一塁に歩かれてしまうからです。
しかも、野球の不文律があります。
ストライクを投げても打たれることはありません。
ピッチャーにとっては、絶対にストライクを取れるチャンスなのです。
かわって、バッターにとっては、絶好のホームランチャンスです。
なぜならば、絶対にストライクの球がくるからです。
しかし、バッターは野球の不文律があるので打つことができません。
メジャーリーグのバッターは、球種とコースが分かれば、ほとんどヒットやホームランを打てるのです。
ある試合のときに、タティス・ジュニア選手は、その球を打ってホームランにしてしまいました。
野球のルールではOKです。
しかし、暗黙のルールではNGです。
タティス・ジュニア選手は、
後になって相手チームに「知らなかったのでごめんなさい」と謝っています。
日本人は、世界で一番信頼されています。
なぜかといいますと、現在192カ国ビザなしで入国できるのが唯一日本のパスポートだけだからです。
国によっては、大使館に半年前に連絡をいれて、しかも面接が合格しなけらばビザがおりません。
その日本人が世界企業で働くときに求められる対応力とは何でしょうか。
外国人の方:
「その仕事を任せるているのは、あなたが世界No.1だからです」
と、仕事において実力を認めています。
じつは、日本人に求められているのは自分を表現する英会話力でした。
<ビジネス英会話のスキル>
⑴ 自分の意見を表現して周りに溶け込む
⑵ 物事を理論立てて説明する
⑶ 質問された答えをジョークで返す
⑷ フレンドリーに、ナチュラルに話す
⑸ 自分の意志を「Yes」と「No」でハッキリと答える
⑹ 回りくどく説明せずに、最初に結論を言う
バイリンガルの脳科学のお話しです。
赤ちゃんの時に無意識に覚える母語と、大人になってから学習して習得する外国語では、脳の使う部分が違います。
最初に無意識で覚える方は、子どもに負担が無くて楽です。
これは、ちょっと特殊な例になります。
ロシアのあるトレーニングセンターでは、最先端の脳科学や神経学が利用されています。
じつは、大人になってからでも、何と1週間くらいの短期間で語学を習得するプログラムがあります。
赤ちゃんは、まだ何もできないと思うのが普通です。
しかし、赤ちゃんの能力は大人以上にあります。
秘密機関でなくとも世界中の赤ちゃんは、7099言語あると言われてる母国語を話します。
無邪氣なだけで何の努力もしていません。
赤ちゃんは、勉強したがっています。
お腹の中の赤ちゃんも覚えたがっています。
「ママ早く勉強を教えて!」
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