2014年07月04日
NYマーケット(7/3)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比)
▲20.2% 45.5%
5月米貿易収支 444億ドルの赤字 470億ドルの赤字・改
6月米雇用統計
失業率 6.1% 6.3%
非農業部門雇用者数変化 28万8000人 22万4000人・改
前週分の米新規失業保険申請件数 31万5000件 31万3000件・改
6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(NMI)
56.0 56.3
・ドル円は3日続伸。米雇用統計の発表後に買いが優勢となった。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比28万8000人増、失業率は6.1%となり、市場予想の21万5000人増と6.3%よりいずれも大幅に強い結果となった。指標発表後に米10年債利回りが急上昇したため、日米金利差拡大を見越した買いが進み、22時30分過ぎには102.27円と6月18日以来の高値を更新した。その後は米長期金利の上昇こそ一服したものの、米株式相場の大幅高を背景にした買いに支えられ、高値圏でのもみ合いに。独立記念日の前日で米国株・債券市場が短縮取引となり、市場参加者が減少したため、引けにかけては次第に動意が乏しくなった。
・ユーロドルは3日続落。米雇用統計の発表後に全般にドル高が強まった流れに沿って売りが進んだ。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例記者会見で「金利はかなりの期間にわたって現在の水準にとどまる見込み」「ユーロ圏の経済へのリスクは引き続き下向き」「ABS購入の準備作業を加速した」などと指摘したことも重しになり、22時過ぎには1.3596ドルまで下押しした。ドル買い一服後もユーロポンドやユーロカナダドルなどユーロクロスが下落した影響を受けたため、1.3610ドル付近で戻りの鈍い動きとなった。
なお、ドラギECB総裁は2015年1月以降、現在は毎月開催している定例理事会を6週間に1回へと変更すると発表。同時に議事要旨の公表も始める方針を示した。
・ユーロ円は4日続伸。米雇用統計の発表後はドル絡みの取引が中心となったため、方向感を欠いた動きとなった。21時30分過ぎに139.295円の高値まで上昇、次いで22時過ぎには138.96円の安値まで下押す場面があったが、買い・売りともに勢いは限定的。また、ドル絡みの動きが一巡した後も、株高を支えにした買いとユーロドルの下げにつれた売りに押されて、139.10円付近で値動きが細った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、節目の17000ドル台を上回って連日で過去最高値を更新した。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率がいずれも予想より強い結果となり、投資家心理が改善。景気回復期待を背景に幅広い銘柄に買いが入った。なお、この日は独立記念日の前日で短縮取引だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は反発し、2000年3月以来、約14年3カ月ぶりの高値となった。
ダウ工業株30種平均:同92ドル02セント高の17068ドル26セント
ナスダック総合株価指数:同28.19ポイント高の4485.93
10年物米国債利回り:同0.02%高い(価格は安い)2.64%
WTI原油先物8月限:同0.42ドル安の1バレル=104.06ドル
金先物8月限:同10.3ドル安の1トロイオンス=1320.6ドル
6月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比)
▲20.2% 45.5%
5月米貿易収支 444億ドルの赤字 470億ドルの赤字・改
6月米雇用統計
失業率 6.1% 6.3%
非農業部門雇用者数変化 28万8000人 22万4000人・改
前週分の米新規失業保険申請件数 31万5000件 31万3000件・改
6月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(NMI)
56.0 56.3
・ドル円は3日続伸。米雇用統計の発表後に買いが優勢となった。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比28万8000人増、失業率は6.1%となり、市場予想の21万5000人増と6.3%よりいずれも大幅に強い結果となった。指標発表後に米10年債利回りが急上昇したため、日米金利差拡大を見越した買いが進み、22時30分過ぎには102.27円と6月18日以来の高値を更新した。その後は米長期金利の上昇こそ一服したものの、米株式相場の大幅高を背景にした買いに支えられ、高値圏でのもみ合いに。独立記念日の前日で米国株・債券市場が短縮取引となり、市場参加者が減少したため、引けにかけては次第に動意が乏しくなった。
・ユーロドルは3日続落。米雇用統計の発表後に全般にドル高が強まった流れに沿って売りが進んだ。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例記者会見で「金利はかなりの期間にわたって現在の水準にとどまる見込み」「ユーロ圏の経済へのリスクは引き続き下向き」「ABS購入の準備作業を加速した」などと指摘したことも重しになり、22時過ぎには1.3596ドルまで下押しした。ドル買い一服後もユーロポンドやユーロカナダドルなどユーロクロスが下落した影響を受けたため、1.3610ドル付近で戻りの鈍い動きとなった。
なお、ドラギECB総裁は2015年1月以降、現在は毎月開催している定例理事会を6週間に1回へと変更すると発表。同時に議事要旨の公表も始める方針を示した。
・ユーロ円は4日続伸。米雇用統計の発表後はドル絡みの取引が中心となったため、方向感を欠いた動きとなった。21時30分過ぎに139.295円の高値まで上昇、次いで22時過ぎには138.96円の安値まで下押す場面があったが、買い・売りともに勢いは限定的。また、ドル絡みの動きが一巡した後も、株高を支えにした買いとユーロドルの下げにつれた売りに押されて、139.10円付近で値動きが細った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、節目の17000ドル台を上回って連日で過去最高値を更新した。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率がいずれも予想より強い結果となり、投資家心理が改善。景気回復期待を背景に幅広い銘柄に買いが入った。なお、この日は独立記念日の前日で短縮取引だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は反発し、2000年3月以来、約14年3カ月ぶりの高値となった。
ダウ工業株30種平均:同92ドル02セント高の17068ドル26セント
ナスダック総合株価指数:同28.19ポイント高の4485.93
10年物米国債利回り:同0.02%高い(価格は安い)2.64%
WTI原油先物8月限:同0.42ドル安の1バレル=104.06ドル
金先物8月限:同10.3ドル安の1トロイオンス=1320.6ドル
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posted by (有)BENプロデュース at 09:11| 市況関連