2014年03月07日
NYマーケット(3/6)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比)
▲24.4% 11.6%
10−12月期米非農業部門労働生産性改定値
前期比 1.8% 3.2%
前週分の米新規失業保険申請件数 32万3000件 34万9000件・改
1月米製造業新規受注(前月比) ▲0.7% ▲2.0%
・ユーロドルは大幅反発。欧州勢の参入に伴い1.3722ドルまで売りが先行したが、前日の安値1.3707ドルに下値を支えられた。1月独製造業新規受注が予想を上回ったほか、欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に思惑的な買いが入ると、前日の高値1.37495ドルを上抜け1.37655ドルまで持ち直した。政策金利発表直前に1.3720ドルまで失速したが、利下げが見送られたことがわかると1.3776ドルまで一転上昇。もっとも、ドラギECB総裁の定例記者会見を控えて伸び悩むなど荒い値動きとなった。
ドラギECB総裁は「政策金利を長期にわたり現行水準かそれ以下にすると予想」「フォワードガイダンスをしっかりと再確認」「必要に応じて断固たる措置を取ることを決意」などの見解を示したが、金融緩和に踏み込んだ発言がなかったとしてユーロ買いが優勢に。「証券市場プログラム(SMP)の不胎化措置の停止理由を見出さなかった」「不胎化措置停止のメリットは限られている」として、不胎化措置停止に慎重な見方を示したことも買い材料視された。ECBのスタッフ予想で2014年のユーロ圏域内総生産(GDP)見通しが1.1%から1.2%に上方修正されたことも買いを後押し。2月28日の高値1.38255ドルを上抜け、昨年12月27日以来の高値となる1.38735ドルまで急伸した。
・ユーロ円は大幅上昇。ECBが利下げを見送り、ドラギECB総裁が金融緩和に慎重な見方を示したことでユーロが全面高となった流れに沿った。ナイト・セッションの日経平均先物やダウ平均が上げ幅を広げたうえ、資源国のクロス円の堅調地合いが続いた影響も受け、1月10日以来の高値となる142.91円まで急ピッチで上げた。
・ドル円は3日続伸。ユーロ絡みの取引が中心となり、しばらく102.70円前後で方向感が出なかった。ただ、株高や資源国のクロス円の上昇を支えに、重要なレジスタンスだった2月21日の高値102.83円を上抜けるとストップロスを巻き込んだ。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強かったことも買いを誘い、1月29日以来の高値となる103.17円まで強含んだ。一目均衡表雲上限の103.44円や1月29日の高値103.45円が上値の目処として意識されると買いが一服。103.00円を意識した持ち高調整が続いた。
ダウ工業株30種平均:同61ドル71セント高の16421ドル89セント
ナスダック総合株価指数:同5.85ポイント安の4352.13
10年物米国債利回り:同0.03%高い(価格は低い)2.73%
WTI原油先物4月限:同0.11ドル高の1バレル=101.56ドル
金先物4月限:同11.5ドル高の1トロイオンス=1351.8ドル
2月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ、前年比)
▲24.4% 11.6%
10−12月期米非農業部門労働生産性改定値
前期比 1.8% 3.2%
前週分の米新規失業保険申請件数 32万3000件 34万9000件・改
1月米製造業新規受注(前月比) ▲0.7% ▲2.0%
・ユーロドルは大幅反発。欧州勢の参入に伴い1.3722ドルまで売りが先行したが、前日の安値1.3707ドルに下値を支えられた。1月独製造業新規受注が予想を上回ったほか、欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に思惑的な買いが入ると、前日の高値1.37495ドルを上抜け1.37655ドルまで持ち直した。政策金利発表直前に1.3720ドルまで失速したが、利下げが見送られたことがわかると1.3776ドルまで一転上昇。もっとも、ドラギECB総裁の定例記者会見を控えて伸び悩むなど荒い値動きとなった。
ドラギECB総裁は「政策金利を長期にわたり現行水準かそれ以下にすると予想」「フォワードガイダンスをしっかりと再確認」「必要に応じて断固たる措置を取ることを決意」などの見解を示したが、金融緩和に踏み込んだ発言がなかったとしてユーロ買いが優勢に。「証券市場プログラム(SMP)の不胎化措置の停止理由を見出さなかった」「不胎化措置停止のメリットは限られている」として、不胎化措置停止に慎重な見方を示したことも買い材料視された。ECBのスタッフ予想で2014年のユーロ圏域内総生産(GDP)見通しが1.1%から1.2%に上方修正されたことも買いを後押し。2月28日の高値1.38255ドルを上抜け、昨年12月27日以来の高値となる1.38735ドルまで急伸した。
・ユーロ円は大幅上昇。ECBが利下げを見送り、ドラギECB総裁が金融緩和に慎重な見方を示したことでユーロが全面高となった流れに沿った。ナイト・セッションの日経平均先物やダウ平均が上げ幅を広げたうえ、資源国のクロス円の堅調地合いが続いた影響も受け、1月10日以来の高値となる142.91円まで急ピッチで上げた。
・ドル円は3日続伸。ユーロ絡みの取引が中心となり、しばらく102.70円前後で方向感が出なかった。ただ、株高や資源国のクロス円の上昇を支えに、重要なレジスタンスだった2月21日の高値102.83円を上抜けるとストップロスを巻き込んだ。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強かったことも買いを誘い、1月29日以来の高値となる103.17円まで強含んだ。一目均衡表雲上限の103.44円や1月29日の高値103.45円が上値の目処として意識されると買いが一服。103.00円を意識した持ち高調整が続いた。
ダウ工業株30種平均:同61ドル71セント高の16421ドル89セント
ナスダック総合株価指数:同5.85ポイント安の4352.13
10年物米国債利回り:同0.03%高い(価格は低い)2.73%
WTI原油先物4月限:同0.11ドル高の1バレル=101.56ドル
金先物4月限:同11.5ドル高の1トロイオンス=1351.8ドル
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posted by (有)BENプロデュース at 10:59| 市況関連