外為ラボ

（主な米経済指標）　　　　　　　　　　　　　　　　＜発表値＞　　　　　　＜前回発表値＞

3月米個人消費支出（ＰＣＥ、前月比） 0.2％ 0.7％

個人所得（前月比） 0.2％ 1.1％

ＰＣＥコアデフレータ（前月比） 0.0％ 0.1％

3月米住宅販売保留指数（仮契約住宅販売指数）

前月比　　　　　　　　 　　 　　　 　1.5％　　　　　　　　　▲1.0％・改




・ユーロドルは続伸。28日にイタリアで大連立政権が発足。同国の政局が安定するとして、財政懸念国の国債利回りが大幅に低下したことが買いを誘った。一時1.3117ドルまで値を上げた。強い3月米住宅販売保留指数を受けたダウ平均の上げ幅拡大を手掛かりに買われる場面もあった。

　ただ、市場では「1.3130ドルにかけてアジア中銀や中東勢の売りが観測されている」と指摘があったほか、19日の高値1.3130ドルをレジスタンスとした戻り売りが目立ち、総じて1.3100ドルを挟んで一進一退となった。4月独消費者物価指数（ＣＰＩ）速報値が前月比0.5％低下と市場予想平均の前月比0.2％低下を下回り、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げ観測が改めて高まったことも上値を抑えた面があった。



・ドル円は3日続落。3月米住宅販売保留指数が前月比1.5％上昇と市場予想平均の前月比1.0％上昇を上回ったことが買い材料視された。一時98.20円まで強含んだ。ただ、前週末ＮＹ時間安値からの戻り高値98.33円が上値の目処として意識されると、98.00円前後で次第に方向感を欠いた。引けにかけてはややまとまった売りが出て、97.65−68円まで下押しする場面があった。



・ユーロ円は3営業日ぶりに反発。強い米経済指標を好感したダウ平均やドル円の上昇を支えに、一時128.595円まで強含んだ。ただ、ドル円の買いが一服し、引けにかけて失速すると、つれる形で128.00円を割り込んだ。

ダウ工業株30種平均：同106ドル20セント高の14818ドル75セント

ナスダック総合株価指数：同27.76ポイント高の3307.02

10年物米国債利回り：同0.01％高い(価格は安い)1.67％

ＷＴＩ原油先物6月限：同1.50ドル高の１バレル＝94.50ドル

金先物6月限：同13.8ドル高の１トロイオンス＝1467.4ドル


業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル／円　ついに0.1銭
その他　EUR/JPY　0.59銭　GBP/JPY　0.99銭　AUD/JPY　0.85銭　EUR/USD　0.49pips
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