2013年02月12日
NYマーケット(2/11)
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
特になし
・ユーロ円は4営業日ぶりに大幅反発。アジア市場で次期日銀総裁候補の一人とされている黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁が「物価目標のため、日銀は年内の追加金融緩和を正当化できる」などと述べたことが蒸し返され、欧州市場においても全般円売りが優位となった。NY勢がユーロ買いで参入したことも相場を支え、一時125.39円まで値を伸ばした。ただ、前週末の高値125.60円が上値の目処として意識されたほか、ダウ平均の売りが先行し投資家が「リスク・オフ」の動きを強めたため、124.51−56円まで持ち高調整の売りに押された。
その後、バイトマン独連銀総裁が「ユーロの著しい過大評価を示す兆候はない」「ユーロ安を目指すのはインフレの加速を招く恐れがある」などと発言したことを受けて全般ユーロ買いが優位に。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がアイルランドの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことも買いを後押しした。また、ブレイナード米財務次官が「日本の成長支援・デフレ脱却に向けた措置を支持する」と語ったことが買い材料視され、終盤にかけてドル円とともに急速に上げ幅を拡大した。前週末の高値125.60円を上抜け、126.56円まで値を伸ばした。
・ユーロドルは4営業日ぶりに反発。欧州市場では欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したことが買いを誘った。ユーロ円が値を伸ばした影響も受けたほか、「英中銀(BOE)が13日に公表する四半期ごとの物価報告(インフレリポート)で国内総生産(GDP)見通しが引き下げられる」との思惑などを背景にユーロポンドが強含んだ流れに沿って、一時1.34125ドルまで値を上げた。ただ、1.34ドル台では戻り売りが目立ったうえ、ダウ平均の下落が重しとなり、総じて1.3380ドル前後で方向感が定まらなかった。その後、バイトマン独連銀総裁の発言が買いを誘い1.3428ドルまで急ピッチで上げたが、前週末の高値1.3430ドルがレジスタンスとなったうえ、「1.3450ドルにかけて売り注文が並んでいる」との指摘があり、上値は限られた。
・ドル円は大幅反発。欧州市場では黒田ADB総裁の発言を蒸し返した買いが先行したほか、米長期金利の上昇に伴い日米金利差拡大を意識した買いが散見された。ただ、NY市場では米長期金利が一時低下に転じたため買い圧力が後退。ユーロ絡みの取引が中心となったこともあり、次第に93.45円前後で方向感を欠いた。もっとも、終盤にかけてはブレイナード米財務次官の発言を好感した買いが加速する展開に。前週末の高値93.75円や6日の高値94.075円を上抜け、2010年5月5日以来の高値となる94.465円まで急伸した。
なお、G20当局者の話として「G7は市場原理に基づく為替相場へのコミットメントを再確認する声明の週内発表を検討している」と伝わったほか、ダイセイプルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)は「ユーログループはユーロ相場について協議し、今週のG20で議題となるとの結論を出した」などの見解を示したが、市場の反応は薄かった。
ダウ工業株30種平均:同21ドル73セント安の13971ドル24セント
ナスダック総合株価指数:同1.87ポイント安の3192.00
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.96%
WTI原油先物3月限:同1.31ドル高の1バレル=97.03ドル
金先物4月限:同17.8ドル安の1トロイオンス=1649.1ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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特になし
・ユーロ円は4営業日ぶりに大幅反発。アジア市場で次期日銀総裁候補の一人とされている黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁が「物価目標のため、日銀は年内の追加金融緩和を正当化できる」などと述べたことが蒸し返され、欧州市場においても全般円売りが優位となった。NY勢がユーロ買いで参入したことも相場を支え、一時125.39円まで値を伸ばした。ただ、前週末の高値125.60円が上値の目処として意識されたほか、ダウ平均の売りが先行し投資家が「リスク・オフ」の動きを強めたため、124.51−56円まで持ち高調整の売りに押された。
その後、バイトマン独連銀総裁が「ユーロの著しい過大評価を示す兆候はない」「ユーロ安を目指すのはインフレの加速を招く恐れがある」などと発言したことを受けて全般ユーロ買いが優位に。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がアイルランドの格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことも買いを後押しした。また、ブレイナード米財務次官が「日本の成長支援・デフレ脱却に向けた措置を支持する」と語ったことが買い材料視され、終盤にかけてドル円とともに急速に上げ幅を拡大した。前週末の高値125.60円を上抜け、126.56円まで値を伸ばした。
・ユーロドルは4営業日ぶりに反発。欧州市場では欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したことが買いを誘った。ユーロ円が値を伸ばした影響も受けたほか、「英中銀(BOE)が13日に公表する四半期ごとの物価報告(インフレリポート)で国内総生産(GDP)見通しが引き下げられる」との思惑などを背景にユーロポンドが強含んだ流れに沿って、一時1.34125ドルまで値を上げた。ただ、1.34ドル台では戻り売りが目立ったうえ、ダウ平均の下落が重しとなり、総じて1.3380ドル前後で方向感が定まらなかった。その後、バイトマン独連銀総裁の発言が買いを誘い1.3428ドルまで急ピッチで上げたが、前週末の高値1.3430ドルがレジスタンスとなったうえ、「1.3450ドルにかけて売り注文が並んでいる」との指摘があり、上値は限られた。
・ドル円は大幅反発。欧州市場では黒田ADB総裁の発言を蒸し返した買いが先行したほか、米長期金利の上昇に伴い日米金利差拡大を意識した買いが散見された。ただ、NY市場では米長期金利が一時低下に転じたため買い圧力が後退。ユーロ絡みの取引が中心となったこともあり、次第に93.45円前後で方向感を欠いた。もっとも、終盤にかけてはブレイナード米財務次官の発言を好感した買いが加速する展開に。前週末の高値93.75円や6日の高値94.075円を上抜け、2010年5月5日以来の高値となる94.465円まで急伸した。
なお、G20当局者の話として「G7は市場原理に基づく為替相場へのコミットメントを再確認する声明の週内発表を検討している」と伝わったほか、ダイセイプルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)は「ユーログループはユーロ相場について協議し、今週のG20で議題となるとの結論を出した」などの見解を示したが、市場の反応は薄かった。
ダウ工業株30種平均:同21ドル73セント安の13971ドル24セント
ナスダック総合株価指数:同1.87ポイント安の3192.00
10年物米国債利回り:同0.01%高い(価格は安い)1.96%
WTI原油先物3月限:同1.31ドル高の1バレル=97.03ドル
金先物4月限:同17.8ドル安の1トロイオンス=1649.1ドル
業界最狭水準のスプレッド・・・米ドル/円 ついに0.1銭
その他 EUR/JPY 0.59銭 GBP/JPY 0.99銭 AUD/JPY 0.85銭 EUR/USD 0.49pips
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posted by (有)BENプロデュース at 08:34| 市況関連