2014年06月08日
男の下着の洗い方 その10 まとめ
洗濯のことを調べていくと
主に3つのことが問題になってくることがわかります。
1) 一つは当たり前ですが、いかに白く洗いあげるかです。
2)二つ目は環境への配慮です。洗剤による環境汚染が問題になっているわけです。主に有機リン系の成分が河川の富栄養化を起こし、藻の大量発生を招きます。すると酸素不足で魚が大量死するということが起こっています。
3)三つ目は企業の側からみる観点です。消費者のニーズと環境への配慮、さらに省エネ、温暖化対策ということを考えると洗濯機も洗剤もいろいろな制約条件の中で作られています。消費者のニーズの中には当然、1)のきれいに洗いたいという欲求があり、しかもできるだけ手間をかけずにということが入ります。時短であったり自動化であったり静音であったりします。
そして我々、消費者はこの3つの問題をしっかりと理解しているかというと実はよくわかっていません。
広告コピーに惑わされて商品(この場合は洗剤)を購入しているというのが本当のところでしょう。
賢い消費者という言葉が頭に浮かびます。
なにかそう聞くと社会運動的な香りがしないでもなく、個人的には洗濯ごときに社会問題を持ち出したくはないのですが、よく考えると、日々余裕もなく、振り回された生活をしているがゆえに、物事の本質を理解せずになんとなく過ごしているがゆえの悪循環ということがあるのではないかと思います。
今回、洗濯のこと、それも自分の下着を白く洗い上げたいという個人的ことから出発してみて何か違うことを発見しました。
頑なに合成洗剤を拒む人もいます。助剤や漂白剤、蛍光剤などを含まない無添加の粉石けんにこだわる人もいます。
しかし、なぜそうするのかは理解せず、無添加、自然という言葉に惹かれているだけということもあるでしょう。
特に3)の企業の論理はなかなか手ごわく、巧みに消費者心理を利用してきます。
結論的にいうとよく落ちる宣伝コピーや逆に罪悪感から来る環境への配慮という言葉に負けて商品を選んで来た自分を反省することができました。
<まとめ>
1)手間はかかりますが、洗濯の前に漂白剤に20分程度つけおくこと、それもぬるま湯(お風呂に入った後のお湯を使うのがベスト)を使うこと。
2)襟などのひどい皮脂汚れの場合は石鹸を使ってブラシで洗うこと。
3)洗剤の量は濃度が1%になるくらいがよく、多くても少なくても洗浄力は落ちること。だから決して洗剤の量が多ければよく落ちるとは考えないこと。また温度も重要でぬるま湯がいいこと。洗濯時間は10分程度。
4)干し方、たたみ方にもいろいろとテクニックがあること。これを知ると洗濯が楽しくなることを学びました。
5)知らないまま適当にやるより、知れことによって生活に余裕が生まれることがわかったことも収穫でした。
【関連記事】
男の下着のきれいな洗い方: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着のきれいな洗い方 2 洗濯は科学だった: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 3 漂白の次はいよいよ洗濯: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 4 干し方: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 5 収納編: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 6 「洗剤」の科学: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 7 洗濯の科学(その2)編: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 8 洗濯の科学(その2)編: コーヒーとブログの大人な関係
男の下着の洗い方 9 洗濯の科学(その3)【動画編】: コーヒーとブログの大人な関係
主に3つのことが問題になってくることがわかります。
1) 一つは当たり前ですが、いかに白く洗いあげるかです。
2)二つ目は環境への配慮です。洗剤による環境汚染が問題になっているわけです。主に有機リン系の成分が河川の富栄養化を起こし、藻の大量発生を招きます。すると酸素不足で魚が大量死するということが起こっています。
3)三つ目は企業の側からみる観点です。消費者のニーズと環境への配慮、さらに省エネ、温暖化対策ということを考えると洗濯機も洗剤もいろいろな制約条件の中で作られています。消費者のニーズの中には当然、1)のきれいに洗いたいという欲求があり、しかもできるだけ手間をかけずにということが入ります。時短であったり自動化であったり静音であったりします。
そして我々、消費者はこの3つの問題をしっかりと理解しているかというと実はよくわかっていません。
広告コピーに惑わされて商品(この場合は洗剤)を購入しているというのが本当のところでしょう。
賢い消費者という言葉が頭に浮かびます。
なにかそう聞くと社会運動的な香りがしないでもなく、個人的には洗濯ごときに社会問題を持ち出したくはないのですが、よく考えると、日々余裕もなく、振り回された生活をしているがゆえに、物事の本質を理解せずになんとなく過ごしているがゆえの悪循環ということがあるのではないかと思います。
今回、洗濯のこと、それも自分の下着を白く洗い上げたいという個人的ことから出発してみて何か違うことを発見しました。
頑なに合成洗剤を拒む人もいます。助剤や漂白剤、蛍光剤などを含まない無添加の粉石けんにこだわる人もいます。
しかし、なぜそうするのかは理解せず、無添加、自然という言葉に惹かれているだけということもあるでしょう。
特に3)の企業の論理はなかなか手ごわく、巧みに消費者心理を利用してきます。
結論的にいうとよく落ちる宣伝コピーや逆に罪悪感から来る環境への配慮という言葉に負けて商品を選んで来た自分を反省することができました。
<まとめ>
1)手間はかかりますが、洗濯の前に漂白剤に20分程度つけおくこと、それもぬるま湯(お風呂に入った後のお湯を使うのがベスト)を使うこと。
2)襟などのひどい皮脂汚れの場合は石鹸を使ってブラシで洗うこと。
3)洗剤の量は濃度が1%になるくらいがよく、多くても少なくても洗浄力は落ちること。だから決して洗剤の量が多ければよく落ちるとは考えないこと。また温度も重要でぬるま湯がいいこと。洗濯時間は10分程度。
4)干し方、たたみ方にもいろいろとテクニックがあること。これを知ると洗濯が楽しくなることを学びました。
5)知らないまま適当にやるより、知れことによって生活に余裕が生まれることがわかったことも収穫でした。
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