2014年06月04日
男の下着の洗い方 8 洗濯の科学(その2)編
この季節タイサンボクの花が咲きます。
これは私の職場のタイサンボク。
真っ白で洗い立てのシャツのイメージだったので掲載します。
ところで
洗濯の科学はなかなか難しいです。
前回のアプローチ↓↓
男の下着の洗い方 洗濯の科学編
単純な化学反応ではなく、同時にいろいろなことが起こっていることがわかってきました。
繊維の中に入り込んだ汚れを取り出すためには
物理的な力と化学的な力がいるということです。
物理的な力が機械力。
摩擦の力で繊維の中に入り込んだ汚れを取り出すわけでこれは概念は簡単。
洗濯機の力
洗濯板を使った手洗いも部分荒いには強力です。
ただし機械力が強いと繊維をいためますので、デリケートな繊維には機械力を弱めて手もみ洗いでなければなりません。
単純な話ですが、応用場面はいろいろなところにあり、歴史的なノウハウが詰まっています。前にテレビで見ましたがインドにはカーストで洗濯屋があり、洗濯物を石に叩きつけて洗い、強力は日光に当ててきれいにしています。
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化学の力
化学の力は界面活性力を使います。
石鹸などの性質は水になじむ部分(親和性基)と水をはじく部分(疎水性基)があります。これを両親媒性といいます。
これが界面活性剤である石鹸の特徴です。
衣類を水になじませ、繊維の中まで水分を浸透させて、その中の汚れを取り出すのが洗濯という行為です。
汚れには1.水に溶ける(水溶性)の汚れと2.水に溶けない(難水生)ものがあります。難水性の汚れは油やたんぱく質です。
さらに3.親水性のものでも色素などの微粒子(物理的にごく小さいもの)は繊維の間に入り込んでなかなか取れにくいという性質があります。泥などがそうです。
ここのサイトに頑固な汚れを種類別の解説が出ています。
ガンコな汚れ辞典 | 「ウタマロ石けん」公式サイト
わかりやすくなかなかよくできたサイトです。
洗濯前の部分洗いについてもここでよくわかります。
↓
Q&A | 「ウタマロ石けん」公式サイト
ウタマロ石けんは通常の洗濯では落ちない、ガンコな汚れの部分洗い用の洗濯石けんです。
使用方法は、衣類の汚れた部分を水で濡らし、石けんを直接塗りつけ、しっかりもみ洗いし泡立てた後そのまま通常どおり、洗濯用洗剤が入った洗濯機に入れて洗濯します。
洗剤は粉・液状タイプのどちらでも構いません。また、手洗いで汚れが十分に落ちているのであれば、洗濯機を使わず、そのまますすぎ洗いをしていただいても問題はありません。
汚れが落ちにくい場合は、つけ置き洗い(ウタマロ石けんで揉み洗い後、ぬるま湯が入った桶につけ置きし、 しばらくして洗濯機で洗う方法)や、揉み洗い後に 汚れがついている衣類の下に当て布を敷き(両方とも 水に濡らしておく)、上から歯ブラシで叩き落とす方法がございます。 尚、汚れを叩き落とす方法ですので、当て布はご家庭でご不要なものをお使い下さい。
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