敏感肌の解消にはバリア機能を向上させ刺激に強い肌を作ることが大切
敏感肌は、特に肌トラブルを起こしやすいタイプ。
肌が荒れてしまう、かゆみを生じてしまう、肌があかくなってしまうなど敏感肌はバリア機能が
低下ぎみ。
バリア機能をUPさせることに意識を向けてみましょう。
バリア機能をUPする前に注意点3つ。
1:肌が刺激を受けやすい季節の変り目
外的な刺激に対する抵抗力の低下により敏感肌になってしまいます。
敏感肌は特に季節の変り目には注意が必要です。
季節が変化するときに肌が荒れがちになってしまうこともありますし、肌が赤くなったりかゆくなったり。
しまいには肌がガサガサになってしまいます。
寒さが厳しいシーズンは空気の乾燥が増し、肌の水分が逃げていきやすい状態となっています。
また、アルコール分が多い化粧水なども控えて低刺激性のスキンケア製品をチョイスするように。
2:過剰なほどのこすりすぎ
過剰なこすりすぎが原因で、肌はダメージを受けてしまいます。
汚れをOFFするときに気をつけたいのが洗顔。
敏感肌は刺激に弱くなっていますので、力を入れたゴシゴシ洗いは控えましょう。
肌は非常に繊細ですので、手が触れたり、コットンを使用したりするだけでもダメージを受けてしまいます。
洗顔を行うときには十分に泡立ててから、泡でくるくると円を描くように洗うのがコツです。
汚れが落ちそうだからといって肌に刺激を与えるスクラブ入りの洗顔料は控えてください。
洗顔が終わってからの水滴をとってあげる仕方にも注意して、タオルでこすらずにそっと肌を押さえるような感じで水分をとってあげましょう。
こすりすぎは角質層を厚くしてしまう原因ですので、できる限り肌のケアは優しく行いましましょう。
3:生理の前
生理前は特に肌が敏感になっています。女性ホルモンの分泌量も減少し、肌に潤いや皮脂の分泌量が少なくなる時期でもあるのです。
肌のバリア機能は減少し、肌への負担も大きいといえるでしょう。
いつも使用しているスキンケア製品がしみたり感じることがありますし、ブラシなどの道具による刺激にも過敏になっています。
また肌が敏感なこの時期にスペシャルケアを取り入れるのは控えましょう。
角質層のバリア機能向上には保湿が一番
保湿ケアを見直してはいかがでしょうか。肌にとって一番大切な保湿が意外とできていない方が多いようです。
敏感肌の特徴は、本来角質層で水分を保持してくれるのですが、水分保持能力の低下により、バリア機能が低下している傾向が見られます。
肌の理想的な水分量は35〜40%。敏感肌は35%を下回っている傾向が見られます。
敏感肌にはとにかく保湿対策を徹底的に行いましょう。
角質層の厚みはサランラップと同じくらいの厚さで約0.02mmと非常に薄いのです。このわずかの厚さでバリア機能を形成しています。
角質層のバリア機能を作っている細胞が傷付いたり、余計に剥がれてしまったりすると、天然の保湿因子といわれる保湿成分が不足気味になってしまいます。
保湿力の高いスキンケア製品をチョイスし、肌の保湿を保って角質層を正常に取り戻しましょう。
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