はなしあいて

気に入らないんだから
理不尽なんだから
怨んだり憎んだり
地獄に落ちろとか
思うのは自由じゃないか
それを
人としてよくないからと
我慢しなきゃいけない
こんなふうに思う自分は
ダメなんだとか
そうやって抑えつけてしまって
悔しいのに
憎いのに
そう思う自分を否定するなんて
悲しすぎるじゃないか

憎くて許せなくて
直接手を出すことをしないで
恨み節をつぶやくのは
べつにいいじゃないか

むかつくんだから
それでいいじゃないか

憎いんだな
むかつくんだな
今むかついてるんだな
その理由はどうであれ

憎んだりしていられるってことは
それを改善したい
憎む気持ちにさせないでほしい
もっと気分よくなりたいって
ことなんだろう

憎んだり恨んだりするってことは
悪でもなんでもない
普通のことでしょ

親な思いさせれたんだから
当然でしょ

人を憎んではいけない
って
当事者でもない赤の他人が
キレイごとならべたって
そんなことは気にする必要もない

憎むことで
生きていられてる
気分が良くなるために
憎んで憾んでいるのかもしれない

絶望していたら
憎しみ恨みなどない
生きることを望まなくなって
誰かを恨むエネルギーなどない

むかついたり
イラついらり
恨んだり
憎んだり
そながら
生きることを選んでいるのではないか

つまらないことで
恨んだり不満たらたらな変な人もいるよ

スポーツ選手で
あくびしながらウォーミングアップしてるやつ
そいつは主力で使われてるんだが
思いあがってるのがすぐわかる
選手の行動などほんの一部しか
見えないものだが
会場で見渡していると
くそな選手はすぐに態度に出てるのがわかる
本人は
調子こいてんだろうけど
その「あくい」ひとつが
これから近いうちに
報いとなって返ってくるんだ

たいした選手でもないのに
肩書きだけで主力で使い続けるあほなＨＣと
そのあほを崇拝するくそＡＣが
力無視で肩書きだけで采配するから
試合に勝つことがない
そんなあほくそＣに使われてることを
まったくわかっていないくそ選手が
いい気になってでかい態度なのに
それを「かっこいい」だのと言うやつらがいるから
よけいにのぼせて
「あくび」しても許されると思うのだ

会場での選手の態度は
いつ
どこで
どんな人物が
見るかわからない
ささいな行動を見逃さない
その後の選手生活に大きく左右することに
なるんだよ

理不尽なこと
不当なこと
むかつくこと
恨んで憎んで気が済むまで
やってやる

「良い気分になろう」と
自分でそれを選ぶ気になるまで
恨めばいい

復讐や嫌がらせをしてやりたいような
そんな相手には
必ず
必ず

報復はあるから

直に手を下さないで
その恨みが「生きる」ことを
支えているなら
それでいいじゃないか

そのうち
恨むことに飽きてくる
気が済むまでとことん恨んでいいじゃないか

恨み憎しみの感情のほうが
絶望よりも
ましなんだ