はなしあいて

嫌なことがあった
良いことなんか全然ない
つまんないことばかり
また損した

そんな出来事が起きた時に
「いやだなぁ」
「悔しいなぁ」
「むかつく！」
って思って嫌な気分になる

そのことばかり気になって
元気も出ない
「くそ！」ってなって恨んだりする

なんでこんな目にばかり遭うんだろって
がっかりしたり泣いたり苦しんだり

その時には、その気分でいていいと思う
だって、条件反射だから
恨んじゃいけないとか
もっとポジティブにとか
なれないのに、無理にそういう気分にしようと
もがいてみても
よけいに苦しいんだから

「今、悔しい、恨んでるよね、むかつくよね」
って
自分の気持ちを、自分で認めてあげよう

そうだよね、むかつくよ
あいつ、くそだよ、許せないよ！！！
って自分の気持ちに寄り添うっていうのか
自分を否定しないでいいと思う

思うとそうなるって言うから
そう思っちゃうと、また嫌なことになるって
だから、無理に、感情を抑えて
ポジティブな言葉言ったりして
苦しみながら無理しちゃう
それもいいけど

一旦、気が済むまで、待ってみよう
「くそ！くそ！くそ！」ってブツブツ言ってもいいじゃんか

自分、今、悔しいんだ、悲しいんだ
それでいいんだ、それは自然な思いだし
いいじゃん

少し落ち着いたら
嫌な出来事に対する、自分の気持ちを
そこから、いったい自分は何を望んでるのか
どうなりたいのか
どうしたいのか
ゆっくり思い出してみる

望まないものが見えてしまったけど
そのことはすでにもう去っていったよ
見えた瞬間、もう過去になったよ

だから、追いかけて、ずっと悔しい気持ちになりたくても
どんどん、遠くなるよ
もう、すでに目の前には、違う出来事が流れているよ

悔しいと思う出来事を追いかけるより
嬉しいって思う出来事を見たいと思えば
その出来事が見えてくるよ

間違い探しって、間違ってるものが
当然そこにあるんだと信じてるから
見つけることできるよね

間違ったものが、そこにある
そう信じてるから
間違ったものが見える

だから

見えるものを信じるんじゃなくて
信じるものが見えるんだよね

嫌な出来事、望まない状況が見えた時に
嫌だなと思うけど
すぐにそれは過ぎていくものだから
さっさと
自分の見たいもの、望むものを思い描いて
そうなった時の楽しい自分を思って
「いいなぁ」
「楽しいなぁ」
「嬉しいなぁ」
って顔がにやけるかもしれない

そうなるんだって、信じてい続ければ、それ、見えてくる

すでに見えてる、望まない状況は
ほっておいていい
構っても得なことはない、時間の無駄

悔しくてもいいし
恨んでもいいし
気が済むなら、自分の気持ちを否定しないで
ちゃんと、自分の気持ち認めてから

望む状態を妄想して、にやける時間を
ちょっとずつでも、１日の中で増やそう

あなたの大事な人が
悔しいとか、悲しいとか思うことがあったらどうする
「悔しいよ」と言ってきたら

「悔しいよね！あなたは間違ってないよ！」
「あなたに嫌な思いさせたあいつなんかバカバカバカくそくそくそ」
って
一緒に恨み節言いまくる

そんなふうに思っちゃいけないとか
良い言葉しか使ってはいけないとか
そんなふうに思えないのに無理にポジティブにならなきゃ！とか

そんなことする必要ないよね
あならの大事な人が、苦しい時に
そんなきれいごと言ったら、大事な人は心を閉ざすでしょう

望まないものが見えたら

それがどうした

見たいものは自分が決めて、そうなると信じてれば
見えてくる

自分でそう決めたら、それが見えるから！

どんなに嫌なこと見えても

「それがどうした」って言った時には
もうその出来事、後ろに去って消えていってる

すべて、一瞬で通り過ぎ去る

すぐに、過去　だよ