少し、古い話ですが2007年に無限プチプチが発売されました。

国内で260万個も売れた商品なので皆様も買われたかも

知れませんね。


無限プチプチ((株)バンダイ)
何回に一回は違う音がするのだそうです



この「プチプチ」は言わずと知れた梱包用の緩衝材で

押しつぶすと「プチッ」と音をたてて潰れるあれです。



このプチプチを潰すオモチャは特別なアイデア発想法を

学んだ人が難しい顔して「う〜〜む」と言いながら出てきた

企画ではなくて、(株)バンダイの一企画担当者が事務所に

置かれていたプチプチを見てひらめいたものなんだそうです。



この企画担当者の方の書かれた「無限アイデアの作り方」という本を

読みましたが考え方が実にユニークです。



この商品を企画、商品化するまでの過程に興味がありました。

バンダイといえばオモチャメーカーですから、アイデアマンが大勢いて

毎日、アイデアを出しあって企画を練っているのだろうと思いました。





ところが、この人、アイデアなんて「さあ、出すぞ」 と構えたら

その途端に出なくなると言っています。構えたらダメでアイデアの質を追求

するのでなくて量に拘れと言っています。はじめから採用されないだろうとか、

レベルが低いとか、くだらないとか考えずとにかく何でもいいから量を出して

1000件出てきたら、その中に光るものが1件くらいあるというものでした。



著書の帯にはアイデア3原則として「考えない」 「悩まない」

「苦しまない」と書いてありました。


恥ずかしながらasagoも社員時代にアイデアを求められることが

ありました。この3原則を踏襲していた落ち込みような気もするのですが

ヒットがありませんでした 悲しい  悲しい





I believe 絢香
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