2015年03月24日
マジックと催眠 / 暗示
最近はマジックに催眠術を取り入れるのが少し流行っているそうです。
正確には結構前から催眠術や暗示を取り入れているのはあるのですが、日本ではBirdie氏のDVDで一気に知名度が上がった感じがありますね。
他にもベンジャミン・アール氏の「スキン」というDVDでも近いことがやられています。(スキンの方が内容的には深いのかな?)
メンタルマジックという名前は余り使われませんが、Mr.マリックの「超魔術」やDaiGo氏がやっているパフォーマンスもメンタルマジックの一種だと言えます。
その中で、演出やルーティンの一貫として暗示を入れるのではなく、催眠術そのものに繋げるBirdie氏とベンジャミン・アール氏は異端かも知れません(笑)
Birdie氏は面白ければ催眠だろうがピックポケットだろうが何でも良いと言う意見ですが、それは私も大いに同意です。
この2人の催眠術の手順は少し似ていて、どちらも硬直現象から入ります。(というか催眠術の基本手順も硬直から始まってたような気もします...)そこから、弛緩と硬直を少し繰り返してから、感情支配に入っていきます。
詳しくはそれぞれのレクチャーを見ていただければ分かると思いますが....
Birdie氏のレクチャーはHypnotism Bendというシリーズで、第1〜3巻+2巻の全部で5本あります。
簡単に紹介しますが、第1巻ではスプーン曲げの方法とそこから導入される硬直現象までの内容となっています。スプーンの曲げ方を覚えたいと言う人にもオススメの内容となっています。
スプーンのツイスト(捻る)をルーティンの一貫としてスイッチ無しでやる方法も解説されているので、毎回スプーン(もしくはフォーク)を消費したくないという方は是非見て下さい(笑)
その後は催眠のパートですが、被暗示性の高い人の選び方、セリフ回し、掛からなかった場合のアウト(逃げ道)となっています。
アウトの方法は、以前にも書いたSTEALTHのウォッチスティールの方法と似ていて、その現象が失敗してもスプーンが曲がるということで、とりあえずの落ちを作れる、ということです。
催眠がかかればそのまま次に進み、掛からなかったらスプーン曲げとして完結させる、ということです。
それと、最も大事なことですが、催眠の解き方の解説もあります。
催眠は、元々解かなくても時間経過で勝手に解けるモノなのですが、ラポール(信頼関係)の問題があるので、ちゃんと解かないと、二度目は掛からない、もしくは客そのものが離れていきます。
そして、第2巻の感情支配と続きます。
第2巻の内容は第1巻の催眠の導入方法の改善案と感情支配についてです。スプーン曲げのやり方を既に知ってる方は、こちらから見ても何とか分かると思います(もちろん第1巻から見たほうが分かりやすいはず)。
この巻から、本格的に催眠術をマジックに取り込み始めます。
第3巻はスプーンを使わず、コインを使った催眠導入の解説、感情支配と思考支配についてです。
それと、擬似的な瞬間催眠についての話も入っていました。
つい最近見たばかりで、これらの方法で催眠を掛けたことがないので、機会があれば実践して見たいと思います。(実践してみてからのレポートもしたいですしね..)
スキンに関してはまだ見てません!(ぉぃ)
そのうち見ます...(あんまり沢山の物を一気に見ても消化不良になりそうなので...)
ちなみに、催眠術師(マジシャンではない)も導入時に簡単なトリックを使うので、Birdie氏のスプーン曲げからつなげていくスタイルは、非常に理に適っていると思います。
今回の写真は、清水寺近くで発見したお茶体験の看板。
日本語OKの文字がシュールでした。
新品価格 |
Amazonよりマジックショップで購入した方が安いですね...
それかBirdie氏のホームページからメルマガ登録すると、DL購入ができるページが送られてくるので、そちらのほうが幾分安上がりになります。
催眠奇術師Birdie OFFICIAL SITE
まだ見ていないので薦めにくいのですが...
新品価格 |
コチラはAmazonでも適正価格です(笑)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3457994
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック