アート・オブ・マジック

Invisible by Damien Savina というものですが、まずは動画をご覧ください。

ITRを使ったトリックで、スレッドの貼り方が新しいです。






内容はフローティングリング（＋スライド）、3フライのラストでのフローティングコイン、ホーンテッドカードの3種類となっています。

全て、同じ張り方をするのですが、これは以前書いた「擬似サイキック」内で紹介した、マイケル・アマーのレクチャーDVDには無いやり方です。

Damien Savina氏のオリジナルだと思われます。


最初はフローティングリングのスライドに惹かれて買いましたが、見たあとの感想としては、ホーンテッドカードのやり方が実に素晴らしかったです。

3種類の見せ方がありましたが、カードをカットしたり、リフルしたりと、スレッドの存在を感じさせない工夫があります。


これは、個人的な経験ですが、実際にやる場合、フローティングリングはあまり使えません。現象のパンチが強すぎて、他のマジックと組み合わせにくいです（それと日本人はすぐにタネの話を始める傾向があるので、ラストにも持ってきにくいです）


逆にさんざんカードマジックをやった後に、息抜きがてらホーンテッドカードをやったほうが、演じる側も見る側も楽ですね。


このレクチャーは全編英語です。
ITRは付属するので、指輪を自分で用意すればすぐに出来ます。
スレッドに慣れてさえいれば、難易度はあまり高くありません。

ホーンテッドカードもそこまで難しくありませんが、カルという技術が必要になってきます。

3フライは、オリジナルのルーティンが出来ないと意味が無いのと、コインにちょっとした加工が必要なのでハードルはかなーり高いです。


今回の写真は五条通で撮ったものです。
この後四条の方に行きましたが、予想通り雨でした（笑）