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マッサージではなくトリートメントと表記します

ぐーたらな正月休みは終わり。
本格的に勉強再開します。
今日は、トリートメントについて。

トリートメント法とは

アロマテラピーとは、精油やその他の基材を利用して体内に精油の成分を取り入れ、心身の不調を取りのぞく一種の療法(テラピー)のことです。
体内に取り入れる方法は様々で、アロマテラピー検定1 級では、トリートメント法というのを勉強します。
トリートメント法とは、トリートメント用オイルを身体に直接塗布し、皮膚をなでさすりながらマッサージする方法です。
トリートメントには以下のような効果があります。

●筋肉のこりをほぐす
●リラクゼーション
●心身の刺激と強壮
●肌と肌の摩擦を無くす

トリートメントを施す部位は、フェイス、手・うで、脚、背中、お腹などなど。

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トリートメントをするときの注意点

トリートメントを施す際には、下記のような注意事項があります。

トリートメントをしてはいけない人
●感染・伝染性の疾患があるとき  ●極度に興奮状態にあるとき  ●発熱しているとき  
●皮膚に大きな傷があるとき  ●骨折・脱臼の直後  ●予防接種後24時間以内
●抜歯や怪我で出血しているとき  ●空腹時と食後2時間以内  ●急性の疾患があるとき  
●飲酒後  ●衰弱が激しいとき  ●作用が強い薬を飲んでいるとき

説明と同意
トリートメントの目的が健康維持とリラクゼーションであることを説明して同意を得る(医療行為とは違う)。
受け手の健康状態や妊娠していないか、持病がないかを確認する(使用できない精油もあるので)。
施術中になにか少しでも異状があればすぐに申し出ることをお願いする。
施術に使用する精油やキャリアオイルの香りや特徴、作用などを説明して同意を得る。

衛生管理
行う側はもちろん、衛星管理に気を配る必要があります。つめを清潔に保ち、腕時計などのアクセサリー類も外します。また、行う側は手をあらかじめ温めておきましょう。

環境
施術はリラックス効果をうみだす場でもあるので、まわりの環境はとても大事です。
受け手が心からリラックスできる環境を整えましょう。
室温、証明、エアコンの風向き、BGMなどに気を配ります。
施術中は、時々受け手側に声をかけ、異状がないかを確認しながら行います。

姿勢
施術する部位によって受け手側の姿勢は変わります。背中ならうつぶせ、お腹なら仰向け、ハンドならいすに座った状態ででも施術できます。

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トリートメントオイルを作る

トリートメントオイル、またはキャリアオイルの量は、施術する部位の広さにより異なります。
全身なら20〜25ml 、部分で5〜10ml が目安です。
受け手側の身体の状態(どんな悩みがあるのか、どう気分転換したいかなどや、使ってはいけない精油がないかなど)を確認しながら、受け手にあったキャリアオイルと精油を選びます。
原則として使い切る量だけを作ります。


施術するポイント

トリートメントの前に必ず施術する部位全体にオイルをのばします。行う側もオイルを手に取り、よくなじませてから、塗布していきます。オイルの量は過不足ないように随時調節します。
オイルは少しずつ皮膚から吸収されるため、オイルをそのつど足していきます。
全身トリートメントなどの場合、施術している部位以外が冷えないようにタオルなどで覆います。
なでさする際は、最初はやさしく、徐々に圧を加えていき、最後はまたやさしくなでるよう、少しずつ力加減を変えていきます。


トリートメントとマッサージの違い

ここで使われているトリートメントと、指圧師さんなどが行う「マッサージ」は異なります。
厚生労働省はマッサージの定義を「体重をかけ、対象者が痛みを感じる強さで行う行為」と定めています。具体的にいうと、診断と治療行為のことです。マッサージは、医師もしくは、「あん摩マッサージ指圧師」の資格がないと行うことができません。
なので、アロマテラピーで行うトリートメントとは、「診断と治療行為の範疇外でマッサージをする行為」であるとされています。
わたしが考えるに、トリートメントはリラクゼーションが目的なので、受け手が「痛い」と感じるまでマッサージをするのではなく、あくまで「気持ちいい・心地いい」と感じる程度のマッサージをする行為なのではないでしょうか。

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実際の手の動きや具体的なことをさらに言うともっと長くなるので、今日はここまで。
次回は、手作り化粧品について書きます。






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