2020年05月20日
水槽の材質の話
初めてアクアリウムを始める時、水槽の大きさからフィルター選びまで色々悩むと思います。
その中で今回は「水槽のサイズ」に焦点を当てて、大きさ別の注意点などを解説していきます。
水槽の材質
水槽には大まかに分けて3種類材質があります。
まずはその材質について、特徴やメリット・デメリットをまとめてみます。
これは、ガラスでできている水槽のことを指します。
ホームセンターなどで売っている水槽のほとんどがガラス水槽ではないでしょうか。
メリットとしては
・安価である
・傷がつきづらい
というものが挙げられます。
やはり流通量が多いので、手が届きやすい値段であり、苔取りで強くこすっても傷がつきづらいという特徴があります。
デメリットは
・重い
・割れやすい
・保温性はあまりよくない
というところでしょう。
材質がガラスであるということで重さもあり、水槽の大きさ次第ではとても一人で持てるものではなくなります。
例えば60cm規格水槽と言われる横幅600×奥行き450×高さ450mmの場合、後述するアクリル水槽だと8kgほどですが、ガラス水槽だと18kgほどもあります。
実に2倍以上の差ですね
また、傷はつきづらい反面、何か硬いものをぶつけてしまった場合にヒビなどが入ってしまうと、そこから割れてしまうことがあります。
そして保温性があまりよくないため、夏や冬は水温が外気に影響されやすいと言えます。
ヒーターやクーラーを入れていない場合はとても気を遣いますね。
アクリル水槽とは、名前の通りアクリル樹脂によって作られている水槽のことを言います。
アクリル水槽のメリットは何と言っても「透明度が高い」ということです。
ガラス水槽よりも透明度が高いため、鑑賞するにはとても良いと思います。
また、ほかにも
・軽い
・割れにくい
・外気の変化に強い
という点があります。
ガラス水槽と違い、少しぶつけても簡単には割れず、外気にそこまで影響されないために水温を保ちやすいと言えるでしょう。
このようなメリットから、水族館などの巨大水槽はほとんどアクリル水槽ですし、身近なものだとボールペンや照明器具、浴槽にもアクリルが使われています。
デメリットとしては
・傷が付きやすい
・使っているうちに透明度が下がる
・アクリル面が膨らんでしまう
・値段が高い
というものがあります。
割れにくい代わりにとにかく傷がつきやすいです。
苔取りのためにこすったりするだけで傷がついてしまうことがあります。
水を入れれば目立たないレベルですが、水替えなどで水を抜くと「結構傷がついてるな・・・」と思うことがあります。
また、水を入れた際に水槽が膨らむことがあります。
そのため「フランジ」と呼ばれる加工を行うことで、膨張を防いだりします。
そしてガラス水槽より値段が高いことが多いので、手が出しづらいことがあります。
アクアリウムではほとんどの方がここまでに挙げた「ガラス水槽」もしくは「アクリル水槽」を使用していると思いますが、忘れてはいけないのがこの「プラスチック水槽」です。
プラスチック水槽は何より安価であることがメリットです。
そして圧倒的に軽いことが挙げられます。
安価で軽いため、「とりあえず何か買いたいな」という場合には容易に手を出せるのでしょうか。
デメリットは
・割れやすい
・熱に弱いので、ヒーターを使用すると溶けてしまうことがある
プラスチック板で想像していただければわかるとおり、割れやすいです。
そして熱に弱いので、冬の保温のためにヒーターを導入すると、その熱で水槽が溶けてしまうことがあります。
プラスチック水槽を使用する場合には、ヒーターが無くても大丈夫な生体を飼育するときにしましょう。
まとめ
今回は水槽の材質についてまとめてみました。
材質が決まったら、次は大きさです。
次回は水槽にはどんなサイズがあり、どれを選べば良いのかも書いてみます。
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その中で今回は「水槽のサイズ」に焦点を当てて、大きさ別の注意点などを解説していきます。
水槽の材質
水槽には大まかに分けて3種類材質があります。
まずはその材質について、特徴やメリット・デメリットをまとめてみます。
ガラス水槽
これは、ガラスでできている水槽のことを指します。
ホームセンターなどで売っている水槽のほとんどがガラス水槽ではないでしょうか。
【コトブキ】コトブキ工芸 クリスタルキューブ300 LOWW300×D300×H180(13L) ガラス水槽 価格:3,300円 |
メリットとしては
・安価である
・傷がつきづらい
というものが挙げられます。
やはり流通量が多いので、手が届きやすい値段であり、苔取りで強くこすっても傷がつきづらいという特徴があります。
デメリットは
・重い
・割れやすい
・保温性はあまりよくない
というところでしょう。
材質がガラスであるということで重さもあり、水槽の大きさ次第ではとても一人で持てるものではなくなります。
例えば60cm規格水槽と言われる横幅600×奥行き450×高さ450mmの場合、後述するアクリル水槽だと8kgほどですが、ガラス水槽だと18kgほどもあります。
実に2倍以上の差ですね
また、傷はつきづらい反面、何か硬いものをぶつけてしまった場合にヒビなどが入ってしまうと、そこから割れてしまうことがあります。
そして保温性があまりよくないため、夏や冬は水温が外気に影響されやすいと言えます。
ヒーターやクーラーを入れていない場合はとても気を遣いますね。
アクリル水槽
アクリル水槽とは、名前の通りアクリル樹脂によって作られている水槽のことを言います。
アクリル水槽(サイズ:45×30×30cm 板厚:4×4×4mm) お一人様1点限り 沖縄別途送料 関東当日便 価格:9,952円 |
アクリル水槽のメリットは何と言っても「透明度が高い」ということです。
ガラス水槽よりも透明度が高いため、鑑賞するにはとても良いと思います。
また、ほかにも
・軽い
・割れにくい
・外気の変化に強い
という点があります。
ガラス水槽と違い、少しぶつけても簡単には割れず、外気にそこまで影響されないために水温を保ちやすいと言えるでしょう。
このようなメリットから、水族館などの巨大水槽はほとんどアクリル水槽ですし、身近なものだとボールペンや照明器具、浴槽にもアクリルが使われています。
デメリットとしては
・傷が付きやすい
・使っているうちに透明度が下がる
・アクリル面が膨らんでしまう
・値段が高い
というものがあります。
割れにくい代わりにとにかく傷がつきやすいです。
苔取りのためにこすったりするだけで傷がついてしまうことがあります。
水を入れれば目立たないレベルですが、水替えなどで水を抜くと「結構傷がついてるな・・・」と思うことがあります。
また、水を入れた際に水槽が膨らむことがあります。
そのため「フランジ」と呼ばれる加工を行うことで、膨張を防いだりします。
そしてガラス水槽より値段が高いことが多いので、手が出しづらいことがあります。
プラスチック水槽
アクアリウムではほとんどの方がここまでに挙げた「ガラス水槽」もしくは「アクリル水槽」を使用していると思いますが、忘れてはいけないのがこの「プラスチック水槽」です。
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プラスチック水槽は何より安価であることがメリットです。
そして圧倒的に軽いことが挙げられます。
安価で軽いため、「とりあえず何か買いたいな」という場合には容易に手を出せるのでしょうか。
デメリットは
・割れやすい
・熱に弱いので、ヒーターを使用すると溶けてしまうことがある
プラスチック板で想像していただければわかるとおり、割れやすいです。
そして熱に弱いので、冬の保温のためにヒーターを導入すると、その熱で水槽が溶けてしまうことがあります。
プラスチック水槽を使用する場合には、ヒーターが無くても大丈夫な生体を飼育するときにしましょう。
まとめ
今回は水槽の材質についてまとめてみました。
材質が決まったら、次は大きさです。
次回は水槽にはどんなサイズがあり、どれを選べば良いのかも書いてみます。
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