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2020年06月30日
エブリデイ俺様41
エブリデイ俺様41
十二畳の和室の部屋に着き、俺と吉村は卓袱台を挟んで対角線になるように座った。
あの人は檜のスツールに腰掛け、腕を組み前屈みになった。
「さて、早速だが本題に入ろうか」
はい、と言って吉村が手帳を取り出す。
「まず去年のことですが、武蔵川の清掃ボランティアを山根と川西にやってもらいました。
二人とも真面目に取り組んだようで、おじちゃんおばちゃんから絶賛されています。
今年も頼もうかと思いましたが、他の奴にも経験をさせた方がいいか判断をお願いします」
「そうだな……。山根には引き続きやってもらい、もう一人は新しい者に頼もう。
人選は任せる」
「かしこまりました。では次の件ですがーー」
あの人と吉村の会話を聞き入っていると、襖が開いた。
トメさんが、ジュースの入ったコップとお茶菓子を持ってきてくれたのだ。
俺は静かに受取り、一礼した。
トメさんは一言も発することはなく、しずしずと音もなく襖を閉めた。
真剣に話し合う二人の近くにコップを置いた。
あの人は「おう」と言い、コップを手に取るとがぶがぶ飲んだ。
その間も吉村の報告は進む。
~続く~




雨が強いですなぁ~
️
台風並みの雨ですなぁ
️
じめじめしますなぁ
️
おわり
十二畳の和室の部屋に着き、俺と吉村は卓袱台を挟んで対角線になるように座った。
あの人は檜のスツールに腰掛け、腕を組み前屈みになった。
「さて、早速だが本題に入ろうか」
はい、と言って吉村が手帳を取り出す。
「まず去年のことですが、武蔵川の清掃ボランティアを山根と川西にやってもらいました。
二人とも真面目に取り組んだようで、おじちゃんおばちゃんから絶賛されています。
今年も頼もうかと思いましたが、他の奴にも経験をさせた方がいいか判断をお願いします」
「そうだな……。山根には引き続きやってもらい、もう一人は新しい者に頼もう。
人選は任せる」
「かしこまりました。では次の件ですがーー」
あの人と吉村の会話を聞き入っていると、襖が開いた。
トメさんが、ジュースの入ったコップとお茶菓子を持ってきてくれたのだ。
俺は静かに受取り、一礼した。
トメさんは一言も発することはなく、しずしずと音もなく襖を閉めた。
真剣に話し合う二人の近くにコップを置いた。
あの人は「おう」と言い、コップを手に取るとがぶがぶ飲んだ。
その間も吉村の報告は進む。
~続く~


雨が強いですなぁ~

台風並みの雨ですなぁ

じめじめしますなぁ

おわり