【国学】といわれるものです。
それが「復古神道」につながり、日本人の心である神道の見直しになっていきます。
しかし、いまでいう【右傾化】した考え方が出てきました。
それらが、後に、尊王攘夷運動や、廃仏毀釈、国家神道へとつながっていきます。
開国後の明治政府がした宗教政策は国家神道と言います。
神道というのは祖霊信仰もとにした民族宗教です。
特徴は「正典」が存在しないこと。
歴史書(古事記など)、命令書(宣命など)が聖典扱いにされています。
といっても伝説です。
仮に歴史上間違っていても
宗教的にはそこに真摯に祈り敬うことで
スピリチュアル的な真実を作り出します。
神道は古道と呼ばれ仏教理論によって形成されていました。
江戸時代に
「神武天皇から欽明天皇までは道がなく儒教到来によって神道がなった」と
儒学者が評論したことにより反発が起こり
「神道つまり惟神道こそ、日本古代から伝わる純粋な天地自然の大道であったが、
その精神は、後から伝わった仏教と儒教によって混濁させられた。
国学者の責務は、古典研究によって神道の純粋さを取り戻すことである」
国意=日本人の精神を明らかにしようとしました。
国学(≒ 蘭学反対語)において始めて古神道という概念ができました。
考え方は仏教儒学の反対です。
学問的な神道を作っていきました。
その中では
「窮屈よりも緩和、厳しさよりも優しさが勝るのが日本人本来の心なのである」
事実とは違う美しさも見られますが
「そういうものであってほしい」という
その時代の人の理念が感じられます。
日本独自の「言霊」「数霊」などが取り入れたり復興されたりもしましたが
キリスト教、浄土真宗、密教、道教を取り入れた
原理的なあたらしい宗教を作っていきます。
そこで、ずるい人たちや、行き過ぎた人たちが現れます。
天皇復権を狙う人たち。
神仏分離と神道国教化を狙う国学者。
心的膨張が世界征服への対外膨張思想家。
それはやがて
国家政策としての皇国史観となり
結果、利用したものは歴史上最大な大逆を犯し
国を滅ぼしてしまいました。
神道は
「窮屈よりも緩和、厳しさよりも優しさが勝るのが日本人本来の心なのである」
共同体を支える感覚
など本来は
美しく、心にあったものだと思い愛しています。
近年、神社は厳しい時期にあります。
明治以降の概念が社会とづれるようになってきています。
その中で、それぞれの本来の形(神仏習合や土着祭祀など)や祭祀を復興させたり
新しい形を模索しています。
ここまで、様々な形で変わった神道
古きを尊び新しい形で生き残って欲しいと望んでいます。
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