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2024年11月25日

「103万円の壁」議論に思う

先の衆議院選挙を契機に「103万円の壁」を引き上げることが

世間の関心を呼んでいますね。

国民民主党が選挙で議席を4倍に増やし、国政に強い影響を

持つようになり、選挙公約で取り上げた「103万円の壁」の

見直しが注目を集めているのです。

国民民主党は、働き手の手取りを増やす目的で103万円の壁を

178万円に引き上げることを主張しているのですが、これにより

国の7〜8兆円の税収不足が発生し、その内地方自治体の税収は

約4兆円も減ると言われています。

政府与党と具体的な議論を始めているようですが、どのラインで

決着が着くのか注目されているようです。

ただ、働き手の手取りを増やすことを考えると、「103万円の壁」だけで

なく「106万円の壁」や「130万円の壁」も同時に見直さなければ

実際の手取り収入の増加に大きな効果は期待できないのも事実のようです。

というのは、「103万円の壁」の見直しによる減税効果より、社会保険料の

負担によって、手取りが返って減ってしまうことが懸念されているのです。

政府与党は「年収106万円の壁」については撤廃し、週20時間以上の

労働時間を超える場合のみを社会保険加入の条件に見直す方向で

検討しているようです。

ただ、この件に関しても疑問に思うのは、労働時間を20時間以内に

限定すること自体が妥当なのかということです。

選挙では最低賃金を増やすことも公言しており、労働時間を限定することが

理に適わいことは言うまでもないでしょう。

また、人手不足が深刻になりつつあるなかで、ますます「働き控え」を

助長する結果を生みかねないのではないでしょうか。

いずれにせよ、本質的な手取り収入を増やすなら、複雑に関連しあう

「年収の壁」を整理することが必要であり、そもそも、「年収の壁」

そのものが現代社会に相応しいのか、根本的な議論が必要なのではないかと

痛感している次第ですね。













2024年03月14日

株価、さあどうなる?

日経平均株価が今日で3日連続で下落して、

3万8千円台に下げています。

4万円台を付けて楽観論が優勢したかのように

見えたのですが、3日間で1000円以上の下落となりました。

さあ、これからどういう展開になるのでしょうか。

市場では、警戒感が増してきているようです。

19日に開かれる日銀の会議でマイナス金利の見直しが噂されて

いますが、この動向が注目されているようです。

一気に急落するのか、あるいは4万円台の定着なのか、

大きな分岐点にさしかかっているようです。

専門筋の間でも見方が分かれていますが、投資家にとっては

やきもきしているところではないでしょうか。

円相場の行方もあり、外国投資家にとっても決断が迫られている

ところでしょう。

バブルの時もそうでしたが、上昇基調にある時はまだ上がると

楽観論が優勢になるのが術で、暴落すると予測すると異端視されがち

なんですよね。

投資というものは、投資家の心理に大きく左右されがちで、上昇が

上昇を呼び、一度大きく下落すると、それがまた下落に

追い打ちするかのように連鎖反応が作用するようです。

今日、明日の動向次第では大きく揺れ動く気がするのですが、

皆さんはどうお考えでしょうか。

株式相場は正念場にさしかかっているようです。

注目してみましょう。













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2024年02月26日

要注意な「バブル越え」

あっという間のバブル越えって感じですが、

先日の22日についにバブルの最高値を更新して以来

高値更新が続いていますが、どこまで上がるのでしょうか。

市場はもう4万円台も視野に入れているようですね。

アメリカ市場の最高値更新を背景に日本でも一気に最高値を

更新しているのですが、今後の見方は二分しているのも

確かなようです。

かつてのバブルとは違うと捉えて、ポジティブに見通す考え方と

バブルの再来と捉えて、いつ急落しても不思議ではないという

見方があるようです。

私は一貫して強調しているように、残念ながら後者の見方を

しているのです。

かつての経験のように、上昇基調にある時は下がることは

見えないもので、まだ上がるという期待が先行するようです。

「以前のバブルとは違う」という見方は、現実に対する

肯定感のあらわれであって、かつての経験に対する逃避の

ように思えてなりません。

「株式の市場最高値更新」と言えど、実感がないのが大半の

印象であることも否定できないでしょう。

あきらかにバブルの様相だと私は思っていて、株式投資をしている

方達にとっては、よりリスクが拡大していると受け止めるべきだと

認識しているのです。

日本の実体経済が伴わない株価の急騰は紛れもなく「バブル」としか

言いようがないでしょう。

だとすると、「バブルは必ず崩壊する」ということを肝に銘じる

べきではないでしょうか。

儲けが大きくなると、冷静さを欠くことも世の常で、

先行きを十分見据えた投資に徹底すべきだと痛感している

次第です。

















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2024年02月13日

とうとう3万8,000円台を付けましたね

今日の株式相場は1,000円越えの活況で

一時、とうとう3万3万8000円台をつけました。

バブル後34年ぶりの最高値で、ここまで来ると

もうバブル越えは現実味を帯びてきた感じがしますね。

年初から株高が続き、年内にバブル越えが噂されて

いていましたが、これほど早くに3万8000円台を付けるとは

想定外でしたね。

しかし、なんだか不安がよぎるのは私だけでしょうか。

勿論、株高の要因はいろいろ言われているのですが、

何より、実体経済との乖離は否めないのが気がかり

なんですよね。

バブルの時もそうでしたが、実体経済との乖離が大きいほど

リスクは大きくなるんですよね。

「山が高けりゃ谷も深い」とはよく言ったもので、

バブルの崩壊が招いた経済へのダメージは記憶に

残るところですね。

さて、年初来の株高をバブルと見なすかどうかは

意見の違うところでしょうが、私はバブルの様相が

少なくないとみなしているのですよね。

どうみても、景気が良くてそれに連動する株高とは

言い難いのではないでしょうか。

米国市場の株式も最高値を連日更新しているようですが、

それに連動するかのように、日本の株価もどんどん上昇し、

4万円台もあるかのように見る専門家も少なくないようです。

しかし、バブルの時もそうでしたが、株が上昇気勢に

ある時は、「まだ大丈夫」という雰囲気がまん延しがちで、

急落して初めて目が覚めるということは、かつての

深刻な経験が示しているのではないでしょうか。

「株高の山」はどこまで続くのか、見ものですね。









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2024年01月30日

年初来の株式市場の賑わい、どうみる?

年初来から株式市場が賑わっているのは周知のとおりですが、

これって、バブルの様相ではないのでしょうか。

年始から連日、株価がバブル以降の最高値を記録し、3万6,000円台前後で

推移している中、今年度中にバブル期の最高値を超えて4万円台もあり得るとの

予測を出ている有り様。

株高の要因について、世界株高を背景に円安の定着や新ニーサの導入、

また昨年来の企業の自社株買いなど、いろいろな見方があるようですが、

すでに反転への警戒感も出てきているのも事実のようですね。

かたや、実体経済に目を向けると、必ずしも株高を裏付けるような

状態では決してないと言えるでしょう。

物価高による消費支出の減少や実質賃金の減少が続いており、

外需の輸出も、このところ減少傾向が定着しているようです。

当然、GDP規模もG7諸国のなかでも最下位に陥っている有り様で、

経済大国と言える状況にないことも否定できないでしょう。

昨年に続いて企業倒産も増加しそうにあると言われています。

要するに、今の株高はけっして日本の実体経済を反映したものとは

言いにくいということです。

すなわち、「バブルの様相」が無きにしも非ずと言っても言い過ぎでは

ないかと感じるのですよね。

そういう意味では、今後株高がどこまで行きつくのか、目が離せない

心境とともに、大きな波乱が無いかという憂慮の念もしている

次第ですね。













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2024年01月19日

宝くじ売り場に長蛇の列

先日、とある商業施設のモールに行ったのでですが、

午前中から宝くじ売り場に長蛇の列で込み合って

いるのを見かけました。

新年を迎えての運試しなのでしょうか、宝くじの盛況ぶりを

あらわしているように感じましたね。

そう言えば、最近、テレビでも宝くじのコマーシャルを

よく見かけますよね。

ほぼ毎日のように放映されているように思うのですが、

皆さんもそう感じませんか?

「ビッグ」や「ジャンボ宝くじ」などのコマーシャル

見たことないでしょうか。

以前に比べて頻繁にコマーシャルされているのを見ると

なんとなく時代が変わったような気がしてなりません。

要するに、社会のあり方を表しているのですよね。

景気が良くなく格差は広がり、物価高の続くなかで

生活は一向に改善されない状況を映し出しているのですよね。

一獲千金を夢見ての宝くじの需要が高まっているあらわれでは

ないでしょうか。

よく言われるように、不景気の時は「お笑い」や「一獲千金」を

狙ったギャンブルが流行るらしいけど、そう言えば今の現状が

そのような感じが確かにしますよね。

テレビ番組なんかでも、いつの間にかバラエティー番組などは

お笑い芸人がMCをしている番組が目立ちますよね。

以前とは様変わりですよね。

不景気で生活が良くない時は「お笑い」でちょっとした

「現実逃避」を思ってのことなのか、考えてみれば

失われた20年や30年とよく言われていますが、お笑い芸人や

「お笑い番組」が人気を得ているのとマッチしているような気がしますよね。

最近の宝くじの盛況も、そんな国民の生活状況の反映なのかもしれませんね。

















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2023年05月16日

今度は電気料金の値上げですか

物価高が続くなかで、今度は電気料金まで

値上げするようです。

昨日の報道によると、6月から東京電力をはじめ

大手電力会社7社による家庭向けの電気料金が

値上げされることが決定したようです。

値上げ幅は電力会社によって違いはあるものの、

2割〜4割ほどの値上げになるそうです。

燃料の原油の値上がりが根拠になっているようですが、

電気は生活に不可欠な要素の最たるモノの一つであり、

昨今の物価の上昇に追い打ちをかけるどころではないでしょう。

しかも、6月からの値上げということで、これから電気の

使用量が増えていく時期ということを考えると、

この負担は数字以上になるのは間違いないでしょう。

今年は温暖化の影響で、夏場を迎えて猛暑日が増えるとの

予報もあり、これからエアコンなどの空調施設を多用する

時期だけに、電気料金の値上げによる災難が降りかかることも

十分想定されるでしょう。

まだまだ、食料品などの値上がりが予定されているだけに

家計の負担は一層重くのしかかることでしょう。

新型コロナからの制約から徐々に解放されつつある反面、

物価高による生活負担は一層強まることを考えると、

気が重くなりますね。

はたして「値上げラッシュ」から「値下げラッシュ」への

転換は来るのでしょうか。


















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2023年05月13日

家計負担は増加の一方で企業の利益は最高益

報道によると、上場企業の23年3月期決算は純利益が

過去最高水準になる見通しのようです。

ちなみに、企業の売上高は前年比で14.2%増、営業利益は

4.2%の増加だそうです。

こんなニュースを聞くと、なんとなく違和感を覚えるのは

私だけでしょうか。

だって、歴史的な円安や資源高によるコスト高を理由に

昨年来の値上げラッシュが繰り返しおこなわれてきたわけで、

これによる家計の負担は増すばかりなのです。

今後も値上げが予定されている有り様ですよ。

ところが、一方では企業の最終的なもうけを示す純利益が

円安などを背景にして過去水準になるなんて、一体どういう

ことなんでしょうか。

消費者の負担は増える一方で、モノを売る企業は値上げで

採算を取るばかりでなく利益を上げているということですよね。

理解し難いことではないでしょうか。

やはり、この社会は企業論理が優先するのでしょうか。

今後も好調が続くと予想する企業が多いなか、その一方で

物価高による国内消費への悪影響が懸念されているようです。

企業の利益が過去最高水準に達しているならば、これからは

家計の負担を減らすように、「値下げラッシュ」に転じることは

ありえないのでしょうか。

企業利益の一部でも家計に還元してもらいたいものですね。


















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2023年04月28日

まだまだ続く値上げの波、いったいどこまで?

もういい加減にしてって言いたくなる

値上げの波ですが、2月4月に続いて5月からも

また「値上げラッシュ」のようです。

報道によれば、5月の食品値上げは約800品目、

6月には3,000品目の食品が値上げに踏み切る予定だ

そうですよ。

一体どこまで値上げがつづくのでしょうか。

もうこうなると、怒りというかあきらめしかない感じですね。

今年1月から7月までの期間に値上げ済みや値上げ予定の

食品の累計品目は2万825品目に及んでいるようです。

これは昨年度の同時期と比べ、約2倍だそうです。

このままで行くと、今年は昨年以上の値上がりが

避けられないでしょう。

ちなみに、昨年度の消費者物価指数は前年度に比べ

3.0%も上昇し、第2次石油危機以来41年ぶりの

高い伸びとなりました。

このままだと、今年度はそれ以上の上昇に

なりかねないでしょう。

もう国民は悲鳴しか出ない状況ではないでしょうか。

物価はどんどん上がり、それに比べ賃金はそれほど

上がってないのが現実のようです。

さて、どうなるのでしょうか。

先日の統一地方選挙では、今の物価高の中で、

国民の生活をいかに守るかが一つの争点として

争っていたのですが、是非選挙公約を実行してもらいたい

ものですね。

歴史的な物価高の中でいかに生活を守っていくのか、

当選した議員のみなさんには是非とも具体的な対策を

打ち出し施行してもらいたいものですね。


















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2023年04月01日

またまた値上げですか

今日から新年度が始まりました。

暖かい日差しのもとで桜満開の春の訪れを感じながら

新たなスタートを迎えています。

とは言え、この4月にまた値上げのニュース。

1〜2月に続いてまたまた値上げラッシュ。

4月から食品約5千品目の値上げが予定されているのです。

もう、うんざりですね。

食品値上げの波はとどまるどころか、勢いを増しているのです。

かたや、「異次元の少子化対策」が叫ばれるなか、

目の前の生活は一向に改善するどころか、負担が増すばかり。

ある試算によると、4月以降の食品値上げにより、23年度の家計負担は

前年度より年2万6千円も増えるとのことです。

食品以外でも値上げが止まらず、それらを含めると負担は

もっと増えるでしょう。

昨年からの値上げラッシュた併せて考えると、かなりの生活負担に

なっているのは間違いないでしょう。

目の前の生活はますます厳しくなるばかりで、子育て支援など

生活負担を軽減させるためのスピード感のある対策が急務では

ないでしょうか。

それにしても、値上げはいつまで続くのでしょうか。

新年度を迎え新たなスタートをきったのですが、なんだか

心苦しいスタートになりそうですね。














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