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2021年12月20日

現実味帯びてきたオミクロン株の市中感染

南アフリカで新型コロナウイルスのオミクロン株を

最初に報告して以来、またたく間に世界で感染拡大が

広がりをみせているのですが、すでに89ヵ国で感染が

確認されています。

米国や英国でも感染が急増しており、オミクロン株の

1日当たりの新規感染者は英国で1万人を超えているようです。

世界保健機関(WHO)は市中感染が起きている国々では

デルタ株をしのぐ速さで感染が広がっており、多くの

医療機関が急速にひっ迫する恐れがあると警告しています。

そんななか、日本でも確実にオミクロン株の感染者が

増えてきているようで、すでに80人を超えているのです。

水際対策を徹底するとしていますが、すでに市中感染が

起きているのは間違いないでしょう。

サッカー試合を観戦していた人がオミクロン株に感染していた

ことが伝えられていますが、濃厚接触は座席の周辺だけでは

ないはずですよね。

入場時や競技場での移動空間は勿論、行き帰りの交通機関などで

数多くの人と濃厚接触しているはずですよね。

陽性反応が出た入国者の場合も、徹底した隔離対策をしない

限り知らないうちに接触している人たちもいるはずです。

そう考えると、すでに市中感染が始まっているとみるのが

妥当ではないでしょうか。

ロックダウンでもしない限り、感染力がかつての変異株より

強いと言われているだけに、全国への感染拡大は

もう時間の問題ではないでしょうか。

決して危機感をあおるつもりはないのですが、欧米の

国々で急拡大しているオミクロン株の感染に対して

対岸の火のごとくでは済まないでしょう。

オミクロン株の把握がまだ十分でないようですが、

人の移動が集中する年末年始にかけて一気に広がる

可能性は否定できないでしょう。

国や自治体においては早めの対応が不可欠ではないでしょうか。


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posted by アプロ君 at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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