日本での感染者は直近の3週間で約50万人増えて
9月1日時点で150万人に達しました。
なかでも注目を引くのが、10代以下の感染者、
つまり20歳未満の新規感染者がこのところ
急増していることです。
報道によれば、7月末以降の一か月の間で10歳未満の
感染増加率は87%で、10代の増加率は79%に達して
いるのです。
実数では10代が約5万4千人で、10歳未満は約2万7千人と
なっています。
子供はコロナに感染しにくいとされてきましたが、
感染力の強い「デルタ株」に置き換わったことが
影響しているとみられているようです。
ワクチン接種が進みつつあると言われているのですが、
20歳未満の接種率はもっとも低く、ワクチン接種の
対象とされている12歳以上は殆ど1桁台に留まっているのが
現状のようです。
感染経路としては親や兄弟からの家庭内感染や学校での
教職員からの感染も少なくないようです。
そんななか、夏休みを終え9月1日から多くの地域で学校が
再開されており、ますます感染拡大が懸念されます。
最悪の場合、家庭内感染と学校での感染が同時進行して
感染の悪循環が起きかねないのです。
最近にきて若者の重症化が問題になってますが、子供の
感染拡大が重症化を招くことも十分ありえるのです。
また、自宅療養が問題視されているなか、子供から親や
兄弟への感染といった家庭内感染を増幅させる危険性も
あるでしょう。
こう考えると、9月以降、一層の感染拡大が大変懸念されますね。
各地域の自治体や学校での適切な対応が強く望まれるところでは
ないでしょうか。
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