2017年06月14日
英国金融政策発表前後のGBPJPY反応分析(2017年6月15日20:00発表結果検証済)
以下、「T.調査・分析」を事前投稿し、「U.結果・検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「U.結果・検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年6月15日20:00に英国金融政策「BOE政策金利」が発表されます。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
本指標で取引する上での注意点です。
指標定型分析の結果は次の通りです。
以上の分析結果に基づき以下のシナリオで取引に臨みます。
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正している、というのが実情です。
英国の政策金利は、英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)に決定権限があります。同委員会は、総裁1人・副総裁2人・行内委員2人・外部委員2人の合計9人で構成されています。
MPCは原則毎月第1水・木曜日の2日間開催され、2日目の正午に政策金利が発表されます。その2週間後に議事録を公表し、2月・5月・8月・11月には四半期インフレ報告書を発表しています。
MPCは、9人の意見が強く反映されるため、他の主要国(日米欧)と違って市場予想がアテにならないと言われています。この話をどこで見かけたかは忘れました。
現在の政策は次の通りです。
政策金利について、直近の改定は2016年8月に0.5%から0.25%に下れました。その前は2009年3月でした。このように、BOEはあまり頻繁に金利改定をしない、というイメージがあります。
量的緩和(QE)について、少なくとも2009年以降は規模を徐々に拡大し、直近では2016年8月に現在の4350億GBPに増やしました(いつQEを開始したのかは調べていません)。
がしかし、金融政策を頻繁に変更しないにも関わらず、本発表前後のGBPは大きく反応します。
過去のデータを見ると、利下げ予想が外れた2016年7月を除く前回まで過去24回の直後1分足跳幅だけでも、平均値は30pipsを超えています。
ちなみに、利下げ予想が外れた2016年7月の直後1分足跳幅は286pipsにも達していました。利下げ予想が外れたときの方が、実際に利下げされたときよりも反応が大きかったことはおもしろいですね。
政策金利に関して、市場予想通りに現状維持だった場合、声明における今後政策の文言で反応します。また、MPCメンバーのうち現状維持が何名いたかによって反応します。
四半期インフレ報告が公表されるときは、今後2年間のインフレ見通しと、今後3年間のGDP見通しが示されます。そのため、前回までの見通しからの変化に応じてGBPは反応します。
有名なエコノミストの情報力をもってしても、政策変更の市場予想が当たらないのです。指標発表前にはポジションを取らないことを薦めます。
以下の調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの26回分のデータに基づいています。
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
直前10-1分足や直前1分足の動きが大きいのでご注意ください。
こういう動きが大きく、明らかにプロフェッショナルが多く参加しているときには、利確できるときにさっさと利確しておいた方が良いでしょう。続けざまに読みを当てたり次の展開を予想することを、プロと競うべきではありません。
便乗できそうな癖を探す、何度も便乗しようとしない、駄目ならすぐ逃げる、がアマチュアの勝ち方です。
なお、損切の目安はいつもより大きく25〜30pipsとしておきます。
直近の高値・安値を参考にするのではありません。それはトレンドフォロー手法で取引する場合のやり方です。指標発表前後だけ取引する場合、指標発表時の過去の反応の大きさだけから損切も利確も決めるのです。利益は勝率で確保しましょう。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が73%です。方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは79%、終値同士で反応が伸びたことは74%です。
つまり、確率的には反応方向が確認でき次第、追撃ポジションを取得して直後11分足跳値を狙うのに適しています。
無理をしなくても、追撃で勝ちやすいのです。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
直前1分足の陰線率が85%となっています。がしかし、反応が大きくなることがあり、その予想がつかないため、ポジション取得は諦めます。
反応性分析に挙げた直後1分足と直後11分足の方向一致率を除けば、あるローソク足の方向がそれ以降に形成されるローソク足の方向を示唆している兆候はありません。
ただ、直前10-1分足と直後1分足の方向一致率が65%と、およそ3回の2回の割合で一致しています。幸い、本ブログ取引基準の70%に及びませんが、及んでも本発表では指標発表前のポジション取得を避けるべきです。
指標一致性分析は、調査期間において政策変更が1度しか行われていないので割愛します。
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以下は2017年6月15日23時頃に追記しています。
今回のMPCでは、前回も利上げを主張したフォーブス委員に加え、サンダース委員・マカファティー委員が利上げを主張しました。結果、現状維持5名と利上げ3名とに意見が分かれ、最終決定に3名が異論を唱えた政策が発表されたのは6年ぶりだそうです。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通り現状維持、反応は大きな陽線でした。
直後1分足の100pips反応は、調査期間において2番目に大きな反応でした。
取引結果は次の通りでした。
皆さん、うまく追撃して利確できたでしょうか。
私は初動でポジションが取得を見送ったため、発表から1分過ぎまでポジションが取れませんでした。
どうなるかわからない、が事前分析の結論です。
結果は現状維持だったものの、利上げを主張する委員が3名となり、それが大きな反応に結び付きました。1時間足の雲の上端(140.5付近)で反応が止まると思ったのですが、最終的に140.7付近(20:20過ぎ)までは伸びたようです(始値139.23付近)。一気に150pips駆け上がったことになります。
反応方向確認後の追撃がシナリオです。
正確な発表時刻はわかりませんが、20:00ちょうどには小さく陽線、約3-5秒後からどーんと跳ねました。いつもこうだったら勝ちやすいですね。
残念ながら、私は最初の数秒は方向を見極めようと思っていたので、対応が遅れました。その結果、発表から1分過ぎまでポジション取得が出来ませんでした。
がしかし、それでも十分でした。動きが激しい時期が過ぎてからの方が、高値掴みをするリスクは小さくなります。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
2017年6月15日20:00に英国金融政策「BOE政策金利」が発表されます。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
本指標で取引する上での注意点です。
- 発表前にポジションを持たないことを薦めます。もし政策変更になったらFOMCなんかよりもずっと大きく動きます。発表前にポジションを取らなくても追撃で稼げます。
直近では「市場予想に反して金利改定」という事例が2016年8月にありました。このときは、直前1分足が70pipsも陰線側に動きました。恐ろしいのはそれからです。このとき直後1分足は、陰線側・陽線側の両方に60pipsのヒゲを残して小さな陽線で終わったのです。だから、発表前にはポジションを持たない方が良いのです。そしてそれから10分足で、今度は跳幅100pips・値幅70pipsの陰線を形成しました。
また、調査期間内の過去最高は「市場予想に反して現状維持」のときの286pipsです(2016年7月)。あっという間に跳ねて、おそらく近くの逆指値損切注文は、かなりスリップしてしまったことでしょう(あるいは、逆指値注文が通らなかったでしょう)。
発表前にポジションを取らない、発表直後は焦って高値(安値)掴みをしない、少し落ち着いてから追撃する、です。
指標定型分析の結果は次の通りです。
- 反応性分析の結果は次の通りです。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が73%です。方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは79%、終値同士で反応が伸びたことは74%です。
つまり、確率的には反応方向が確認でき次第、追撃ポジションを取得して直後11分足跳値を狙うのに適しています。無理をしなくても、追撃で勝ちやすいのです。 - 反応一致性分析の結果は次の通りです。
直前1分足の陰線率が85%となっています。がしかし、反応が大きくなることがあり、その予想がつかないため、ポジション取得は諦めます。
反応性分析に挙げた直後1分足と直後11分足の方向一致率を除けば、あるローソク足の方向がそれ以降に形成されるローソク足の方向を強く示唆(70%以上)している兆候はありません。 - 指標一致性分析は、調査期間において政策変更が1度しか行われていないので割愛します。
以上の分析結果に基づき以下のシナリオで取引に臨みます。
- 反応方向を見極めてから追撃です。
市場予想に反して何らかの政策変更が行われた場合は、反応方向確認次第、複数回の追撃を行います。
市場予想通りに現状維持だった場合は、高値(安値)掴みを避けて、反応方向を見極めてから追撃します。それでも、直後1分足と直後11分足の終値の差の平均は18pips、直後1分足終値と直後11分足跳幅の差の平均は37pipsあります。
利確・損切の目安は25pips〜30pipsです。危ないと思うなら、その半分を想定して数秒で決済を繰り返しても構いません。
T.調査・分析
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。利確・損切の目安は、過去平均値を最近の反応の大小と見比べて感覚的に微修正している、というのが実情です。
【1. 指標概要】
英国の政策金利は、英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)に決定権限があります。同委員会は、総裁1人・副総裁2人・行内委員2人・外部委員2人の合計9人で構成されています。
MPCは原則毎月第1水・木曜日の2日間開催され、2日目の正午に政策金利が発表されます。その2週間後に議事録を公表し、2月・5月・8月・11月には四半期インフレ報告書を発表しています。
MPCは、9人の意見が強く反映されるため、他の主要国(日米欧)と違って市場予想がアテにならないと言われています。この話をどこで見かけたかは忘れました。
現在の政策は次の通りです。
政策金利について、直近の改定は2016年8月に0.5%から0.25%に下れました。その前は2009年3月でした。このように、BOEはあまり頻繁に金利改定をしない、というイメージがあります。
量的緩和(QE)について、少なくとも2009年以降は規模を徐々に拡大し、直近では2016年8月に現在の4350億GBPに増やしました(いつQEを開始したのかは調べていません)。
がしかし、金融政策を頻繁に変更しないにも関わらず、本発表前後のGBPは大きく反応します。
過去のデータを見ると、利下げ予想が外れた2016年7月を除く前回まで過去24回の直後1分足跳幅だけでも、平均値は30pipsを超えています。
ちなみに、利下げ予想が外れた2016年7月の直後1分足跳幅は286pipsにも達していました。利下げ予想が外れたときの方が、実際に利下げされたときよりも反応が大きかったことはおもしろいですね。
政策金利に関して、市場予想通りに現状維持だった場合、声明における今後政策の文言で反応します。また、MPCメンバーのうち現状維持が何名いたかによって反応します。
四半期インフレ報告が公表されるときは、今後2年間のインフレ見通しと、今後3年間のGDP見通しが示されます。そのため、前回までの見通しからの変化に応じてGBPは反応します。
有名なエコノミストの情報力をもってしても、政策変更の市場予想が当たらないのです。指標発表前にはポジションを取らないことを薦めます。
【2. 既出情報】
以下の調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの26回分のデータに基づいています。
(2-1. 過去情報)
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
直前10-1分足や直前1分足の動きが大きいのでご注意ください。
こういう動きが大きく、明らかにプロフェッショナルが多く参加しているときには、利確できるときにさっさと利確しておいた方が良いでしょう。続けざまに読みを当てたり次の展開を予想することを、プロと競うべきではありません。
便乗できそうな癖を探す、何度も便乗しようとしない、駄目ならすぐ逃げる、がアマチュアの勝ち方です。
なお、損切の目安はいつもより大きく25〜30pipsとしておきます。
直近の高値・安値を参考にするのではありません。それはトレンドフォロー手法で取引する場合のやり方です。指標発表前後だけ取引する場合、指標発表時の過去の反応の大きさだけから損切も利確も決めるのです。利益は勝率で確保しましょう。
【3. 定型分析】
(3-1. 反応性分析)
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は「反応性分析」をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が73%です。方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは79%、終値同士で反応が伸びたことは74%です。
つまり、確率的には反応方向が確認でき次第、追撃ポジションを取得して直後11分足跳値を狙うのに適しています。
無理をしなくても、追撃で勝ちやすいのです。
(3-2. 反応一致性分析)
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は「反応一致性分析」をご参照願います。
直前1分足の陰線率が85%となっています。がしかし、反応が大きくなることがあり、その予想がつかないため、ポジション取得は諦めます。
反応性分析に挙げた直後1分足と直後11分足の方向一致率を除けば、あるローソク足の方向がそれ以降に形成されるローソク足の方向を示唆している兆候はありません。
ただ、直前10-1分足と直後1分足の方向一致率が65%と、およそ3回の2回の割合で一致しています。幸い、本ブログ取引基準の70%に及びませんが、及んでも本発表では指標発表前のポジション取得を避けるべきです。
(3-3. 指標一致性分析)
指標一致性分析は、調査期間において政策変更が1度しか行われていないので割愛します。
【4. シナリオ作成】
巻頭箇条書きのシナリオの項をご参照願います。
以上
2017年6月15日20:00発表
以下は2017年6月15日23時頃に追記しています。
U. 結果・検証
【5. 発表結果】
今回のMPCでは、前回も利上げを主張したフォーブス委員に加え、サンダース委員・マカファティー委員が利上げを主張しました。結果、現状維持5名と利上げ3名とに意見が分かれ、最終決定に3名が異論を唱えた政策が発表されたのは6年ぶりだそうです。
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通り現状維持、反応は大きな陽線でした。
直後1分足の100pips反応は、調査期間において2番目に大きな反応でした。
(5-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
皆さん、うまく追撃して利確できたでしょうか。
私は初動でポジションが取得を見送ったため、発表から1分過ぎまでポジションが取れませんでした。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
どうなるかわからない、が事前分析の結論です。
結果は現状維持だったものの、利上げを主張する委員が3名となり、それが大きな反応に結び付きました。1時間足の雲の上端(140.5付近)で反応が止まると思ったのですが、最終的に140.7付近(20:20過ぎ)までは伸びたようです(始値139.23付近)。一気に150pips駆け上がったことになります。
(6-2. シナリオ検証)
反応方向確認後の追撃がシナリオです。
正確な発表時刻はわかりませんが、20:00ちょうどには小さく陽線、約3-5秒後からどーんと跳ねました。いつもこうだったら勝ちやすいですね。
残念ながら、私は最初の数秒は方向を見極めようと思っていたので、対応が遅れました。その結果、発表から1分過ぎまでポジション取得が出来ませんでした。
がしかし、それでも十分でした。動きが激しい時期が過ぎてからの方が、高値掴みをするリスクは小さくなります。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
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