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2019年03月01日
3月1日経済指標(結果検証済)
本日は、
時間不詳 2月集計分中国新車販売台数
10:45 2月集計分中国PMI
18:30 2月集計分英国製造業PMI
19:00 2月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国PCEコアデフレータ
24:00 2月集計分米国ISM製造業景況指数
の発表があります。
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・製造業景気指数52.0(52.8)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足13/9(10/5)
・直前1分足7/5(5/3)
・直後1分足20/15(13/9)
・直後11分足28/20(14/11)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・前年比+1.5%(+1.4%)
・コア前年比+1.1%(+1.1%)
事前差異判別式の解は△0.1です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足9/6(5/4)
・直後11分足16/10(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃ポジションをオーダーするなら、指標発表から1分を過ぎたら利確であれ損切であれ、さっさとポジションを解消した方が良いでしょう。
・再追撃を行うのは、直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
米国PCEコアデフレータ
市場予想(前回結果)
・PCEコアデフレータ前月比+0.2%(+0.1%)
・PCEコアデフレータ前年比+1.9%(+1.9%)
・個人消費△0.2%(+0.4%)
・個人所得+0.5%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△1.0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足3/2(2/1)
・直後1分足7/5(4/2)
・直後11分足12/9(7/5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・同月集計分のコアCPI前月比(12月集計分実態差異は0)・コアCPI前年比(同0)・小売売上高前月比(同△1.2%)は、いずれも先行性適用条件を満たしていません。よって、指標発表時刻を跨ぐポジションは見送ります。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・製造業景況指数55.5(56.6)
・受注指数ー(58.2)
・雇用指数ー(55.5)
・価格指数51.5(49.6)
事前差異判別式の解は△0.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足13/9(7/5)
・直後11分足18/13(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以下は3月2日に追記しています。
英国製造業PMI
黄色の列は方針外取引です。
直前10-1分足は何となく、逆張りは週足一目均衡表の雲上端に達したため反転を見込んだ取引です。
欧州HICP速報値
こりゃ動かない発表でした。
米国PCEコアデフレータ
これもまた動きませんでした。
米国ISM製造業景況指数
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
時間不詳 2月集計分中国新車販売台数
10:45 2月集計分中国PMI
18:30 2月集計分英国製造業PMI
19:00 2月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国PCEコアデフレータ
24:00 2月集計分米国ISM製造業景況指数
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・製造業景気指数52.0(52.8)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足13/9(10/5)
・直前1分足7/5(5/3)
・直後1分足20/15(13/9)
・直後11分足28/20(14/11)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
ーーー$€¥£A$ーーー
欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・前年比+1.5%(+1.4%)
・コア前年比+1.1%(+1.1%)
事前差異判別式の解は△0.1です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足9/6(5/4)
・直後11分足16/10(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃ポジションをオーダーするなら、指標発表から1分を過ぎたら利確であれ損切であれ、さっさとポジションを解消した方が良いでしょう。
・再追撃を行うのは、直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
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米国PCEコアデフレータ
市場予想(前回結果)
・PCEコアデフレータ前月比+0.2%(+0.1%)
・PCEコアデフレータ前年比+1.9%(+1.9%)
・個人消費△0.2%(+0.4%)
・個人所得+0.5%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△1.0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足3/2(2/1)
・直後1分足7/5(4/2)
・直後11分足12/9(7/5)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・同月集計分のコアCPI前月比(12月集計分実態差異は0)・コアCPI前年比(同0)・小売売上高前月比(同△1.2%)は、いずれも先行性適用条件を満たしていません。よって、指標発表時刻を跨ぐポジションは見送ります。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
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米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・製造業景況指数55.5(56.6)
・受注指数ー(58.2)
・雇用指数ー(55.5)
・価格指数51.5(49.6)
事前差異判別式の解は△0.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足13/9(7/5)
・直後11分足18/13(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以上
以下は3月2日に追記しています。
【事後検証】
英国製造業PMI
黄色の列は方針外取引です。
直前10-1分足は何となく、逆張りは週足一目均衡表の雲上端に達したため反転を見込んだ取引です。
ーーー$€¥£A$ーーー
欧州HICP速報値
こりゃ動かない発表でした。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国PCEコアデフレータ
これもまた動きませんでした。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造業景況指数
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
2019年02月28日
2月28日経済指標(結果検証済)
本日は、
10:00 2月集計分中国(Caixin)PMI
22:30 10-12月集計分米国四半期GDP速報値
があります。
今回の米国GDPは、従来の速報値と改定値が混じったような発表となります。以下は、過去の速報値発表時の分析を反映しています。
市場予想(前回確定値)
・前期比+2.6%(+3.4%)
・GDPデフレータ+1.7%(+1.5%)
・PCEデフレータ+1.6%(+1.6%)
・PCE+3.9%(+4.0%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/3(3/2)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足21/15(12/9)
・直後11分足24/17(15/10)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に3pips程度を狙います。
・直前10-1分足が形成され始めたら、陽線側+5pipsの位置に指値でショートを置き、利確の目安を3pipsとし、安全を見て指標発表5秒前にはこのポジションは決済します。
・指標発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。もし大きく伸びそうな気がしても、10pipsも取れたら利確です。
・追撃は、直後1分足が10pips未満のときに始め、同じ方向に直後11分足が20pipsぐらいまで伸びる頃には終えたいので、この間に何度か3pips強を狙うやり方にしましょう。
・直後1分足終値が付く頃に、実態差異と逆方向にポジションをオーダーし、直後11分足終値で決済します。途中含損が40pipsに達したら諦めます。
以下は2月28日23:30頃に追記しています。
米国GDP速報値
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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10:00 2月集計分中国(Caixin)PMI
22:30 10-12月集計分米国四半期GDP速報値
があります。
今回の米国GDPは、従来の速報値と改定値が混じったような発表となります。以下は、過去の速報値発表時の分析を反映しています。
市場予想(前回確定値)
・前期比+2.6%(+3.4%)
・GDPデフレータ+1.7%(+1.5%)
・PCEデフレータ+1.6%(+1.6%)
・PCE+3.9%(+4.0%)
事前差異判別式の解は△0.8です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/3(3/2)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足21/15(12/9)
・直後11分足24/17(15/10)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と同じ方向に3pips程度を狙います。
・直前10-1分足が形成され始めたら、陽線側+5pipsの位置に指値でショートを置き、利確の目安を3pipsとし、安全を見て指標発表5秒前にはこのポジションは決済します。
・指標発表直前に事前差異と同じ方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。もし大きく伸びそうな気がしても、10pipsも取れたら利確です。
・追撃は、直後1分足が10pips未満のときに始め、同じ方向に直後11分足が20pipsぐらいまで伸びる頃には終えたいので、この間に何度か3pips強を狙うやり方にしましょう。
・直後1分足終値が付く頃に、実態差異と逆方向にポジションをオーダーし、直後11分足終値で決済します。途中含損が40pipsに達したら諦めます。
以上
以下は2月28日23:30頃に追記しています。
【事後検証】
米国GDP速報値
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:米国GDP速報値
2019年02月27日
ヒマなので、カッコウの話です
カッコウはヨシキリの巣に卵を産む習性があります。その卵から孵ったカッコウの雛は、何とヨシキリの卵も雛も巣の外に捨ててしまう習性があります。気の毒なことに、ヨシキリの親鳥は巣に残ったカッコウの雛を育てる習性があります。
この「托卵関係」はかなり古くから知られていました。
ところがです。よくよく観察すると、一部のヨシキリはカッコウの卵を見分けて、巣からカッコウの卵を捨てていることが判明しました。すると驚くべきことに、一部のカッコウはヨシキリの卵そっくりの卵を産むようになっていたことも判明したのです。もっと驚くべきことに、一部のヨシキリは、それでもカッコウの卵を見分けて捨てていることも判明しました。
これらのことは事実ですが、あまり知られていません。もちろん、未だにカッコウに托卵されているヨシキリたちも、そのことを知りません。
もし、ヨシキリがカッコウの卵を見分ける能力が、カッコウがヨシキリの卵に似せて産卵する能力を上回れば、カッコウは絶滅に向かいます。その逆なら、ヨシキリは絶滅に向かいます。それを危惧した生物学者たちが必死に調べ上げたところ、同じ生存域で注意深いヨシキリか迂闊なヨシキリかの一方しか残っていない生存域は、少なくともアジアとヨーロッパに見られなかったそうです。
この状態を「両者の生存競争が平衡化している」と言います。
ではなぜ平衡化するのでしょう。
一部のヨシキリは、自分の卵の模様や形状の特徴を産卵1シーズン目こそ覚えていないものの、2シーズン目(あるいは3シーズン目)からは覚えているらしいのです。だから、カッコウの卵が一般的なヨシキリの卵に似ていても「自分の卵ではない」と識別できます。
カッコウがベテランのヨシキリに托卵すると失敗し、若いヨシキリに托卵すると成功しているから、平衡化していたのです。
残る疑問は、ヨシキリがカッコウの雛を育てている途中で、これは我が子ではないと識別する能力の有無です。もし識別能力があっても、ヨシキリには途中まで育てた子殺しができない、という可能性が残ります。だから、識別能力の有無はまだわかっていません。
無理矢理、FXの話に繋げます。識別能力を身につけて優しくない取引をしたいものです。
この「托卵関係」はかなり古くから知られていました。
ところがです。よくよく観察すると、一部のヨシキリはカッコウの卵を見分けて、巣からカッコウの卵を捨てていることが判明しました。すると驚くべきことに、一部のカッコウはヨシキリの卵そっくりの卵を産むようになっていたことも判明したのです。もっと驚くべきことに、一部のヨシキリは、それでもカッコウの卵を見分けて捨てていることも判明しました。
これらのことは事実ですが、あまり知られていません。もちろん、未だにカッコウに托卵されているヨシキリたちも、そのことを知りません。
もし、ヨシキリがカッコウの卵を見分ける能力が、カッコウがヨシキリの卵に似せて産卵する能力を上回れば、カッコウは絶滅に向かいます。その逆なら、ヨシキリは絶滅に向かいます。それを危惧した生物学者たちが必死に調べ上げたところ、同じ生存域で注意深いヨシキリか迂闊なヨシキリかの一方しか残っていない生存域は、少なくともアジアとヨーロッパに見られなかったそうです。
この状態を「両者の生存競争が平衡化している」と言います。
ではなぜ平衡化するのでしょう。
一部のヨシキリは、自分の卵の模様や形状の特徴を産卵1シーズン目こそ覚えていないものの、2シーズン目(あるいは3シーズン目)からは覚えているらしいのです。だから、カッコウの卵が一般的なヨシキリの卵に似ていても「自分の卵ではない」と識別できます。
カッコウがベテランのヨシキリに托卵すると失敗し、若いヨシキリに托卵すると成功しているから、平衡化していたのです。
残る疑問は、ヨシキリがカッコウの雛を育てている途中で、これは我が子ではないと識別する能力の有無です。もし識別能力があっても、ヨシキリには途中まで育てた子殺しができない、という可能性が残ります。だから、識別能力の有無はまだわかっていません。
無理矢理、FXの話に繋げます。識別能力を身につけて優しくない取引をしたいものです。
以上
2019年02月26日
2月26日経済指標
24日の米大統領の対中協議期限の延期発表に伴い、昨日はJPYが売られました。USDJPYは111円台に乗りました。一方、昨日のEURUSDはEURが買われています。
USDJPYのレジスタンスは、111.1円付近に2月13・14日の高値、111.4円付近に12月26日高値があります。
今日は、EURUSDが下げるときUSDJPY買、EUR上昇に戻るときUSDJPY解消でEURJPY買、といった繰り返しでしょうか。
本日は
19:00 BOE総裁発言
24:00 FRB議長上院証言・2月集計分米国CB消費者信頼感指数・1月集計分米国新築住宅販売件数
です。
24時はFRB議長証言が注目され、CBも新築住宅も関係ないでしょう。
指標での取引はしません。
USDJPYのレジスタンスは、111.1円付近に2月13・14日の高値、111.4円付近に12月26日高値があります。
今日は、EURUSDが下げるときUSDJPY買、EUR上昇に戻るときUSDJPY解消でEURJPY買、といった繰り返しでしょうか。
本日は
19:00 BOE総裁発言
24:00 FRB議長上院証言・2月集計分米国CB消費者信頼感指数・1月集計分米国新築住宅販売件数
です。
24時はFRB議長証言が注目され、CBも新築住宅も関係ないでしょう。
指標での取引はしません。
以上