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2019年03月10日
前週備忘、及び、3月11日〜3月15日経済指標
【前週備忘】
前週は、JPY>USD>AUD>GBP>EUR、の順に強く、先々週の、GBP>EUR>USD>AUD>JPY、とほぼ逆順になりました。
EURは、ECB理事会の利上げ延期(今年秋以降が来年以降)と経済見通しの引き下げで、大きく下げました。前週末には緩和策転換への地ならしが行われると囁かれていたため、ECB理事会以前の週明けからEURは売られていました。
GBPは、先々週まで離脱延期報道で買われる局面もありましたが、相変わらず中長期的に買うような状況ではありません。既にいくつかの金融機関やメーカーが英国拠点の縮小を表明しており、再国民投票でもない限り、いずれGBPは下げるでしょう。
AUDは、中国経済の成長率が下方修正され、豪州成長率も予想を大きく下回ったことで大きく売られました。
米国景気指標や個人消費や平均時給が改善しており、前週雇用統計の雇用者数が少なかった点はそれほど重視視していません。
米株価が下げたことで、何だか昨年後半のような状況が再来しそうな気もします。
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前週の成績を纏めておきます。
・事前分析成績は17勝7敗(分析採用回数24回、的中率71%)
・事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが9回、判定不可及び取引不可だったことが0回で、計9回です(33回の取引を事前準備し、うち24回で取引可能=方針採用率73%)
・過去分析に基づく事前方針に沿った取引は12勝6敗でした(勝率67%、事前準備した取引方針33回に対する方針実施率55%)
・それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は6勝1敗でした(全取引に対する方針順守率72%)
・取引時間は68分37秒、損益は+92.85pips、1分足1本当たりの損益は+1.4pips
【今週指標】
今週の経済指標は、米国物価指標ぐらいしか大きな発表がありません。このところ米国景気指標は価格指数だけ弱いことが多いため、発表前のUSDが弱くなる展開を予想しています。発表後は米株の動きに注意していたいと思います。
英国は12日に離脱延期採決が行われます。
3月11日(月)
21:30 1月集計分米国小売売上高
3月12日(火)
09:30 1月集計分豪州住宅ローン件数・2月集計分豪州NAB企業景況感指数
18:30 1月集計分英国月次GDP・1月集計分鉱工業生産指数・製造業生産指数・1月集計分貿易収支
21:30 2月集計分米国CPI
3月13日(水)
21:30 2月集計分米国PPI・2月集計分米国耐久財受注
3月14日(木)
11:00 2月集計分中国鉱工業生産・小売売上高
21:30 2月集計分米国輸入物価指数
23:00 2月集計分米国新築住宅販売件数
3月15日(金)
時間未定 日銀金融政策
21:30 3月集計分米国NY連銀製造業景気指数
22:15 2月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
23:00 3月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
以上
2月月次成績
FXを早く上達するための秘訣は「いつどんな場面でも勝てるようになること」を目指すことではありません。狙いを絞ることと、その絞り方を検討し続けることです。このブログは、その場面を経済指標発表前後に絞っています。
このブログでは、狙った経済指標発表前に取引方針を示しています。毎月、その成績を集計しています。
月次成績集計は、前月の米国雇用統計発表日を最終日として纏めています。以下は2月4日〜3月8日の分析及び取引の成績集計です。
前月の取引内容・結果は次の通りでした。
以下に、このブログを始めてからの成績を纏めておきます。
このブログでの指標発表前後の取引は、指標国の通貨の円クロス(xxxJPY)で行っています。これは、指標国通貨との円クロスでの取引の方が、事後差異(=発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率が高く、やや反応pipsが大きく、一般的にスプレッドもドルクロス(ドルストレートxxxUSD)よりpipsが小さいため、です。
指標発表の直前・直後に限る限り、円クロスでの取引の方がドルクロスでの取引より有利です。
下表をご覧ください。
下表では、事後差異と直後1分足の方向一致率が高い状態が続いているかどうかを確認し続けています。事後差異がプラスならば(指標結果が良ければ)直後1分足が陽線、マイナスなら陰線で反応する素直さが期待できなければ、指標分析は取引の役に立ちません。そのため、継続して素直さが維持されていることを確認しています。
当月は多忙で、xxxUSDでの記録が4回しかできていません。その結果、xxxUSDの方がxxxJPYより方向一致率が高くなりました。
けれども、こうした集計を始めてからでは、xxxJPYの方がxxxUSDよりも8%も方向一致率が高いことがわかります。この差がなぜ生じるのかはわかりません。
指標結果の良し悪しに素直に反応するなら、指標を分析することが指標発表前後の取引で勝つことに繋がります。但し、高い再現性で素直さが期待できるのは直後1分足だけです。
その他の発表前後の時間帯は、指標毎に前回結果・市場予想・発表結果の各大小関係や、指標発表直前10分のローソク足方向や、発表直後の反応の伸び方に特徴が多々見受けれます。そうした特徴に対し、下表〇が一致(特徴=過去の傾向通り=分析通り)、✕が不一致、と採点します。
方針採用率は今年になってから昨年より下がっているものの、期待的中率(〇の比率)は改善しています。過去の失敗を活かして取引方針の改訂が行うほど、この傾向は今後も強まると思われます。
けれども、過去の傾向の分析の改訂を重ね、より確かな場面での取引を志向し続ければ、取引の前提は少しずつ限定されていきます。だから、いつかは勝率(ここでは〇の比率)が高まっているのに、取引回数が減って収益が減る特異点みたいな比率が方針採用率と期待的中率に表れてくるはずです。
きっとそのとき、投資にとって望ましいリスクの取り方が見えてくる気がします。
経済指標発表前後の取引では、事前分析の期待的中率が高くても、実際の取引で期待的中率に見合うだけ勝てるとは限りません。方向を当てるだけでなく、利確や損切を行う程度も適切でなければ勝てません。
このブログでの分析方法だと、方向の期待的中率ほど程度の期待的中率は高くありません。だから、分析記事では、何pipsで利確や損切するか、過去の平均値を踏まえた目安として示しています。
どれだけチャートが動くかという程度の問題は、指標発表時点のレートとレジスタンス等のチャートポイントとの位置関係や、そのときどきのファンダメンタル(ボラティリティを含む)が関係します。そして何より、自分のポジションの発注・解消のタイミングと、FX会社毎のスリップやスプレッドの多寡が関係します。
よって、事前に行う指標分析で有利に取引に臨むことができても、何pips稼げるか(失うか)は練習して身につけるしかありません。
下表は、実際の取引での勝率(利確回数の比率)です。集計は、方針に沿った取引の成績と、方針に示していなかった取引(方針外取引)の成績、について行っています。
方針外取引の成績が高いのは、主に、当日のトレンド方向と、指標発表前後に市場予想や発表結果によって発生したトレンド方向が一致しているとき、便乗して取引しているため、高い勝率となります。が、これは事前に示せません。
やはり、着実に収益を得るには方針に沿った取引で勝率を稼ぐのが一番です。事前方針に沿って取引して勝てるようになれば、そのときどきの「状況」で方針外取引も勝てるようになるものだと思います。
前月の過去傾向に基づく実際の取引での勝率は76%、方針外取引も含む総合成績は80%でした。2019年はまだ2か月分ですが、事前取引方針に基づく勝率も方針外取引での勝率も、2018年より上昇しています。悪くありません。
ともあれ、この勝率を維持する限り、分析を外したときに潔く損切をきちんと行えば、中長期の損益がマイナスになることはないでしょう。
下表に、取引時間と損益pipsを整理しておきます。
損切判断のストレスを軽減して損切を着実に行うためには、ポジションオーダー時点の根拠をしっかりしておくことです。しっかりした根拠に基づく取引での勝率が、取引場面での確率的再現性に基づくことさえ理解しておけば、余計なことを考えずに済みます。
このブログで何度も繰り返し強調していることは、初心者や我々アマチュアがポジション解消のタイミングを損小利大となるように選ぶより、個々のポジションでの勝率だけに拘る方が良い、という点です。そして、ポジション保有時間をチャートを見ている短時間に集中し、経済指標のように原因と結果の因果関係が見込める場面を選んで取引することが大事です。
何度でも繰り返します。
FXを早く上達する秘訣は「いつどんな場面でも勝てるようになること」を目指すことではありません。狙いを絞ることと、その絞り方を検討し続けることです。
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このブログでは、狙った経済指標発表前に取引方針を示しています。毎月、その成績を集計しています。
月次成績集計は、前月の米国雇用統計発表日を最終日として纏めています。以下は2月4日〜3月8日の分析及び取引の成績集計です。
【前月成績要点】
前月の取引内容・結果は次の通りでした。
- 事前分析成績は41勝13敗(分析採用回数54回、的中率76%)
- 事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが28回、判定不可及び取引不可だったことが10回で、計38回です(92回の取引を事前準備し、うち54回で取引可能=方針採用率59%)
- 過去分析に基づく事前方針に沿った取引は27勝12敗でした(勝率69%、事前準備した取引方針92回に対する方針実施率42%)
- それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は19勝2敗でした(全取引に対する方針順守率65%)
- 前月の取引時間は145分25秒、損益は+251.81pips、1分足1本当たりの損益は+1.7pips
以下に、このブログを始めてからの成績を纏めておきます。
【指標結果の良し悪しと反応の素直さ】
このブログでの指標発表前後の取引は、指標国の通貨の円クロス(xxxJPY)で行っています。これは、指標国通貨との円クロスでの取引の方が、事後差異(=発表結果ー市場予想)と直後1分足の方向一致率が高く、やや反応pipsが大きく、一般的にスプレッドもドルクロス(ドルストレートxxxUSD)よりpipsが小さいため、です。
指標発表の直前・直後に限る限り、円クロスでの取引の方がドルクロスでの取引より有利です。
下表をご覧ください。
下表では、事後差異と直後1分足の方向一致率が高い状態が続いているかどうかを確認し続けています。事後差異がプラスならば(指標結果が良ければ)直後1分足が陽線、マイナスなら陰線で反応する素直さが期待できなければ、指標分析は取引の役に立ちません。そのため、継続して素直さが維持されていることを確認しています。
当月は多忙で、xxxUSDでの記録が4回しかできていません。その結果、xxxUSDの方がxxxJPYより方向一致率が高くなりました。
けれども、こうした集計を始めてからでは、xxxJPYの方がxxxUSDよりも8%も方向一致率が高いことがわかります。この差がなぜ生じるのかはわかりません。
【ポジション毎の取引方針の的中率】
指標結果の良し悪しに素直に反応するなら、指標を分析することが指標発表前後の取引で勝つことに繋がります。但し、高い再現性で素直さが期待できるのは直後1分足だけです。
その他の発表前後の時間帯は、指標毎に前回結果・市場予想・発表結果の各大小関係や、指標発表直前10分のローソク足方向や、発表直後の反応の伸び方に特徴が多々見受けれます。そうした特徴に対し、下表〇が一致(特徴=過去の傾向通り=分析通り)、✕が不一致、と採点します。
方針採用率は今年になってから昨年より下がっているものの、期待的中率(〇の比率)は改善しています。過去の失敗を活かして取引方針の改訂が行うほど、この傾向は今後も強まると思われます。
けれども、過去の傾向の分析の改訂を重ね、より確かな場面での取引を志向し続ければ、取引の前提は少しずつ限定されていきます。だから、いつかは勝率(ここでは〇の比率)が高まっているのに、取引回数が減って収益が減る特異点みたいな比率が方針採用率と期待的中率に表れてくるはずです。
きっとそのとき、投資にとって望ましいリスクの取り方が見えてくる気がします。
【事前取引方針に基づく実戦成績】
経済指標発表前後の取引では、事前分析の期待的中率が高くても、実際の取引で期待的中率に見合うだけ勝てるとは限りません。方向を当てるだけでなく、利確や損切を行う程度も適切でなければ勝てません。
このブログでの分析方法だと、方向の期待的中率ほど程度の期待的中率は高くありません。だから、分析記事では、何pipsで利確や損切するか、過去の平均値を踏まえた目安として示しています。
どれだけチャートが動くかという程度の問題は、指標発表時点のレートとレジスタンス等のチャートポイントとの位置関係や、そのときどきのファンダメンタル(ボラティリティを含む)が関係します。そして何より、自分のポジションの発注・解消のタイミングと、FX会社毎のスリップやスプレッドの多寡が関係します。
よって、事前に行う指標分析で有利に取引に臨むことができても、何pips稼げるか(失うか)は練習して身につけるしかありません。
下表は、実際の取引での勝率(利確回数の比率)です。集計は、方針に沿った取引の成績と、方針に示していなかった取引(方針外取引)の成績、について行っています。
方針外取引の成績が高いのは、主に、当日のトレンド方向と、指標発表前後に市場予想や発表結果によって発生したトレンド方向が一致しているとき、便乗して取引しているため、高い勝率となります。が、これは事前に示せません。
やはり、着実に収益を得るには方針に沿った取引で勝率を稼ぐのが一番です。事前方針に沿って取引して勝てるようになれば、そのときどきの「状況」で方針外取引も勝てるようになるものだと思います。
前月の過去傾向に基づく実際の取引での勝率は76%、方針外取引も含む総合成績は80%でした。2019年はまだ2か月分ですが、事前取引方針に基づく勝率も方針外取引での勝率も、2018年より上昇しています。悪くありません。
ともあれ、この勝率を維持する限り、分析を外したときに潔く損切をきちんと行えば、中長期の損益がマイナスになることはないでしょう。
下表に、取引時間と損益pipsを整理しておきます。
損切判断のストレスを軽減して損切を着実に行うためには、ポジションオーダー時点の根拠をしっかりしておくことです。しっかりした根拠に基づく取引での勝率が、取引場面での確率的再現性に基づくことさえ理解しておけば、余計なことを考えずに済みます。
このブログで何度も繰り返し強調していることは、初心者や我々アマチュアがポジション解消のタイミングを損小利大となるように選ぶより、個々のポジションでの勝率だけに拘る方が良い、という点です。そして、ポジション保有時間をチャートを見ている短時間に集中し、経済指標のように原因と結果の因果関係が見込める場面を選んで取引することが大事です。
何度でも繰り返します。
FXを早く上達する秘訣は「いつどんな場面でも勝てるようになること」を目指すことではありません。狙いを絞ることと、その絞り方を検討し続けることです。
以上
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2019年03月08日
3月8日経済指標(結果検証済)
8日は
22:30 2月集計分米国雇用統計
が発表されます。
米国雇用統計
市場予想(前回結果)
・NFP増減+18.1万人(+30.4万人)
・失業率3.9%(4.0%)
・平均時給前月比+0.3(+0.1%)
事前差異判別式の解は△14.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2:4/2)
・直前1分足11/8(3/2:3/1)
・直後1分足40/30(21/15:24/11)
・直後11分足49/33(25/17:24/10)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
・NFP増減と平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
前月発表NFP増減は+30.4万人で、過大反動が期待できます。指標発表直前にショートします。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以下は3月8日24時頃に追記しています。
米国雇用統計
NFPを除けば決して悪い結果ではなかったものの、陰線での反応となりました。取引したUSDJPYでなく、EURUSDの方では、一時EUR売優勢(22:33〜22:37の間)にもなり、発表後は難しい展開となっていました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
22:30 2月集計分米国雇用統計
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国雇用統計
市場予想(前回結果)
・NFP増減+18.1万人(+30.4万人)
・失業率3.9%(4.0%)
・平均時給前月比+0.3(+0.1%)
事前差異判別式の解は△14.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2:4/2)
・直前1分足11/8(3/2:3/1)
・直後1分足40/30(21/15:24/11)
・直後11分足49/33(25/17:24/10)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsぐらいで良いでしょう。
・NFP増減と平均時給のどちらかに過大反動が期待できるとき、もう一方の事前差異が過大反動方向と同じとき、その方向にポジションをオーダーします。発表直後の跳ねで利確/損切です。
前月発表NFP増減は+30.4万人で、過大反動が期待できます。指標発表直前にショートします。
・発表直後の追撃は早期開始、早期終了です。
・直後1分足跳幅が70pipsに達したら、同終値がつく頃まで待って追撃し15pipsの利確を狙います。但し、直後11分足終値がつくまで伸び続けたことは少なく、発表から数分で15pipsの利幅に達しなければ、どこかで決済しておいた方が良いでしょう。
・直後1分足終値を基準に、それを上回れば直後1分足終値に向けた戻しを狙って指標結果に対し逆張り、下回れば再反転して直後1分足終値に向けて指標結果に対し順張りの機会を窺います。目安は3pips程度を狙える場合です。
以上
以下は3月8日24時頃に追記しています。
【事後検証】
米国雇用統計
NFPを除けば決して悪い結果ではなかったものの、陰線での反応となりました。取引したUSDJPYでなく、EURUSDの方では、一時EUR売優勢(22:33〜22:37の間)にもなり、発表後は難しい展開となっていました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
タグ:米国雇用統計
2019年03月06日
3月7日経済指標(結果検証済)
7日は
09:30 1月集計分豪州小売売上高・1月集計分豪州貿易収支
21:45 ECB金融政策
22:30 ECB総裁会見・1月集計分米国貿易収支
が発表されます。
米国貿易収支は取引しません。
豪州小売売上高・豪州貿易収支
チャートへの影響力は、小売>貿易収支、です。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3(△0.4)
事前差異判別式の解は+0.7です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足6/3(5/2)
・直前1分足4/3(4/2)
・直後1分足16/12(15/12)
・直後11分足20/15(19/14)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異がプラスのときショートをオーダーです。
・予め、本指標同月集計分と3か月前集計分のWestpac消費者信頼感指数の値を確認しておきましょう。Westpac消費者信頼感指数が+3以上/△3以下ならば、指標発表直前にその符号と同じ方向にポジションをオーダーし、10pipsで利確/損切です。発表から1分以内に決済します。同月集計分と3か月前集計分の+3以上と△3以下のように矛盾する場合は、3ヶ月前集計分の結果を優先します。
本指標今回と同月集計分(1月集計分)のWestpacは△4.7、3か月前集計分(10月集計分)は+1.0です。同月集計分が△3以下なので、指標発表直前にショートです。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始します。高値掴みを避けるためには、12pipsを超えて反応を伸ばしていたら、もう拙速な追撃ポジション取得は避けた方が良いでしょう。その場合、直後1分足終値で追撃開始し、数分以内に利確/損切です。
・直後1分足終値が20pips以上なら、その時点で追撃を開始します。そして、含益が11pipsに達するか、直後11分足終値で利確します。損切の目安も11pipsで良いでしょう。
ECB金融政策
今回は、今年秋の利上げを止めて、ひとまず緩和施策に戻すための地ならしが行われる、との観測があります。
取引方針は、
・直前10-1分足はショート
・定時後の追撃で10pips
です。
以下3月8日に追記しています。
豪州小売
前日の低い成長率によるAUD売が大きかったせいか、予想を下回る低調な結果にも関わらず、発表直後しかAUDは売られず、すぐに陽線側へと転じました。
ECB金融政策
ECB理事会声明の要点は、
でした。
EURはECB総裁会見を挟んでこのあと、翌8日夕方欧州時間までに対JPYで200pips程度・対USDで100pips強売られました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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09:30 1月集計分豪州小売売上高・1月集計分豪州貿易収支
21:45 ECB金融政策
22:30 ECB総裁会見・1月集計分米国貿易収支
が発表されます。
米国貿易収支は取引しません。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州小売売上高・豪州貿易収支
チャートへの影響力は、小売>貿易収支、です。
市場予想(前回結果)
・前月比+0.3(△0.4)
事前差異判別式の解は+0.7です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年:2019年)
・直前10-1分足6/3(5/2)
・直前1分足4/3(4/2)
・直後1分足16/12(15/12)
・直後11分足20/15(19/14)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異がプラスのときショートをオーダーです。
・予め、本指標同月集計分と3か月前集計分のWestpac消費者信頼感指数の値を確認しておきましょう。Westpac消費者信頼感指数が+3以上/△3以下ならば、指標発表直前にその符号と同じ方向にポジションをオーダーし、10pipsで利確/損切です。発表から1分以内に決済します。同月集計分と3か月前集計分の+3以上と△3以下のように矛盾する場合は、3ヶ月前集計分の結果を優先します。
本指標今回と同月集計分(1月集計分)のWestpacは△4.7、3か月前集計分(10月集計分)は+1.0です。同月集計分が△3以下なので、指標発表直前にショートです。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始します。高値掴みを避けるためには、12pipsを超えて反応を伸ばしていたら、もう拙速な追撃ポジション取得は避けた方が良いでしょう。その場合、直後1分足終値で追撃開始し、数分以内に利確/損切です。
・直後1分足終値が20pips以上なら、その時点で追撃を開始します。そして、含益が11pipsに達するか、直後11分足終値で利確します。損切の目安も11pipsで良いでしょう。
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ECB金融政策
今回は、今年秋の利上げを止めて、ひとまず緩和施策に戻すための地ならしが行われる、との観測があります。
取引方針は、
・直前10-1分足はショート
・定時後の追撃で10pips
です。
以上
以下3月8日に追記しています。
【事後検証】
豪州小売
前日の低い成長率によるAUD売が大きかったせいか、予想を下回る低調な結果にも関わらず、発表直後しかAUDは売られず、すぐに陽線側へと転じました。
ーーー$€¥£A$ーーー
ECB金融政策
ECB理事会声明の要点は、
- 政策金利は据え置き
- 従来の「秋以降に利上げ」の見解を「少なくとも年末まで過去最低の現行水準を維持(利上げは来年以降)」に修正するとともに、貸出条件付き長期資金供給オペ第3弾(TLTRO-V)を9月から実施することを表明
- これら修正・表明の背景として、ECBによる2019年成長率予想を+1.1%(2018年12月予想では+1.7%)、2019年インフレ率を+1.2%(同+1.6%)、に引き下げ
でした。
EURはECB総裁会見を挟んでこのあと、翌8日夕方欧州時間までに対JPYで200pips程度・対USDで100pips強売られました。
以上
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