以前に放送されたアニメの「悪魔くん」(1989年)では、登場する12使徒のメンバーが、原作マンガ「最新版 悪魔くん」(1988年)のものとも微妙に異なっていました。
そのうちの一人、原作マンガの鳥人。
![鳥人.jpg](/anu/file/undefined/E9B3A5E4BABA-thumbnail2.jpg)
水木氏の著書「妖怪世界編入門」(小学館)で紹介されていた妖怪らしいのですが、「妖怪世界編入門」のものとはルックスが大幅に異なります。
どうやら、その容姿は、イースター島に残されている鳥人のレリーフが使用されたらしいです。
![イースター.jpg](/anu/file/undefined/E382A4E383BCE382B9E382BFE383BC-thumbnail2.jpg)
ところが、この鳥人、実際にアニメが始まりますと、12使徒の一人としては使ってもらえませんでした。
代わりに、採用されたのが、鳥乙女です。原作マンガの方でも、いつの間にか、鳥人は鳥乙女に置き換えられていました。
![鳥乙女.jpg](/anu/file/undefined/E9B3A5E4B999E5A5B3-thumbnail2.jpg)
この鳥乙女も、元々は、水木氏の著書「世界の妖怪100話」(小学館)で紹介されていたキャラクターなのですが、やはり、ルックスやキャラ設定は大胆にアレンジされています。
水木マンガ的には、鳥人でも違和感はなかったのですが、アニメとしては、この変更は正解だったと思います。
12使徒にバラエティさを持たす目的で、「アニメっぽい美少女キャラ」を加えたのでしょう。ただし、この鳥乙女のルックスは、あまりにも非・水木タッチです。ほんとに、水木先生がデザインしたのでしょうか?
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