2015年08月08日
「キャリー」を日本で作るなら?(その4)
「リング」や「呪怨」をハリウッドでリメイクするぐらいなのだから、逆に「キャリー」を日本で作らせてもらうのも無茶な話ではあるまい。
その場合、一番気になるのは、やはりキャスティングだ。
私が監督だったら、まず、母親マーガレット・ホワイト役は、高畑淳子にお願いする。今の日本の映画界では、この大役にぴったりな女優は、もはや彼女以外は考えられまい。
そして、主役のキャリー役だが、これがなかなか悩む部分なのだ。好みの若手女優さんを勝手にチョイスしても、キャリーを見事に演じられるとは限らないからだ。
一昔前なら、宮崎あおいを推していたところである。彼女なら、最高のキャリーを演じれたはずだろう。実際、彼女は「富江 最終章-禁断の果実-」で見事ないじめられっ子キャラを演じてみせている。
しかし、今では、彼女も少し歳をとり過ぎてしまった。シシー・スペイセクも26歳でキャリーを演じたかもしれないが、だからと言って、今の宮崎あおいに高校生役をやらせようと言うのも酷な話であろう。
宮崎あおいがダメなら、彼女に匹敵するぐらいの超実力派女優と言えば、もう10年ほど待って、芦田愛菜が女子高生役ができるようになるまで待たなくちゃダメって事かな?
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