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2018年04月19日

セクハラ官吏が勝つ道は?

 「被害者女性め、名乗り出られないなら、名誉毀損で訴えてやるぞ」みたいな事を言ってやがったセクハラ官吏が、一夜にして、「ほら出てきてやったぞ。名誉毀損で訴えるんだったら訴えてみやがれ」と言われる立場に追い込まれてしまって、もう楽しくて仕方がありません。自分が悪いことをしておきながら、力づくで被害者をねじ伏せようとする奴は、みんな、こうなればいいんです。いじめた奴がいじめられる。まさに、私がいつも主張しているいじめっ子カーストの図式です。

 このセクハラ官吏のバカっぷりをもっと責め立ててもいいのですが、それは他の皆がやってますし、ここは、このセクハラ官吏がどうすれば無罪になれるかを検証してみましょう。

 問題は、証拠の音声テープです。被害者が名乗り出た以上、被害者の声も収録された完全版の音声テープも公表されるでしょう。それをそのまま使われたら、とてもじゃないけど、セクハラじゃないと言い張って、勝つ事はできません。

 そこで、この音声テープを無効にする方法としては、このテープが細工されたものであったと言う証明ができればいいのですが、それは科学的に調べてもらえば、簡単に出来てしまいます。その事は被害者サイドも十分に承知でしょうし、科学的に解析される事も覚悟の上で、公表したのでしょう。つまり、細工されたものでは絶対にありえないと言う事です。

 セクハラ官吏にしてみれば、自分の息のかかった財務省関連の研究施設にでもテープの分析を任せれば、うまくごまかせるとでもタカをくくっていたのかもしれませんが、今となっては、そんな不正もできません。

 となると、苦しい言い逃れでずっと口走っている「全体を見れば、セクハラじゃなくなる」を立証するしかなくなるのですが、はっきり言って、あのテープの内容に何を付け足せば、セクハラじゃなくなるのでしょう?

 これは推測ですが、被害者女性の所属組織である某テレビ局が、セクハラ官吏から情報を引き出すために、この被害者女性に対して何をしてもいいよ、みたいな事をセクハラ官吏にあらかじめ提言していたのかもしれません。とすれば、責任の所在を某テレビ局になすりつける事も可能なのですが、この某テレビ局が急に手のひらを返して、被害者側についてしまいました。当然、某テレビ局がセクハラ官吏にセクハラ行為を容認した事を立証できる証拠もどこにも残っていないでしょう。

 さあ、八方ふさがりです。セクハラ官吏が、この後、どんなアクロバットな言い訳をして、罪逃れをしようとするか、お手並み拝見といたしましょう。
posted by anu at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ
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