大図鑑に載ってないクワガタたち（主に）

Yosemiteインストールのカーネルパニック地獄から抜け出した方法の備忘録です。

Core i世代の自作PCでの設定方法はググればたくさん出てきますが、
Core２世代の記事は見当たらず、Core i世代の通常の設定ではインストールできませんでした。
旧世代のPCでHackintoshに挑戦してうまくいかなかった方の参考にもなればと思います。
※当方はこの方法で問題なくインストールできましたが、環境によってはだめかもしれません。


PCのスペック
Dell　OptiPlex 755 SF
CPU：Core 2 Duo　E7200
チップセット：Q35 Express+ICH9DO
メモリ：DDR2-800　４GB（１GB×４）
グラボ：Radeon HD 2400 XT

Snow Leopardはi bootで動くようになったので、どうせなら最新OSのYosemiteも弄ってみたいのでインストールを試みてみました。
Snow Leopard環境からYosemiteにアップデートはできないので、
Uni Beastなどを使ってクリーンインストールという形になります。



とりあえずやり方をググって、仮想環境のSnowLeopardでUni BeastでインストールUSBを作ってさっそくインストール！

カーネルパニック・・・

気を取り直して再起動→「-x」と打ち込んでセーフモードにしてみる。
やっぱりカーネルパニック・・・

PCを最小構成にしなくちゃ駄目かと思い、いろいろ外してみる。

・・・カーネルパニック

メモリーを2枚指しにしたり、USBの指す場所を変えてみたりしても変わらず・・・
インストースUSBがちゃんと制作できてないのかと思い、
USB作成→インストール→カーネルパニックの繰り返し。（20回以上）

Uni Beastが駄目なのかと思い別の方法で。
Clover EFI bootloaderは旧世代PCのためUEFI をサポートしてないので、
Trans Macを使って試みるも・・・カーネルパニック。
仮想環境にYosemiteを入れた時に作ったISOファイルを使って、
i bootでインストールできないかとも思いましたが無理でした。
海外の記事のOptiplex 755にインストールする方法を参考にして、
chameleon.boot.plistを書き換えてみるもうまくいかず。

心が折れそうになるも、SnowLeopardを入れた時にibootでは駄目でi boot Legacyでうまくいったことを思い出し、
BiosでSataの設定をAHCI→Legacyに変えてみる。（通常はAHCIで設定）

Uni BeastでUSB作成して改めて挑戦。
一応「-x」を打ち込んでセーフモードで。
結果・・・・・・ブートローダー起動！！


インストール先の選択でなぜか内蔵HDDが認識されないので、USB変換で外付けにしてHDDにインストール。
→再起動
※再起動時に外付けにしたHDDを内蔵に戻す。そうしないとまだブートローダーが入ってないHDDの方を読み込んでしまいます。

→エラー
・・・・・・。
最初からインストール作業してみるも、再起動してから途中でエラー。
・・・・・・・・・。

とりあえずブートローダーが起動できる設定がわかったので、
Trans MacでYosemite Zon.dmgを使ったインストールに変えてみる。
[参考] 【Hackintosh】WindowsだけでOS X Yosemiteをインストールする方法 Yosemite Zone
※Yosemite Zone 10.10.1.dmgは登録しなくても、別にダウンロードサイトはあります。いちおうダウンロードは自己責任で。


Yosemite Zoneでインストール開始。

運命の再起動後もあっけなく進み・・・


無事にYosemiteインストール完了！！

Yosemite Zoneで不足しているドライバ(kexts)をMulti Beastで入れて、
起動しなくなる状況を防ぐためにとりあえずPikeYoseFixをインストール。
[参考] MacPro A1186(2006) – OS X 10.10 Yosemiteから10.10.2へのアップデート
とりあえず動くようになりました。


ついでに別のHDDにNiresh MavericksでMavericksもインストールしてみました。
現在ではMavericks.appが入ってるMacを持ってるか持ってる知り合いがいなければ、
dmgファイルをネットで見つけるしかMavericksを使う方法はないです。


Mavericksをインストールした時はグラボやDVDドライブなどつけたままでしたが問題ありませんでした。
結果、SATAをLegacyモードにする ことでOKでした。


一応は動きますが、Legacyモードでないとブート時にカーネルパニックになります。
SnowLeopardの方はAHICでブートしますので何かKentsを入れる必要があるのかも。
SnowLeopardの方は適当にKentsを入れちゃったのでどれかわかりません。

しばらくいじってみましたが、
SnowLeopard・Mavericksは安定サクサクなのですが、
Yosemiteは画面がちらついたり カーソルの動きが仮想環境で使っているような感じだったりと
あまり安定してないような感じです。
メモリを8GBにしてみるもあまり変わらず。
もっと設定を煮詰める必要があるのかも。