アニメ偉言

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タラン「エレックは気分屋だ。何でもありだ」

春晴以上に能天気で強い挑戦者、エレック。
このまま主人公の座も奪い取ってしまうのではないかという勢いだ。

春晴「磁フドウを倒さない限り、
エレックに勝ったとは言えねえ!」

それでも春晴は主人公らしく真正面から。
いや、真横から磁フドウを崩しにかかる。
士ドラガオンのアタックで、磁フドウはゲートカードごと浮き上がった。
が、倒すには到らず。

前からでも駄目、横からも駄目。
次に春晴が取った作戦は…

春晴「真正面から、力いっぱい真っ向勝負!」

不利であることなどお構いなし。
態度で状況をタイに持ち込む春晴はやはり主人公だ。
それを受けてたつエレックも、ライバルとして申し分がない。

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結果、勝ったのはエレックだった。
春晴は士ドラガオン二次元で磁フドウをゲートカードごとひっくり返したものの、
磁フドウはダブルマグネットでしっかりとゲートカードにくっついていた。

マスター・シモは春晴の勝負魂を評価したが、
負けた当の春晴は少々落ち込んでいるぞ。

勝ったエレック（帯電体質）は大喜びで爆丸道場を痺れさせるのだった

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エレック「爆テク『Wマグネット』!」

磁フドウは、マグネットを2つ搭載した爆丸だった。
次にエレックがダブルスタンドしたらラストワン。
春晴がそれを阻止するには、磁（ジバ）フドウをクリティカルKOするしかない。

ところがエレックは、もう1つの爆丸「門（アクト）ジール」を
見せびらかせるために、別のカードにスタンドさせる。

ニビル「もしかして、
自分の爆丸を見せびらかすために、
わざとシングルスタンドさせたの?」

タラン「そういえば、
昔から何の考えもなしに、
そういうことをする奴だった」

春晴とはまた違った意味で天然、天真爛漫なエレック。
しかし、戦況は依然エレックに有利だった。
爆丸バトラーとしての直観力に優れているようだ。
春晴は成長し、考える力をつけたがゆえに、その直観力に苦戦する…?

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エレックは陀（ナーガ）ダージャという長い大蛇のような新爆丸を投入してきた。
また、エレックの門ジールには自動的に球状（スフィアモード）に戻るという機能があった。
特殊な形状と能力の爆丸の応酬。白熱するバトルが展開しているのは確かだが…

エレック「僕、全然痺れてないよ。
もっとビリビリするバトルさせてよ〜」

大きく成長した主人公をここまで手玉に取る新キャラクター。
春晴は現段階で最強の士ドラガオン二次元で対抗するが、
それでもどうにか互角に持っていくのがやっとだった―

タラン「春晴…奴が来る。お前と
ガチ爆をするために。電撃の魔人が!」

エレック「やあ、こんにちは。
日ノ出春晴君だね。僕の名前はエレック」

タランの幼馴染、エレックが爆丸道場を訪ねてきた。
電撃の魔人の異名を持つエレックは、気さくな少年だった。
タランが恐れるのはエレックの性格ではなく、その「体質」にあった!

エレック「僕が勝ったら、僕と握手して」

エレックは極度の帯電体質。
不用意に握手しようものなら、電撃ビリビリの刑だ
タランは親切にも身をもってそのことを証明してくれた。
漫画版ゼアルのサンダー・スパークみたいな奴だな。

エレック「僕は痺れたいんだ。
痺れるほどドキドキワクワクしたいんだ」

エレック自身が電気で痺れることはない。
だからこそ、痺れるような戦いに恋い焦がれるのか。

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タラン「春晴のシュートパワーは23000。
対するエレックは19000。他の計測データも、
全て春晴が勝っている。分からん。
何故エレックは春晴と互角に戦えるんだ」

タランのスカウターのようなバイザーが機能していることも驚きだよ。
あれだけ強烈な電撃を食らえば、精密機械はショートするだろ普通。

エレック「一度スタンドしたら
絶対にカードから離れない。
まさに、山のごとくフドウ!」

磁（ジバ）フドウは前後のダブルマグネットでゲートカードに張り付く。
士（ジゲン）ドラガオンが思わぬ苦戦を強いられながら次回に続く。

タツマ「爆丸道場では自分のほうが先輩ッス。
だからって、まだ後輩として認めたわけじゃないッス」

ニビル「あ、タツマ先輩」

タツマ「気安く呼ぶなッス」

来智が去り、代わりにニビルが入ってきた爆丸道場。
タツマが不機嫌そうにキルトの神殿を案内している。
不本意ながら新人の指導といったところか。
でも先輩と呼ばれるのは満更でもなかったりして。

キルト「ここでは、ガチ爆で
ゲートカード3枚取られると、顔を奪われるんだ」

キルトの神殿でガチ爆をしていた面々の面がない
のっぺらぼうの春晴たちがタツマとニビルを出迎えた。
やぶからぼうになんだこの展開。

タツマ「無茶ッス!
士ドラガオン相手に勝ち目はないッス」

追い詰められたタツマの潜在能力が爆発。
士ドラガオンを吹っ飛ばしてニビルとともにWクリティカルKOで逆転勝利。
のっぺらぼうは肝試しを兼ねたニビルの歓迎会ということだった。
ついでに、キルトが蒼（ギフ）ジンリュウをちょっとだけパワーアップさせたとさ。



蒼ジンリュウがようやく単体で発売されるんだね。

コウ「バトルフィールド極（きわみ）かあ」

ショウ「これさえあれば、
いつでもどこでもガチ爆ができるんだね」

春晴は来智相手に早速ガチ爆スタート。
来智は士ドラガオンのパワーはもちろん、春晴の成長も感じ取った。

来智（ずっと僕が前を歩いていたつもりだったけど、
まさか春晴の背中を見る時が来るなんて!）

来智「もっと強くなれ、春晴」

ライバルの完敗宣言。
今や春晴はパワーとテクニックを兼ね備えた最強の主人公だ。
さらに、士ドラガオンにはまだ隠された秘密がある。
どこまでも強くなる春晴に、来智は取り残された気持ちだが…

来智（必ず強くなって、帰ってくるから!）

来智は爆丸道場を出て修行の旅に出ることにした。
ライバルとして力をつけて帰ってこられるのか、それとも―

キルト「僕たちは、覇タヴァネルが
作り出した異空間に取り込まれたんだ」

暗黒の異空間と化したタヴァネルカップ会場。
春晴とザクロ以外の人間は、透明な球体に包まれてしまった。
キン肉マン黄金のマスク編か、ダイの大冒険ラストのシーンが彷彿される。

春晴とザクロの戦いは、さながら、キン肉マンVS悪魔将軍
あるいは勇者ダイVS真・大魔王バーンみたいな!?



炎もえたろー「何だ、この二人の壮絶なバトルは」

来智「これはまるで、命をかけた戦い」

ジョウ「そうだ。そして生き残ったほうが、
爆丸の未来を決める」

シモ「さよう」

にわかに始まった人類と爆丸の未来をかけた最終決戦。
だがこんな状況でも、春晴は楽しそうに笑うのだった。

士ドラガオン二次元が、6メタル覇タヴァネルを正面から弾き返した。
もはやドラガオンは異次元の強さだね。覇タヴァネルがこんなにあっさりと。
その衝撃で、ザクロから覇タヴァネルの意識が抜ける。
覇タヴァネル本体は再び復活すると宣言し、再び永い眠りへと去っていった―

タヴァネルカップ決勝戦。
士ドラガオンが新たな形態に変化した。

ジョウ「盤上に付き立てた翼で体を支え、
メタルヘッドで敵の攻撃を跳ね返す。
防衛に特化した形態!」

ショウ「ドラガオン、二次元（にのじげん）」

「二次元」（にのじげん）に変形したドラガオン。
しかし、次のシュートでは「一次元」（いちのじげん）戻ってしまう。
春晴は未だコントロールしきれない新ドラガオンでどう戦い抜くのか。
タヴァネルカップ決勝戦、決着。勝者は春晴か、それともニビルか。

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春晴「楽しかったあ!」

ニビル（何て笑顔なんだ）

勝負は、ジゲンリングの秘密に気付いた春晴の勝利。
二次元ドラガオンが轟ガリュウと瞬ホルスの同時アタックを跳ね除けた。
呆気に取られるニビル。春晴への復讐心とやらも失せてしまったかのようだ。
これでタヴァネルカップの優勝は春晴に決定したわけだが…

ザクロ「覇タヴァネルの前に、全ては死あるのみ」

覇タヴァネルに乗っ取られたザクロが復活降臨。
タヴァネルカップはさらなる戦いへ―

タヴァネルカップ決勝戦。
今のところ春晴の士（ジゲン）ドラガオンが圧倒的優位だが、
ニビルも瞬ホルスの特性を生かしてしつこく食い下がってきた。
春晴のサブ機、燕グライドをも自分の武器に変えるという荒業だ。

来智「ニビルの怒りと憎しみが爆丸に乗り移っている」

タラン「俺の計算だと、今のダブルクリティカルKOが
成功する確率は、0.0009％以下だ」

ニビルは瞬ガリュウをシュート。
今度は自分の轟ホルスを犠牲にする形で士ドラガオンをKOした。
さらに、ドラガオンに弾き飛ばされた轟ホルスが落下して烈ガオウをKO。
奇跡と執念のダブルクリティカルKOをやってのけた。

春晴が士ドラガオンの力を完全には引き出せていないのに対し、
ニビルは持ち爆丸の性能を限界以上に引き出し使いこなしている。



春晴（頼むぜ士ドラガオン。
お前の底力を見せてくれ）

しかし春晴は嬉しそうに笑う。
勝敗を超えた爆丸バトルの面白さがそうさせるのだ。
どこまでも明朗な春晴の心に士ドラガオンが応え、輝く。
春晴の右手人差し指に、黄金のジゲンリングが光り輝いた―!

ジョウ「ドラガオンは進化したばかりで、
未だ多くの謎に満ちている」

シモ「さよう」

ジョウ「その未知の力を春晴がドラガオンから
引き出せるかどうかが勝負の鍵だ」

シモ「さよう」

タヴァネルカップ決勝戦再開。
解説と合いの手が上下逆転してるぞ。
この前まではシモが解説してジョウが「その通り」と頷いてたのに。

春晴「これが、士（ジゲン）ドラガオンだ!!」

初陣、士ドラガオン。
ニビルの轟ガリュウを吹き飛ばした!
謎の神々しい光で烈ガオウを支援し、瞬ホルスも吹き飛ばす。
バインドしなおした轟ホルスも、士ドラガオンの頭部メタルパーツがドンッ!

ニビル「ずっと前から君を見てたと言っただろ。
友達になりたかったんだ。でも君は
来智とばかり仲良くして…すごく羨ましかった。
だから僕は爆丸を始めた。強くなって君に勝ち、
君の新しいライバルになるために」

ニビルの瞳が赤から青に変色する。
やっぱりドキプリのレジーナみたいな奴だなあ。
独りよがりの友情独り占め。ニビルは何故そこまで…?

ハプニングでタヴァネルカップ決勝は翌日に延期となった。
その間、グリフ財閥研究所でドラガオンの修理・進化を急ぐことに。

自己進化爆丸はそれまで蓄積したデータから
次の進化形態を生み出すことになるのだが、
今のドラガオンに蓄積されたデータは膨大すぎて
グリフ財閥のコンピュータでも制御しきれない。

タラン「お前が優勝しないと、俺は俺自身が許せない。
この俺が優勝もできない奴に負けただと。
認められるものか」

それをタランが天才ハッカーたる腕前でカバー&サポートしてくれた。
春晴も宇宙飛行士がやるような重力訓練装置で謎のデータ収集。
爆丸の使い手の限界もデータとして必要なんだろうか。
そして完成、士（ジゲン）ドラガオン!

シモ「喜ぶのはまだ早い。蘇ったドラガオンが、
いかに優秀だろうが、お前が使いこなせて、
初めて完成したと言えるのだ」

ジョウ「そのとおり」

士ドラガオンはポップアウトせずとも凄まじいパワーだったが、
春晴とシンクロできていないためポップアウトできない。
眠れるドラガオンが覚醒した時こそ、異次元進化は完成する。

春晴「行けぇっ!　士（ジゲン）ドラガオン!!」

春晴は来智との練習試合で「士」（ジゲン）の名を心に刻んだ。
そして翌日、目覚めた士ドラガオンとともにニビルとの決勝に臨む―!