アニメ偉言

ライブベアラー「ようこそ裏VIPエリアへ」

地下料理会ボス、ライブベアラー自らが
トリコたちをVIPエリアの「その先」へと案内した。
裏VIPエリアで賭けられるのは、
「食」に携わる者にとっては命ともいうべき…

トリコグルメバトルフィギュア グルメカジノ編 　ココ（単品）


ココ「過去に食べた食材の記憶。
食の履歴…『食歴』をね」

裏VIPエリアでは食に関する「記憶」がやり取りされていた。
勝てば相手の記憶を奪い、専用装置で再現し「味わう」ことができる。
負ければ記憶を奪われ、今まで食べたものの味を思い出すことができなくなる。

いや、何を食べたのかさえ、それに関する思い出さえ、
忘却の彼方へと消えてしまうのだ。
記憶はその人にとって歴史であり、人生そのものともいえる。
人生を奪われた人間は…


ココはここに、メテオガーリック以外にも、
とある食材の情報を求めてきた。

その名を「アトム」。
美食神アカシアのフルコースドリンクにも採用されたもので、
ココが自分の人生のフルコースにと狙っているものだ。

アトムに関する情報はなかなか出ないが、
ここに眠る人々の食歴に、ヒントが埋もれているかもしれない。

ライブベアラー「記憶は
脳に送り込まれた信号に過ぎないわ」

「味」もそう。
脳に送り込まれたデータを引き出し、
読み込むことができれば他人とも記憶を共有できる。

データならばコピーすればいいだけの話だが、
ここではコピーすると同時にオリジナルをデリートしているから厄介だ。

食に関する記憶の独占。
ライブベアラーのやっていることはそういうことだ。
記憶（データ）さえあれば、過去に滅んだ食材を復活させることも可能。
トリコが求める修行食材、メテオガーリックの記憶もそこにあった。

ライブベアラー「ようこそグルメテイスティング会場へ」

ライブベアラー「これからするゲームは、食の神経衰弱」

食材が描かれたカードを使った神経衰弱ゲーム。
ただ一つ特殊なルールがあり、ヒットした食材のポイントを得るには、
その食材を必ず完食しなければならない。

そこにこのゲームの厳しさがあった。
完食できなければ、得点を得られないどころか相手ポイントに。
2回続けて完食できなければ失格、ゲームオーバー。
10回アウト（絵柄不揃い）でも失格、ゲームオーバー。

逆に、完食によるコンティニューは3回まで。
3回完食すれば、カードをめくる権利は相手に移る。

食材は全28種類。
中には2つ、ジョーカー食材と呼ばれるものが。
完食するのは困難だが、完食できれば
相手から好きな食材を選んで交換できるのだ。

その際も、完食が条件となるわけだが…

トリコ「ま、早い話が、
カードを揃えて完食して、最終的に
ポイントが高いほうが勝ちってことだろ」

さらりとまとめたトリコ。
記憶（過去）を失うことを恐れはしない。
トリコが見据えるのは常に未来。
前へ前へと進むだけ。

プレイヤーはココ。
食べるのはトリコ。
調理するのは小松。
ディーラーはマッチ。

全員参加でライブベアラーに挑む!

ライブベアラー「ちなみにこれまで214勝0敗。
今までの客は、一人残らず
脳みそスッカラカンにしてやったわ」

自信満々のライブベアラー。
先攻後攻を決めるコイントス。
ライブベアラーは裏を選び、ココは何と「どちらでもない」。
結果、コインは側面立ちし、確かにどちらでもなかった。

先攻ココでゲームは開始。
早速チェリンゴをヒットでゲット。
占い師の面目躍如で好スタートを切ったが―?

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