アニメ偉言

遊馬「アリト!　全力を出し切って、
ぶっ倒れるまで楽しもうぜ!!」

アリト「傷の一つや二つ、屁でもねえぜ!」

アストラル（彼は痛みを超え、それさえも楽しもうと…）

バリアンズ・スフィア・フィールド内で繰り広げられる
遊馬とアリトの完全燃焼デュエル。

アリトのターン、『BK（バーニングナックラー） スイッチヒッター』召喚。
さらに手札から魔法「バーニングナックル・スピリッツ」を発動した。
その効果で「BK カウンターブロー」を墓地に送り、
代わりに「BK ヘッドギア」を新たに特殊召喚。

ヘッドギアを2体分の素材とし、
スイッチヒッターと合わせてレベル4モンスターが3体。
アリトはエクシーズ召喚を敢行してきた…!

アリト「見せ付けてやるぜ、本気の俺を。
刻み込め、遊馬!　―現れろ、No.105…!!」

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アリト「No.105 BK 流星のセスタス!!」

オーバーハンドレッドナンバーズ。
アリトのエースモンスター、流星のセスタス登場。

セスタス
・ナックルダスターのひとつ（Cestus）。
・拳闘暗黒伝セスタスの主人公。
・スター・ウォーズに登場する惑星の名前。

拳奴死闘伝セスタス 3 (ジェッツコミックス)


古代ローマの拳闘をリアルに描いた「セスタス」。
流星のセスタスはネタ的にスターウォーズも入ってるかもね。
スター・ウォーズ セスタスの偽り〈上巻〉 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)


アリト「スターダスト・インパクト!」

流星のセスタスの攻撃。セスタスの攻撃力は2500。
遊馬のホープは「燃える闘志」の効果で攻撃力5000になっていたが、
アストラルが警戒してムーンバリアでセスタスの攻撃を無効化してきた。

だが、セスタスはオーバーレイ・ユニットを一つ使うことで、
バトルの無効化を無効化し、しかも攻撃力差分のダメージを
遊馬に与えるのだった。遊馬のライフは一気に500まで減らされるが…

アリト「遊馬、アストラル…
これがお前らのフルパワーってかよ!
カッケー、カッケーぜ!!」

セカンド初のゼアル降臨!
熱く燃えるバトルをさらに沸騰させる!!

ゼアルは手札から魔法「エクシーズ・トレジャー」を発動。
場にいるエクシーズモンスターの数だけカードをドローできる。
ホープとセスタスの分、2枚のカードをドローするゼアル。
そしてホープレイへとカオスエクシーズ・チェンジ。

ホープレイとセスタスの攻撃力はともに2500。
壮絶な相討ちとなったが、その瞬間ゼアルは
魔法「エクシーズ・スタンドアップ」を発動し、
ホープレイの効果を無効化した状態で復活させた。

アリト「じゃあ、俺もその先の
底力を見せてやらねえとな」

が、アリトも全く同じことを考えていた。
流星のセスタスも場に復活だ。
さらにアリト自身が…

アリト「面白ぇ!
俺も、俺の全てをさらけ出す!
うおおっ…バリアルフォーゼ!
見ろ、俺の真の姿…俺の真の想いを!!」

アリトがバリアン本来の姿をさらけ出す。
全身真っ赤なタイツに、物々しい鉄仮面。
まるで変態だが、アリトはアリトだとゼアルは様子を見る。

アリトはまたゼアルと同じカードを発動してきた。
エクシーズ・トレジャーの効果でカードを2枚ドロー。
そしていよいよ、RUM―バリアンズ・フォースを発動してきた。

アリト「闇を呑み込む、混沌を!
光をもって、貫くがよい!
カオスエクシーズ・チェンジ!　現れろ!
CNo.105 BK 彗星のカエストス!!」

やっぱり出てきたアリトのカオスナンバーズ。
ミザエルのCNo.107はエネルギーが膨大すぎてフィールドを崩壊させてしまったが、
CNo.105は問題なく実体化された。…あえて何も言うまい。

カエストスとは、古代ギリシアでのボクシングで
金属を仕込んだより攻撃力の高いボクシンググローブのこと。
流星⇒彗星の変化は星矢っぽいな。
星矢というより「リングにかけろ」なのか。

アリトは早速カエストスの効果を発動。
カオス・オーバーレイ・ユニットを一つ使い、
相手モンスターを破壊してその攻撃力分のダメージを相手に与える。
これが通ればゼアルの敗北は必至だが…

だがゼアルは罠「オーバー・トレーニング」を発動し迎撃。
ホープレイが破壊させるのは防いだ。
続くカエストスの攻撃「コメット・エクスプロージョン」による破壊にも耐え、
ゼアルは残りライフ200で土俵際に立った。

追い詰めたとか追い詰められたとか、
もはやそれさえも楽しくてたまらないアリトとゼアル。
シャイニング・ドローで新たなるゼアル・ウェポンもご誕生!

アストラル「天翔ける空の王!
汝の爪牙で、万物を掌握せよ!
来い!　ZW―荒鷲激神爪
（ゼアル・ウェポン―イーグル・クロー）!!」

イーグル・チャージでホープレイの攻撃力が2000アップ。
4500の攻撃力で2800のセスタスを倒そうと立ち向かう。

それに対し、アリトは墓地のヘッドギアの効果を発動。
ゼアルの墓地にある罠「バトル・ラッシュ」の効果を発動し、
受けるダメージをゼアルにカウンターとしてお見舞いしようとした。

ゼアルはイーグル・クローの効果を発動して迎撃するが、
アリトはカウンター罠「コークスクリュー・クロス」でとどめに入る。

が、ゼアルはさらなるカウンター罠「ラスト・チャンス」を発動し、
アリトの墓地から「カウンターズ・ハイ」を発動して、
2倍のバトルダメージをアリトに叩き込むのだった。

ゼアル「イーグル・カウンター・マグナム!」

ゼアル「ホープ剣カオス・イーグル・スラッシュ!!」

イーグル攻撃二連発でアリトのライフは0に。
スフィア・フィールドが解除されると、アリトは人間体の姿で倒れていた。

アリトは自分の魂ごとナンバーズをアストラルに差し出そうとしたが、
アストラルはナンバーズを吸収できなかった。
明滅し、苦しむアストラル。

アリトはバリアン世界に戻ったかと思いきや、
人気のない場所で何者かに襲われた。
駆けつけたギラグに、アリトは「しんげつ」と言い残した。

真月零がアリトを襲った犯人だというのか…!?


続く。

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