アニメ偉言

去年最後と今年最初の週刊少年サンデー。
震災復興支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」の一環として
16年ぶりに読切復活した「うしおととら」（漫画：藤田和日郎）。



火炎特急「不知火」前後編。
前編は大々的に巻頭カラーだったのに、
後編は巻末という物凄い落差。

肝心の内容は、いい意味でも悪い意味でも「うしとら」だった。
絵柄は連載当時と全く変わってないといっていいほどで、すんなり入り込めた。
が、個人的には最終回以後のエピソードを期待してただけに拍子抜け。
ストーリー初期、うしおが旅立つ前の頃の話のようだ。

今さら初期を舞台に描かれてもねえ。
この内容を描くのに「うしとら」である必要があったのか。
「鎮魂海峡」と同じような印象。

　

うしおととらはゲーム化もされたしアニメ化もされた。
アニメはTVシリーズではなくOVA止まりだったのが残念だけど。

そうそう。アニメといえば、うしとらと
幽遊白書では主人公とヒロインの声がかぶってるのよね。
潮（うしお）役の佐々木望は、幽白の主人公・浦飯幽助もやっている。
うしとらのヒロイン麻子と幽白のヒロイン蛍子の声は天野由梨で同じ。

　

潮は獣の槍を使うと髪が伸びる。
で、幽助も魔人化した（妖怪の血の目覚めた）ら髪が伸びた。

魔人幽助を目の当たりにした海藤が「けもののやり?」と呟いてたから、
冨樫義博は狙ってこういうデザインにしたのかもね。
よくいえばオマージュ。悪くいえばパクリ。

うしおととらの話が幽遊白書になってしまったよ



スポンサード リンク