アニメ偉言

スオウ「どなたでしたっけ?」

ハガクレ「ハガクレでござる!
拙者、そんなに印象薄いでござるか!?
…やはり仮面など着けたほうが…」

チュンという夫人に見初められ、養子に引き取られたスオウ。
夫人の住む豪邸を尋ねたツルギたち、何故か憶えられてないハガクレ。
印象が薄いのは忍者としてはいいことだと「忍たま乱太郎」でやってたような。
仮面の忍者ハガクレなんて、目立ってかえって動きにくくなるぞ。

一方その頃、スオウを捜し求めるリローヴは、
再びアトランティア城で白夜王ヤイバと相見えていた。
ヤイバはリローヴがここに来るのも軍門に下るのも必然と考えている。
闇皇vs骸王のバトルの果てに、ヤイバとリローヴは何を見るのか…!?

【バトルスピリッツ】 黒き骸王バルトアンデルス ≪Ｘレア≫ (bs20-x02)《剣刃編　乱剣戦記》


リローヴ「闇皇ナインテイル・ダーク。
王座にありながら闇を抱えるあなたに相応しい。
だが私の闇はさらに深い。地上の王よ、
我がスピリットに刮目せよ!」

「かつもく」と入れても「刮目」に変換できないのは何故なんだぜ?
あと調べてみたら、刮目ってただ目を見開くだけじゃなくて、
「目をこすって、よく見ること」という意味があったんだぜ〜。

今一度刮目せよ!
バルトアンデルスのカードにはパラレルが存在したんだぜぜ。

【バトルスピリッツ】 黒き骸王バルトアンデルス ≪パラレル Ｘレア≫ (bs20-x02)《剣刃編　乱剣戦記》


リローヴ「畏怖と恐怖を地上の王へ!」

リローヴの故郷は地下帝国。
ヤイバを「地上の王」と呼ぶのは一種の皮肉だろう。
だがヤイバは地上だけではなく地下を含めた世界の完全統一を目指している。

闇と闇の戦い。
それはさらなる深き闇を求める戦い。
白夜の宝剣ミッドナイト・サンが輝けば、
咎人の骨剣エグゼキューショナーズが妖しく煌く。



ヤイバ「リローヴよ。
お前は骨人形に何を求める」

ナインテール・ダークは散ったが、ヤイバは余裕だ。
白き闇でリローヴの心の底を見透かすように、問い詰める。

ヤイバ「越え難き境界を越え、失われた者の
代わりを呼び寄せようとしているのではないか?

―それはこの世の法に背く業（わざ）。

―しかしそれも面白い。
この白夜王、お前の宿命（サダメ）気に入ったぞ!」

リローヴは亡き弟（?）をこの世に呼び戻そうと骨人形に手を出した。
今でいうならクローン人間を誕生させるようなものか。
命を操ることができるのは神だけだと人はいう。

しかし、ならば神とは何なのか。
この世を生きる「人」こそがこの世の神（創造神）そのものではないのか。
ヤイバは強き決意をもって、あらゆる常識を覆さんと前に進む…?

ヤイバ「お前を漆黒よりもなお暗い、
甘美なる闇に包んでやろう。感じるがよい!」

黒天狐ネガ・ナインテイル、アニメ二度目となる降臨だ。



ヤイバ「ネガ・ナインテイルこそ、
ナインテイル・ダークの分身にして影」

リローヴ「死と転生。
越え難き境界を自在に行き来するバトル」

ヤイバの戦い方に、リローヴは自分の錬金術に通じる何かを見た。
錬金術とはすなわち科学。
科学とは一定の目的・方法のもとに種々の事象を研究する認識活動。
死を越えることが禁忌ならば、何故人は死を越えたいと想い願うのか。

ネガ・ナインテイルの怒濤の連鎖（ラッシュ）が続く。
おまけにリゲイン発動で24時間戦えますよ!?



ヤイバ「獲物は骨までしゃぶりつくすのが
ネガ・ナインテイルの流儀」

まさにしゃぶりつくされる「咎人の骨剣」。
リローヴは敗れ、無念にも白夜王の前に膝を突いた。

スオウ「幸せって、何…?」

最大多数の最大幸福が理想なのか。
ヤイバが求める幸せとは。
スオウは幸せ以前。

人が人として。
あるいは神として…?

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