2012年12月23日
キノコ採りがミイラになった
相棒シーズン11、第10話「猛き祈り」(後編)。
前回の第9話「森の中」(前編)の続き。
中園参事官「通るわけないでしょ、そんなことが!」
内村刑事部長「通るんだよ! 縦社会では十分通ります」
下では刑事たちが仲間(カイトくん)の濡れ衣を晴らそうと躍起になっているのに、
上ではお偉いさんが世間の責めを逃れようと責任転嫁に熱を上げている始末。
ある意味、警察内部での好対照な構図が浮かび上がってくる台詞だ。
右京「即身仏ですよ」
三浦刑事「木乃伊(ミイラ)ってことか」
前回今回の事件の背景には、即身仏が絡んでいた。
瞑想状態で絶食し、そのまま命尽きるまで絶食するという苦行中の苦行。
それは死ではなく、入定という悟りの境地であり、永遠の命を得たともいえる。
庵主が即身仏になろうとした動機は、今の世を憂え救済したかったから。
だがそんな崇高な想いも、今の日本の法律では単なる自殺になってしまう。
それを手助けすれば自殺幇助。何とも世も末な、まさしく末法な法律というか。
カイトくんは庵主の自殺を止めようとしたのであり、
庵の住人は庵主の入定を完遂させようとしたのだった。
「死」というものに対する考え方の違いが、事件の発端なわけだ。
色々と考えさせられる回だった。
次回の相棒は、テレビ朝日開局55周年記念元日スペシャル「アリス」。
来年3月には「X-DAY」という新作映画も公開されるようだ。
主人公は伊丹刑事なのかあ。スピンオフ的な内容になるのかな?
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前回の第9話「森の中」(前編)の続き。
中園参事官「通るわけないでしょ、そんなことが!」
内村刑事部長「通るんだよ! 縦社会では十分通ります」
下では刑事たちが仲間(カイトくん)の濡れ衣を晴らそうと躍起になっているのに、
上ではお偉いさんが世間の責めを逃れようと責任転嫁に熱を上げている始末。
ある意味、警察内部での好対照な構図が浮かび上がってくる台詞だ。
右京「即身仏ですよ」
三浦刑事「木乃伊(ミイラ)ってことか」
前回今回の事件の背景には、即身仏が絡んでいた。
瞑想状態で絶食し、そのまま命尽きるまで絶食するという苦行中の苦行。
それは死ではなく、入定という悟りの境地であり、永遠の命を得たともいえる。
庵主が即身仏になろうとした動機は、今の世を憂え救済したかったから。
だがそんな崇高な想いも、今の日本の法律では単なる自殺になってしまう。
それを手助けすれば自殺幇助。何とも世も末な、まさしく末法な法律というか。
カイトくんは庵主の自殺を止めようとしたのであり、
庵の住人は庵主の入定を完遂させようとしたのだった。
「死」というものに対する考え方の違いが、事件の発端なわけだ。
色々と考えさせられる回だった。
次回の相棒は、テレビ朝日開局55周年記念元日スペシャル「アリス」。
来年3月には「X-DAY」という新作映画も公開されるようだ。
主人公は伊丹刑事なのかあ。スピンオフ的な内容になるのかな?
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posted by 偉言者Ω at 14:42
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