アニメ偉言

千鶴「あの映画が、わたくし、女優
真中千鶴の原点。今の私の、心の支えだから」

ゲートである千鶴の心の支えを知り、
千鶴を絶望させようと動き出した
さとっち（石井悟史）ことリザードマン・ファントム。

晴人は悩む。
悟史はすでに亡く、ファントムと化していたとは
とてもじゃないが千鶴に打ち明けられたものではない。
絶望への引き金を徒に増やしてしまうだけだ。

コヨミが手に入れた青い魔法石。
それを新たな魔法の指輪へと加工する輪島。
ウィザードのさらなる力が、事態を解決する切り札となるのか…!?

仮面ライダーウィザード DXウォータードラゴンウィザードリングセット


リザードマン「練ってんだよ。あの女を
一番効果的に絶望させる演出プランを。
ほら、俺、映画監督だったからさあ」

ファントムは母体となったゲート（人間）の記憶を引き継いでいる。
だがそれは記憶というよりも単なる記録であり、
ファントムの感情を左右するものではない。
あくまで人間に紛れるための情報に過ぎない。

…本当にそうなのだろうか。

輪島「迷えば迷うほど彼女を苦しめるぞ」

輪島にそう言われ、晴人は決心した。

千鶴の本当の心の支えは映画のフィルムではなく、
映画を撮った悟史と過ごした時間、悟史そのものだ。
それを確認した上で、晴人は千鶴を魔法で眠らせた。

千鶴の中の悟史という希望を守り続けるための最善の策。
それは、リザードマンを倒すこと―

ウィザード「悪い夢は、終わりにしよう」

ｳｫｰﾀｰ　ﾄﾞﾗｺﾞﾝ　ｼﾞｬﾊﾞ ｼﾞｬﾊﾞ ﾊﾞｼｬｰﾝ ｻﾌﾞﾝ ｻﾞﾌﾞｰﾝ
悪夢を洗い清める水龍見参!

仮面ライダーウィザード ライダーヒーローシリーズ 7 仮面ライダーウィザード ウォータードラゴン


青は藍より出でて藍より青し、氷は水より出でて水よりも寒し、と申します。
ウォータードラゴンは水だけではなく冷気も操れるようなっていた!
海に逃げ込んだリザードマンを、海を割って凍らせて粉砕!!

あっという間の出来事だった。

晴人「悟史はアメリカに行った。
―ファントムからも逃げられるし、
一石二鳥だからって」

戦いが終わり、目覚めた千鶴に晴人はこう告げた。
悟史は映画の勉強のためにアメリカへ海外留学しに行ったと。

…ファントムが出没するのは日本限定なのだろうか。
まあ、戦隊モノにせよライダーにせよ、確かにほとんど日本が舞台だけど。
（ときたま時空を超えたり宇宙に飛び出したり一気にスケールアップはするが）

こうして晴人は千鶴の中の悟史を守った。
いつかは真実を伝えなければならないと思いつつ、今はこのまま。

凛子「いいんじゃない?
人に希望を与えるのは、
現実だけとは限らないわ」

千鶴は気持ちも新たに女優としての大成を目指す。
そんな彼女を見送る晴人、凛子、瞬平。
余韻の残るラストシーンだったが…

しかし本当にこれでよかったのだろうか。
彼女がゲートである以上、再びファントムに狙われる危険がある。

ラストシーンの後は、不気味に笑うワイズマン登場。
海外ドラマでよくあるクリフハンガー（宙吊り状態）という感じで次回に続く。



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