2012年11月20日
#56「サイアイ×ト×サイアク」HUNTER×HUNTER・名言
クロロ「シズク、パクノダ、ナイスだ。
というか俺は馬鹿だな。クソ、どうかしてた」
と言いつつクロロは至って冷静だ。
ネオン(人体蒐集家)がヨークシンシティにやって来た理由を鑑みるに、
「鎖野郎」は「緋の眼」がいずれネオンの手に渡ると踏んでいたと思い至る。
そこに気付いてさえいれば、「鎖野郎」の尻尾を掴むのは簡単だったと。
そして、今もそれは容易だった。
今現在ネオンの手元にある「緋の眼」は、
コルトピがコピーした偽物だ。
それを利用してネオンの居場所を逆探知できるのだ。
ネオンの近くに、「鎖野郎」は必ずいる、と―
センリツ「足音よ。
こんなに近くにいても
エスティントだから」
活動を開始した旅団に対し、クラピカはセンリツに協力を要請。
センリツはキルアに合流し、その足運びからキルアが殺し屋だと気付く。
estito(エスティント)。音楽用語で「ごくごく小さい」という意味だ。
センリツの地獄耳のような念能力を利用し、旅団の先手を打とうとするが…
ゴン「何故自分たちと
関わりのない人間を殺せるの?」
ゴンとキルアがわざと旅団に捕まった。
そうすることでクラピカの存在を少しでも隠しておくためだ。
それと同時に、ゴンは旅団団長にどうしても聞いておきたかった。
クロロ「白旗を揚げた割りに、
敵意満々といった顔だな」
クロロ「何故だろうな。
関係ないからじゃないか?」
クロロ「いや、改めて問われると
答え難いものだな」
クロロ「動機の言語化か。
あまり好きじゃないしな」
クロロ「しかし案外―
いや、やはりと言うべきか。
自分を掴む鍵はそこにあるか」
クロロはしばらく自問自答する。
人の心は言葉で説明しきれるものではない。
だがやはり、言葉でしか形にできない部分はある。
言葉にしてみて初めて気付く自分の気持ち。
クロロは言葉による思考を続けながらも、
ゴンとキルアの処し方、これからの動き方をも考え、伝える。
彼こそが旅団(クモ)の団長(アタマ)なのだから。
ノブナガ「なーるほど、
こんな面してやがったか、クラピカさんよぉ。
てめぇの面と名前、殺すまで忘れねぇぜ!」
ゴンとキルアがわざと捕まったのも空しく…
パクノダがスクワラからクラピカの記憶を引き出し、
「記憶弾」(メモリーボム)によってノブナガとコルトピにも伝える。
最愛と最悪。
スクワラは最愛のエリザを残し、最悪にも命を落とした。
その代わり、ノブナガは最愛最悪表裏一体の念をクラピカに抱くことに。
クルタ族の恨みか、それとも旅団の恨みか。勝るのはどちらか?
何故人は人を愛し、そしてまた人は人を憎むのか―
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