アニメ偉言

コナン「やっぱりそうだ。
これは正当防衛なんかじゃない。
奥さんの性格を利用して、
殺害しようとしたんだ!」

被害者は紺野純夏（こんの すみか：32）、妻。
容疑者は紺野宅司（こんの たくし：34）、夫。

夫婦ゲンカが高じた殺人未遂?

新聞のテレビ欄には、
「少年探偵団も食わない夫婦喧嘩」と
内容紹介があったけれども…

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コナン「安堵、罪悪感、そして恐怖。
となると次にこの人が取る行動は…」

手術の末、妻は一命を取り留めた。
夫の心に去来する感情は、善悪の綯い交ぜ。

警察に真実を打ち明けるか。
この場から逃走するか。
もしくは…

コナン「逃げんのかよ!
奥さんをあんな目に合わせておいて、
自分はあの世に逃げんのかよ」

罪の意識に苛まれた宅司は、
病院屋上からの投身自殺を図ろうとしていた。
それをコナンに止められ、色々と言い訳するが…

宅司は純夏の性格を利用して殺害しようとしたのは紛れもない事実だった。

宅司がしゃっくりが止まらないフリをする。
すると純夏は、宅司を驚かしてしゃっくりを止めようとする。
その驚かし方は悪ノリが過ぎ、果物ナイフで殺すと脅すというもの。
だが、それこそが宅司が期待していた展開でもあった。

その状況ならば、正当防衛の返り討ちに見せかけることができるからだ。

コナンと灰原は当時の紺野家の台所を思い返す。
純夏はナイフによる脅迫以外にも、別のしゃっくりを止める方法を用意していた。

灰原「スプーン一杯の砂糖を喉の奥に
放り込んで、しゃっくりを止めるっていう、
マイナーな方法もあるのよ」

日本でメジャーなのは、
水を飲むかビックリさせるか。
砂糖にしても水にしてもビックリさせるにしても
医学的根拠は乏しいようだけれども。

ビックリさせるというのは色々と危ないんじゃないかね。
灰原の言うように砂糖を「放り込む」のもちょっと危険。
せいぜい舐める程度がいいのではとも思うが。
砂糖と水、間を取って砂糖水にするとか。

ガムでもいいかも。
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灰原「奥さんに
聞かれたくない女の相談事なんて、
どうせ碌な話じゃないだろうから」

コナン「イラつく、疲れやすい、
すぐ眠くなる、だるい、吐き気。
これって、みんな妊娠の初期兆候だよ」

コナンと灰原が、純夏の心と体を代弁した。
小学一年生から出てくる言葉ではない。
高校生でもこんな諌め方はできまい。

というわけで、純夏が不機嫌に見えたのは、実はオメデタだった。
危うく、新たな命ごと奥さんを殺めてしまうところだった旦那さん。
コナンたちがストッパーになってくれた訳だが…

灰原「1ミリも許せないけど」

最後に灰原のきつ〜いお叱り。



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