アニメ偉言

アイリス「え?　ソウリュウシティ!?
ああ、いや、えっと…あ、だったらさあ、
ちょっと遠回りだけど、
竜の里を通るルートにしない?」

イッシュリーグの開催地がヒガキシティに決定した。
サトシたちが今いるサザナミタウンからは、
ソウリュウシティ経由で進むのが近道とのことらしい。
だが、アイリスは何故かソウリュウシティを避けようとする。

シーズン1のラスト辺りから名前を聞くソウリュウシティ。
アイリスとソウリュウシティの間にはどんな因縁があるのか?
それを知られたくないアイリスは、故郷の竜の里を通ろうとするが…

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アイリス「何なのあなたたちは!?」

何だかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け。
しかしロケット団はしばらく充電期間に入っている（?）。
サトシたちの前に現れたのは、謎のお姫様集団だった。

マヤ「私の名はマヤ。そしてこちらは、
イッシュ地方で一番美しいポケモン、
チラチーノちゃん」

ミズキ「私の名はミズキ。そしてこちらが
イッシュ地方で2番目に美しいポケモン、
ドレディアちゃん」

シオン「私の名はシオン。そしてこちらが
イッシュ地方で3番目に美しいポケモン、
ロズレイドちゃん」

　　

薔薇は薔薇は、気高く咲いて〜
まるでベルバラか宝塚のような少女たち。
「花園歌劇団」に所属する歌姫三人組ということらしい。
ついでに、歌劇団に登場するポケモンは全部メスだ。

おばさん「男子禁制。男の子は入れないの」

男子禁制。何という甘美な響き?
サトシとデントは、その秘密の花園に女装して潜入する。
アイリスが考えた名前はサトミとデンミ。
ピカチュウ（オス）もメスのフリをするという懲りよう?!

マヤ「いい気に
なっていられるのも今のうち。
私たちが日頃ここでどれだけ
血と汗と涙を流しているか、
見せてあげましょう」

マヤ「私たちの世界はね、咲いてこそ華。
負けて散ったら泥の中」

一見華やかに見える演劇界の裏には、泥を啜るような努力があった。
ガラスの仮面が彷彿される厳しさ。名前は北島マヤで、デザインは亜弓だな。
マヤが度々口にする「明日のために」ってのはあしたのジョーだし、
何この熱血スポ根みたいなノリ。

確かにこういうノリが受けた時代もあったけど、今や
「0か100か」「生か死か」みたいなのは時代遅れだと実感できるね。
「競争社会」だとか「勝ち組」「負け組」とか「生き残り」だとかも、もはや死語だし。
安定と安寧の中にこそ、勝利の秘訣があるってね。

アイリス「あのマヤさんのチラチーノを
泥まみれにしないと、気が済まないのよ!」

今回のポケモンバトルは、女の意地と女優の座を賭けた異色の決戦だ。
アイリスは憎きマヤとチラチーノに、サトシのツタージャを借りて挑戦する。
サトシのツタージャはメス。しかもプライドが高く負けず嫌い。まさにうってつけ。

アイリスの怒りが通じ、ツタージャはチラチーノを見事泥まみれにして勝利。
月影先生みたいなチハヤ先生にスカウトされそうになるが、
サトシたちはそそくささっさと一目散に退散。
お姫女装を解いて、ヒガキシティを目指すのだった。

クイタラン、まだまだたべるよ、くいたらぬ。
アイリスで歌劇団といえば、帝国華撃団　花組　アイリス（イリス・シャトーブリアン）がいたと気付いても後の祭り。

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