アニメ偉言

トリコ「潜ってみたが、半端じゃねえクリアさだ。
50メートル近い透明度だったな」

サニー「冷たくって、石灰分の多い水。
透明さは逆に水の栄養のなさを意味する」

トリコ「プランクトンが少ないんだな。
水中で朽ちずに沈んでいる流木がいい証拠だ。
分解するバクテリアがいない、本来
生き物が棲むにはあまり適さない水質だ」

トリコたちが訪れたモルス山脈の水系は、まさに無色透明。
15000メートル級の山々が連なるモルス山脈は、いわば天然の濾過器。
濾し取った栄養が、モルス山脈の麓、デスフォールの洞窟に蓄えられる。
目指すサンサングラミーは、その高濃度の栄養プールで育まれる逸品だ。

サニー「グルメ番長、愚衛門（ぐえもん）。
…実際は無神経で、品のねえ
ただのキモイおっさんだったぞ。
―その無神経さをちと習いに行ったのさ」

デスフォール攻略にはサニーの修行の成果が役に立つ。
サニーが師事したのは、グルメ番長と呼ばれる達人、愚衛門。
愚衛門の無神経さには、神懸かった素晴らしい直観力があった―



サニー「やはりここは、
華麗に美（つく）しく正面突破か」

サニーの修行の成果、「直観」…
を披露する前に、まずはサニー本来の能力で対処だ。
サニーの触覚（髪）は30万本に増量され、最大射程距離が50メートルに。
カウンター技「フライ返し」もスーパーフライ返しに超強化されていた。



トリコ「大丈夫だ。小松は俺が守る!」

トリコたちはデスフォール滝壺から滝の奥の洞窟を目指す。
小松は厳重な防護服を来た上で、トリコの背中にしがみついた。
でもってこの台詞。トリコとサニーが小松を取り合うような場面も。
色んな意味で危険が危ない。

トリコ「超高圧で飛んでくる水は、
鋭利な刃物と同じだ。水圧で金属やガラスを
切断する技術があるが、その高圧の水に、
研磨剤となる粒や粉を混ぜることで、
最も硬い鉱物であるダイヤモンドをも
切断するといわれる。それが水の力!」

ウォータージェットやウォーターカッターと呼ばれる技術のことだ。
研磨剤を混ぜるというのは聞いたことがなかった。勉強になる。
このデスフォールは、いわば天然のウォーターカッター。
だがサニーは、超水圧を触覚（髪）を利用して余裕でいなしている。

トリコ「いや、余裕というより、
ほとんど何も考えていないかのような
リラックス具合。あの神経質なサニーが―」

これがサニーの修行の成果、無神経なる直観力。
詳しいことは次回以降に解説されるようだ。
トリコも負けじと修行の成果を見せようとして、次回に続く。
水樹奈々（ティナ）が歌う新EDテーマ「Lovely Fruit」でお別れだ。

ティナが水樹奈々ということに初めて気付いた。
まあ、水樹奈々がどんなものかよく知らないんだけれども。
名前だけは知ってた。

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