アニメ偉言

ユウゴ「マジ分かんねー。やっぱ
人間のフリするのは慣れねーなー」

ユウゴことファントム・フェニックス。
ファントムの人間体はゲートだった人間に由来する。
その個性は様々だ。ユウゴはいわゆるチャラ男。
これでも人間世界に溶け込もうと苦労しているようだ。

ケットシー「超メンドイっすよこの仕事。
―あの〜今度こそ本気で降りて
いいっすかね〜?」

ケットシーはむしろ人間として暮らすほうが楽っぽい?
魔力切れのウィザードにとどめを刺すチャンスがあったのに、
面倒くさくなって逃げてきたという体たらく。

このように普通ではないファントムもいれば、
普通ではないゲートや人間ももいるわけで。
コヨミは普通の人間ではなかった―

Life is SHOW TIME 初回盤 “鬼"


輪島「多分コヨミは、
ファントムを生み出した後のゲートだ。
どうして体が残ったかは分からないが、
コヨミは、命も、記憶も、希望も、
ファントムに奪われて、抜け殻にされたんだ」

今のコヨミは、晴人に魔力をもらって擬似的に生きているという。
コヨミは、ミサことファントム・メデューサいうところの「人形」。
晴人に寄り添わなければ生きていくことのできない、仮の命。
だからこそ、自分から絶望しようとする高木栄作のことが許せない。



晴人「別に言葉だけが心の全てじゃないさ。
絶望しても構わないって言ってる奴ほど、
絶望したくないんだよ」

今の高木の姿は、昔のコヨミの姿だった。
「人形」でしかない自分に絶望し、自分の存在を消し去りたかった。
だがコヨミは、晴人ともに「今を生きる」ことを決意し、今もある。
今を生きるとは、ありのままの自分を受け入れ前に進むこと。
たとえそれが、どんなに絶望的な今であろうと。

凛子「あたしも、コヨミちゃんと同じ。
晴人君から希望をもらったから、
こうして今を生きていられるの」

瞬平「僕も僕も」

ようやくコヨミにも、晴人以外に共感できる仲間ができた。
凛子に瞬平の肌の温もりが、コヨミの心を解きほぐす。
3人は、晴人（ウィザード）を最後の希望に繋がった同士だ。
高木にも、その気持ちが伝わってくれればよいが…



ウィザード「飛べるのはお前だけじゃないさ」

翌日、魔力満タンのウィザードがケットシーを迎え撃つ。
天津飯四身の拳も真っ青?　コピー分身、ウィザード八身の拳が炸裂。
さらにハリケーンスタイルでケットシーの跳躍力で対抗だ。
台風なんて吹き飛ばす威力で頼むぜウィザード!
フーフーフーフーフー

高木「優勝どころか、入賞さえできなかったよ」

音楽コンクール。
全てを失った天才ピアニストは、かえって清々しそうだった。
一からでもゼロからでも、今の自分を受け入れ再スタートを切れる。
台風だって地震だって、壊滅的被害からだって、人は立ち直れるんだ。



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