アニメ偉言

カードファイト!! ヴァンガード B2タペストリー 「PSYクオリア」

アイチ「見えた!　これが僕の勝利のイメージだ!!」

VFサーキット香港ステージ決勝。
蒼龍レオン相手に、アイチもついにPSYクオリアを発動した。
だがもはやPSYクオリアも無敵の力ではない。
PSYクオリアを使ったレンでさえ、度々敗れるという話だ。
レオンとアイチ、どちらのPSYクオリアが上回っているのか―

アイチ「僕の…イメージが」

レオン「この程度の風か」

アイチ「まだです!
風が止んだのなら、もう一度起こせばいい!」

レオンはPSYクオリアを「風」と表現した。
アイチの風はレオンによってあっさりと掻き消されてしまう。
それでもアイチは諦めずに応戦するが…

レオン「我が風の告げた終わりの光景は、
まだ訪れていない。その時に向けて、
最後の一歩を踏み出すがいい」

レオンのいう最後とは、もちろんチームQ4敗北の末路だ。
だが続いて迎えたカムイのターン、カムイはファイナルターン宣言。
チームQ4勝利のラストを飾ろうと動き出す。



カムイはパーフェクトライザーを
スーパーパーフェクトライザーとして召喚。（気持ちだけ）
気持ちだけはスーパーパーフェクトだったのだが、
それがシャーリーンに怒りに火を点けてしまった。

シャーリーン「あったま来た!
これが最後のターン?　レオン様とタッグを組んだ
私が負けるって本気で思ってんの!?
バッカじゃない!!」

カムイ「ガビーン
ぼ、僕のターン終了です」

シャーリーン「ふん…冗談は顔だけにしなさい」

カムイ「は、はい…ごめんなさい」

シャーリーン「分かればいいのよ分かれば
はぁ…疲れた」

普段は天然おっとり系のシャーリーンは、
瞬間的にだが、短気な姉ジリアンを超える爆発をするようだ。
カムイのスーパーパーフェクトファイナルターン宣言はこうして不発に終わる。



レオン「先導、身をもって知るがいい!
これが俺の風だ!!」

レオンは2体目の 蒼嵐竜 メイルストロームを召喚。
バトスピでも蒼海の大剣メイルシュトロムというのが出てきてシンクロニシティ。
台風接近。今日のカードアニメは大渦記念日となるであろう。

レオン「吹き荒ぶ風の前には、
限界など意味をなさぬ!」

PSYクオリア対決を制したのはレオンだった。
VFサーキット香港ステージはチームドレッドノートの優勝。
チームQ4は、また負けちゃった。

国内大会編の怒涛の進撃がウソのようだ。
アジアでは各地の大会で転々と惜敗を繰り返している。
次あたりで優勝してくれないと、悶々としたイメージが鬱積するぞ。
負けてこそ勝利の意味が大きくなるとはいえ、主人公が負けすぎるは×よ。

レオン「価値ある敗北か…その存在は認めよう。
だが今日の勝負、負けて貴様らは何を得た?
敗北の許されない勝負というのも、
また存在するのだ」

覚悟の量が違うレオン君…いや、レオン様。
言葉でチームQ4にとどめを刺す勢いだ。
だが、アイチいわく、今回のは価値ある敗北。
アイチも覚悟を高めて次の段階へと進もうとしている。

レオン「ああ、いい風だ。
この風、いつか世界を巻き込む
大きな嵐になるやも知れぬ」

アイチの力はまだまだ微風程度。
しかし、決して弱くはない。嵐の前の静けさにも似た風。

チームQ4は再スタートを切る。
もう何度も一からやり直しているイメージしかないが、
何度だってトライアゲイン!　頑張れアイチ!!

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