アニメ偉言

ヴァグラスの本拠地・亜空間に侵入したゴーバスターズは。
ヴァグラスのボス・メサイア（メタロイド体）といきなり遭遇。
恐ろしいまでの強さと、驚異の自己修復能力に苦戦する。
だがこれでもメサイア本体ではないらしい。

ビートバスター「ここまで来たら、
覚悟決めるしかねえ。
真実を知っても、あいつらなら…」

メサイアの分身体（?）はビートバスターが引き付け、
その間にレッド・ブルー・イエローが本体プログラムを目指す。
メサイア本体に隠された真実とは…?



13年前、全ての始まりとなった研究室にゴーバスターズは足を踏み入れる。
そこにはゴクとマゴク、ヒロムの母が大切にしていた犬の置物があった。
エスケイプの持つ双銃、ゴクとマゴクとやはり何か関係があるのか?
それだけではない。エンターにも通じる写真や道具が散乱している。

ヒロム「つまり、エンターとエスケイプは
ここにいた人たちのデータを寄せ集めて
合成されたアバターなんじゃないかって」

エンターとエスケイプは研究所員のデータからランダムに合成されたアバター。
一つの謎は解けた。だが、これがマサトの言った「覚悟のいる真実」とは思えない。
アバター合成の元になった所員たちの行方が気になるところ。まさか…
ヒロム・リュウジ・ヨーコの3人は、嫌な予感を抑えながらメサイヤ本体を目指す。

ヒロムの父「人工物を生きた細胞として
融合し、肉体とする。この基地自体が
メサイアを頭脳とした、巨大な生命体になるんだ」

メサイヤ本体の巨大コンピュータに辿り着いたヒロムたち。
そこではヒロムと父と、ヨーコの母のビジョンが現れた。
これが「創造する者たち」としての姿なのか。
研究所員たちは皆、データの形でメサイアに取り込まれ…?
それでは、メサイアをシャットダウンしたら一体どうなってしまうのか!?

だが、メサイアがこのまま活動を続け、現実空間に進出したら、
地球全体がメサイアの肉体として取り込まれてしまう。
トランスフォーマープライムのガイアユニクロンとは逆パターンの破壊神誕生だ。
（ガイアユニクロンがいた場所が核となり、長い年月をかけて地球が誕生した）

エンター「マジェスティを破壊すれば、
あなた方の家族も一緒に消滅します」

やはり思ったとおりだった。
メサイアとヒロムの家族たちはデータ同化してしまっていたのだ。
真実を知ったヨーコは混乱し、リュウジは一旦退却して作戦を練り直そうと考える。
だがヒロムは、父親たちの覚悟を受け入れ、メサイアのシャットダウンを決意。

ヒロム「俺たちがここで迷うことは、
父さんたちの覚悟を無駄にすることになる。
世界を終わらせることになる!」

ヒロムたちにも覚悟の決断が迫られる。
全部守る。もちろんそれが理想だが、できない時もあるのだ。
ヒロムたちは全部を守る決意でここに来た。
家族を切り捨ててでも、地球人類全てを守るために。

ヒロム「俺は約束を破る。13年前を元には戻せない」

失われた13年を取り戻せるものなら、どんなによかったことか。
ヒロムたちは過去に決別し、新たな未来を選択する。
生きるために、生かすために。

エンター「もっと悩んでいただけると
思ったんですが…それでも人間ですか?」

ガンダムAGEでは、ゼハートがエデンのために人を捨てた。
ではヒロムも人であることを捨てたのか?
いや、人が人を捨てることなどできない。
「人を捨てる」という行為を含めて人なのだ。
そこには心、感情、葛藤―人としての全てがある。

レッドバスター「俺だけじゃない!
誰一人無駄にはさせない!」

ヒロムたちの13年がここに炸裂した。
エンターもろともメサイア本体は大爆発。
まるで最終回のノリだ。家族を犠牲にボスを倒す。
子供が見るにはちょっと衝撃的な結末かもしれないけど。

しかしゴーバスターズはまだ30話。
全体の半分ちょいってところだ。
どんな新展開が待っているのか。

マサト「もちっと、色気のある
眠り姫だったら、やりがいもあるんだがな」

マサトの本体はケースの中で眠りに就いていた。
亜空間からは持ち出さず、マサトはまだアバターのまま活動するようだ。
エスケイプも残っているし、次回は宇宙刑事ギャバンが殴りこんでくる!?



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