2012年09月17日
#48「絶望の煌めき」機動戦士ガンダムAGE・名言
アセム「両軍入り乱れている。
間違っても味方を撃つなよ」
宇宙海賊アッシュことアセムは一応は連邦側だ。撃つのはヴェイガンだけ。
前回のフォトンブラスターによるセリックの犠牲のようなことは、もうあってはならない。
だが、今度はゼハートが一線を越えようとしていた。
ディグマゼノン砲による敵味方関係なしの一斉殲滅。
ザナルドの「誤射」がゼハートに影を落としたのか…?
ゼハート「私は…もう…後になど退けない。
私に残された道は…エデンに続く道のみだ」
ゼハートは心理的に追い詰められていた。
イゼルカントの跡を継ぎ、プロジェクトエデンを完遂すると決めたプレッシャー。
そのためにはどんな犠牲も厭わない。だが罪悪感がささくれ立つ。
できるのは、狂気に身を委ねてでも、そんな自分を押し殺すこと…
フラム「この戦いが終われば、
ゼハート様は優しいゼハート様に戻る。
私はあの人を…あの人の優しい心を守りたい」
フラム「さあ、籠に入りなさい。死の籠にね!
ガンダム…お前さえいなければ!!」
ゼハートから非情なる命令がフラム・ナラに下された。
ディグマゼノン砲の射線上にガンダムを誘き出すこと。
つまり、勝利のために犠牲になれということだ。
フラムは、大切なゼハートの本来の姿のために命令を受け入れる。
フリット「忘れるな、相手はヴェイガンだ!
―いや、ディーヴァが前進する限り
奴らはそこを狙ってくる。
よって、ディーヴァを囮にする!」
ゼハートもゼハートならフリットもフリットだ。
肉を切らせて骨を断つ、という以上に常軌を逸している。
フリットはディーヴァの乗組員を退艦させ、自分はガンダムで出撃。
老いてなお強し。重装甲のガンダムAGE-1 グランサが飛翔する。
絶望の光。ディグマゼノン。
フラム、オブライト、ザナルド。戦場を彩ってきた戦士たちが光の中に消える。
ディーヴァも消え、ガンダム3機もその中に含まれていたように見えたが…
ガンダムが生き残っていることを見るや、ゼハートの心は折れかけた。
愛し、慕う者を切り捨ててまでの、覚悟の一撃が、肝心の相手を逃したのだ。
だがゼハートは折れそうな心を奮い立たせ、自らガンダムを討つべく出撃する。
ゼハート「必ずやり遂げなければならないのだ!
人の感情など疾うに捨てている!!」
アセム「人であることを捨ててまでやる
大儀に何の価値がある!?」
ゼハート「貴様に何が分かる!!」
アセム「人が人であるための
エデンじゃなかったのか!!」
ゼハートに生じた迷いが、アセムの刃を届かせる結果になった。
ガンダムレギルス敗れる。瀕死のゼハートに蘇るアセムとの想い出。
ゼハートとアセムは敵であり、ライバルであり、そして友だった。
最期に咲いた友情の花は、宇宙に一瞬の煌めきを遺し―
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間違っても味方を撃つなよ」
宇宙海賊アッシュことアセムは一応は連邦側だ。撃つのはヴェイガンだけ。
前回のフォトンブラスターによるセリックの犠牲のようなことは、もうあってはならない。
だが、今度はゼハートが一線を越えようとしていた。
ディグマゼノン砲による敵味方関係なしの一斉殲滅。
ザナルドの「誤射」がゼハートに影を落としたのか…?
ゼハート「私は…もう…後になど退けない。
私に残された道は…エデンに続く道のみだ」
ゼハートは心理的に追い詰められていた。
イゼルカントの跡を継ぎ、プロジェクトエデンを完遂すると決めたプレッシャー。
そのためにはどんな犠牲も厭わない。だが罪悪感がささくれ立つ。
できるのは、狂気に身を委ねてでも、そんな自分を押し殺すこと…
フラム「この戦いが終われば、
ゼハート様は優しいゼハート様に戻る。
私はあの人を…あの人の優しい心を守りたい」
フラム「さあ、籠に入りなさい。死の籠にね!
ガンダム…お前さえいなければ!!」
ゼハートから非情なる命令がフラム・ナラに下された。
ディグマゼノン砲の射線上にガンダムを誘き出すこと。
つまり、勝利のために犠牲になれということだ。
フラムは、大切なゼハートの本来の姿のために命令を受け入れる。
フリット「忘れるな、相手はヴェイガンだ!
―いや、ディーヴァが前進する限り
奴らはそこを狙ってくる。
よって、ディーヴァを囮にする!」
ゼハートもゼハートならフリットもフリットだ。
肉を切らせて骨を断つ、という以上に常軌を逸している。
フリットはディーヴァの乗組員を退艦させ、自分はガンダムで出撃。
老いてなお強し。重装甲のガンダムAGE-1 グランサが飛翔する。
絶望の光。ディグマゼノン。
フラム、オブライト、ザナルド。戦場を彩ってきた戦士たちが光の中に消える。
ディーヴァも消え、ガンダム3機もその中に含まれていたように見えたが…
ガンダムが生き残っていることを見るや、ゼハートの心は折れかけた。
愛し、慕う者を切り捨ててまでの、覚悟の一撃が、肝心の相手を逃したのだ。
だがゼハートは折れそうな心を奮い立たせ、自らガンダムを討つべく出撃する。
ゼハート「必ずやり遂げなければならないのだ!
人の感情など疾うに捨てている!!」
アセム「人であることを捨ててまでやる
大儀に何の価値がある!?」
ゼハート「貴様に何が分かる!!」
アセム「人が人であるための
エデンじゃなかったのか!!」
ゼハートに生じた迷いが、アセムの刃を届かせる結果になった。
ガンダムレギルス敗れる。瀕死のゼハートに蘇るアセムとの想い出。
ゼハートとアセムは敵であり、ライバルであり、そして友だった。
最期に咲いた友情の花は、宇宙に一瞬の煌めきを遺し―
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