アニメ偉言

ウボォー「出〜た出たスゲェ。
これ全部ヒルの卵か。う〜気持ち悪い」

隠獣・蛭の植え付けたマダライトヒルの卵を排泄するウボォーギン。
ビールを飲んで水分の代謝をよくしたおかげ。シャルナークの知識のおかげ。
ウボォーにとってビールは水も同然のようだ。ガブガブ飲んでも酔った気配がない。
万全な状態でクラピカとの対決に臨む。対決の場は、誰もいない切り立った岩場。

ウボォー「俺の一番の悦びって奴を教えてやろうか。
おめえみたいなリベンジ野郎を返り討ちにすることだ!」

テンションを高めたウボォーのオーラの色は赤。
まるで界王拳がギアセカンドのような印象の色だ。
赤は強化系、と考えていいのかな?　違うかな。
鎖を操るクラピカのオーラの色は超サイヤ人のような黄金色に輝いているが…?

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ウボォーはクラピカの鎖を操作系念能力だと読んだ。
しかも操作系を100％を極めたほどの猛者だと感じる。
それならば、他の系統の能力は弱まるはずだ。
強化系を極めたウボォーのパンチを、ただの纏で防御しきれるわけがない。
だが、クラピカは「全力か?」とウボォーを挑発できる余裕があった。

ウボォー「安心しろ、二割程度だ。
じゃあ今度は半分程度の力で行くぜ」

ウボォーは出力を20％から50％にアップ。
戦闘力の％配分は、戸愚呂兄のようでもあり、フリーザ様のようでもあり。
オーラがちょっとスパークしたのはまるでナッパ様だ。（超サイヤ人2ナッパ様?）
だがそれでもウボォーはクラピカの動きを捉えることができない。

ウボォー「やってやるぜ…全開だぁーっ!!」

一瞬、ウボォーのオーラがセルかブロリーがやるような球形に展開した。
ウボォーギン100％フルパワーは、だが、巧みに「隠」を織り交ぜ気配を隠す。
土煙に紛れてクラピカに接近し、今度こそ左前腕を粉々に打ち砕いた。
ところが隠を使っていたのはクラピカも同じ。見えない鎖がウボォーを拘束していた。
クラピカの鎖は、操作系ではなく具現化系だったのだ。



クラピカ「緋の眼が発現した時のみ、
私は特質系に変わる。特質系となった私は、
どの系統の能力も100％引き出せる。これが
今の私の力、絶対時間（エンペラータイム）!」

さらに、クラピカの念能力には大きな秘密が隠されていた。
緋の眼クラピカはオール系統を100％マスターした状態になる。
この状態で強化系によって治癒力を強化すれば、骨折も一瞬で治るほど。

強化系を発動したクラピカのオーラは緑色だった。
オーラと念系統の色は、個人によって異なるようだ。
ウボォーの赤は、本人の荒々しい性格が表れた色だろうか。

クラピカは、鎖を旅団（クモ）以外には使用しないと制約し、
もしそれを破った場合は命を落とす誓約をつけて能力を強化したのだ。
旅団相手には無敵の能力を発揮する鎖。
拘束用のチェーンジェイルは、旅団を強制的に絶状態にすることができる。
ウボォーの腕力で鎖が千切れなければ、他の旅団員にも無理だという道理。

クラピカ「手に残る感触、耳障りな音、血の臭い。
全てが神経に障る。何故貴様は何も考えず、
何も感じずにこんな真似ができるんだ!?」

拷問時間。ウボォーを痛めつけるクラピカのほうが精神的ダメージを負う。
だがウボォーは何も答えない。旅団についても、自分自身についても。
ただ淡々に「殺せ」と願うウボォーの心臓にクラピカの鎖が打ち込まれた。
律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）。命令に逆らえば死、あるのみ。
ウボォーはやはり何も答えず、その鼓動を止め一生を終えるのだった―

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