アニメ偉言

セリック「落ち着け!　確かにパワーはありそうだが、おそらく武器はあの先端のドリル状のビームだけ。旋回能力も低い。冷静に対処すればどうということはない!」

ゴドム・タイナム操るモビルスーツ「グルドリン」。
球状のボディにドリルが突き出ており、後は両サイドにアームがあるだけ。
非常にシンプルであり、正面への攻撃に特化したような機体だ。

セリック「まったく、闘牛士の気分だな。
だがここから先へは行かせんよ」

ガンダムに兄弟の恨みを晴らそうとするゴドム。
セリックがそれを引き受け、キオはディーヴァの援護に向かう。
程なくしてグルドリンが墜ち、ゴドムは宇宙の塵と消え、セリックは―



オペレータ「それが…ディーヴァの射線上に味方機が擱座（かくざ）し、脱出できない状態らしく…」

ディーヴァの主砲フォトンブラスターが活路を切り開く寸前。
セリックのクランシェが敵艦にぶつかり、動けなくなってしまった。
機体を捨てようにもフレームが歪んでコックピットが開かない。
セリックはナトーラ艦長に、自分ごと撃つよう頼むのだった。

セリック「それでいい…君はもう立派な艦長だ。
永い休暇が取れそうだ―」

セリックの尊い犠牲で、連邦側に勝機が生まれた。
そんなことになっているとは知らず、キオは新たな敵と交戦する。
一度は友達になった、ディーン・アノン操るジルスベインが相手だ。
Xラウンダー同士すぐに互いの存在を理解し、キオはディーンを止めようとするが…

キオ「互い分かり合えれば戦争なんかしなくても…」

ディーン「それはいつだ!?
今日か、明日か、一年後か、百年後か!!」

ディーンは亡き妹ルウに誓っていた。必ず地球に連れてってやると。
そのためには今、この戦争に勝利するしかないと、ディーンは決意したのだ。
退けない想い。それはキオも同じこと。ガンダムがジルスベインを無力化する。
ディーンはキオの優しさに触れ、緩やかに戦意を喪失していったが…



ザナルド「戦えぬモビルスーツなどゴミも同然」

ザナルドのザムドラーグが現れ、ディーン機を撃墜してしまった。
ゼハートを主君とは認めず、己が信念において独断専行するザナルド。
全てを守りたいキオだったが、ザナルドだけは許しておくことができない。
激情とともに開放されるガンダムAGE-FXバーストモード!

ザナルド「地球種ごときが…!」

FXバーストモード。青い炎は怒りの完全燃焼か。
青い炎によってザムドラークは瞬く間に解体され、爆破される。
だがキオに残っていた一片の優しさが、ザナルドの死を食い止めた。
それはキオにとって、連邦にとってヴェイガンにとって、どういう結果を招くのか―

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