アニメ偉言

オバケより怖い、真っ白な夏休みの宿題から逃げ続けて1週間。
れいかを除き、依然として残り4人の宿題は終わっていなかった。
遊園地行きはキャンセルして、帰って宿題をしようと思った矢先のこと。
みゆきたちは謎のサイコロに導かれ、ゲームの世界に迷い込んでしまう。

マジョリーナ「変身して
6時30分までにゲームをクリアしなければ
帰ることはことはできないだわさ」

サイコロはマジョリーナ作の「ゲームニスイコマレ〜ル」。
どうやらマジョリーナたちも誤って吸い込まれてしまったようだ。
マジョリーナ・ウルフルン・アカオーニの幹部3人がそろい踏み。
わざわざプリキュアへの変身を促す辺り、正々堂々とした悪役だね。
それだけこのゲームの出来に自信があるということか。

というわけで、今回は珍しく序盤からのプリキュア変身。
プリキュアたちはいくつものステージをゲームで戦うことになるが…?

第1ステージは巨大モグラたたき。
マジョリーナとキュアハッピーが1対1でゲームする。
ところが、ハッピーはモグラアカンベェに反撃を受けたり隠れられたり。
てんやわんやのスーパーハードモグラたたき。

一方、マジョリーナのほうはベリーイージーモード。
ハンデありすぎ。マジョリーナは楽勝ムードだった。
だが、ハッピーは必殺技で強引にモグラを外に追い出し、
たたいてたたいてたたきまくり、どうにか勝利を収めた。

サニー「うちの熱きドライビングテクニック見せたる!」

第2ステージはゴーカートレース。ウルフルン対キュアサニー。
何というかプリキュア版マリオカート。ルール無用のガチンコレース。
ウルフルンのやりたい放題にサニーピンチに陥るも、
必殺技でマシンを超加速してゴールに飛び込み勝利さサニー。

ピース「私、今まで唯一運動会で
ビリにならなかったのが玉転がしなの」

ピース「心配ないよ、私がストライク取るから!」

第3ステージはボーリング。アカオーニ対キュアピース。
ピースは玉転がしの達人というわけではなく、あくまでビリではないだけ。
まあ、やよいにとってはそれで充分に快挙というところみたいだけど。
いつになく自信に溢れているピース。

ピン（アカンベェ）はアカオーニのガーターでも9本倒れた。（1本は居眠り）
ピースの番ではピン（アカンベェ）が武装して出現してくるという反則モノ。
悔しくて泣いちゃったピースは、必殺技をこめたボールを投げ放った。
負けん気炸裂の稲妻シュートでストライク。このステージも難なく勝利。

マジョリーナ「楽しい時間は
あっという間に過ぎるだわさ」

このゲームには制限時間（6:30PMまで）が設けられているのだが、
3ステージ進んだところで時計はもう3：00を指していた。（来た時は10:00）
時間の進み方まで反則的だ。とにかくプリキュアは先を急げや急げ。

第4ステージは野球。アカオーニ対キュアマーチ。
第5ステージは水泳。ウルフルン対キュアビューティ。
第6ステージはスキー。マジョリーナ対キュアハッピー。
第7ステージは重量挙げ。アカオーニ対キュアサニー。
第8ステージは似顔絵。ウルフルン対キュアピース。
第9ステージは卓球。アカオーニ対キュアマーチ。
第10ステージはババ抜き。マジョリーナ対キュアビューティ。

そして最終第11ステージは観覧車勝負。
観覧車で一周してウルトラハッピーと言えばいいらしいが…

スーパーアカンベェ（観覧車）の中で、プリキュアたちは悶え苦しむ。
夏休みの宿題をやらずに遊び呆けていたという後悔と自責の念に苛まれ。
マジョリーナが狙っていた通りの精神攻撃が決まってしまった。

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ビューティ「遊び自体は決して無駄ではありません。
それも大切な勉強の一つだからです」

だが、最後に大きな希望が（2人）残っていた。
宿題をやり遂げていたビューティことれいかが救いの女神だ。
（元々宿題なんてないキャンディも）

何のために勉強するのか、は、れいかがすでに通った道。
遊びも勉強と言い切れるほどに人生を楽しみだしている。
ビューティ希望の励ましで、落ち込んでたみんなもウルトラハッピー。
しかし結局宿題は終わらず、新学期早々補習という憂き目にアンハッピー。

たまったものを一気に片付けるのも快感なんだけどねえ。
あまりにたまりすぎてると取り返しがつかないので注意が必要デス。

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