アニメ偉言

ラチェット「見世物のために
罪もない車同士が戦うのか?
ああ〜　野蛮だな」

ミコとバルクヘッドはモンスタートラックのレースに夢中。
スピードを競うのではなく、車同士による派手な叩き潰しあい。
いわゆるアクションスポーツ・レーシングという奴だ。
ちょうど下のゲーム動画みたいな感じ。



8月30日、もうじき発売の「DiRT Showdown」。
例えばそんな感じ。
ミコとバルクヘッドはノリノリでバリバリの大興奮だが、
ラチェットにはそういうレースやゲームの趣旨が理解できない。

ラチェットはミコとバルクヘッドを無視してテレビ画面を切り替え、
「サイバトロン・データ・シリンダー」の説明を始める。
惑星サイバトロン、トランスフォーマーの知恵と智識のデータ集だ。
オプティマスたちは、そのシリンダーの探索に出かけていたが―




ミコ「凄い!」

ミコはラチェットから頼まれた基地の掃除をほっぽって、
バルクヘッドの後を追ってシリンダー争奪戦の現場へ。
殴りあうトランスフォーマー、飛び散る金属片。
確かにこんなものを間近で見たら、「凄い」としか言いようがない。

シリンダーはディセプティコンに回収されてしまったが、
データ自体は（ミコのせいで）バルクヘッドの脳内にダウンロードされていた。
ちょっと知的になったバルクヘッドは、ある化学式を描き出す。
それは、合成エネルゴンの化学式だった。

エネルゴンはトランスフォーマーのエネルギー源。
地球に埋蔵された天然エネルゴンの量はわずかだが、
エネルゴンを合成できるようになれば問題は解決する。
だが、思わぬところから別の大問題が発生してきた。

ラチェット「恐れていた通りだ。
データは活発に、しかも攻撃的に
バルクヘッドの神経網を書き換えている」

サイバトロン星の叡智が、バルクヘッドの人格・記憶を侵食し、消去しつつあった。
これを食い止めるには、シリンダーにデータを戻すしかない。
オートボットはシリンダーを、ディセプティコンはデータを。
それぞれの目的のために再衝突する。

シリンダーは破壊され、バルクヘッドも危ないところだったが、
ミコがバルクヘッドの頭を叩いたことでデータが宇宙に放射されていった。
データの抜けたバルクヘッドは、だが、生体反応が非常に弱々しい。
ミコは、データと一緒にバルクヘッドの記憶も飛んでいってしまったと嘆くが…

バルクヘッド「ギュイ〜ン!
ブゥ〜ン!!　ノリノリだぜ〜」

ミコが掻き鳴らしたエレキギターの電撃音が、
バルクヘッドを忘却の彼方から目覚めさせた。
見詰め合うミコとバルクヘッド…というところで本編は終了。
プライムはトランスフォーマーと人間の絆の描き方が秀逸だ。



トランスフォーマー部では東京女子流がライブ熱唱。
トランスフォーマーアワードというデザインコンテストも開催されているようだ。
オリジナルトランスフォーマーのデザインか…難しそうだな。

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