アニメ偉言

我望「私は、我が内なる
フロンティア・スピリットに従っている。
そうだ、開拓者は孤独を恐れてはいけない」

前回のラストでフォーゼは我望に催眠を掛けられたと思ったが、
催眠が出てきたのは今回のゴーバスターズだった。何たる変化球。
我望は相変わらず持論を展開し、過去も未来も友人はいないと豪語する。
そして、サジタリウス・ゾディアーツに変身した。

サジタリウス「ひれ伏せ、未熟なる若者ども」

サジタリウスの放った軽い一撃で、フォーゼもメテオもあえなく変身解除。
覇者の余裕か、目覚めた最後の使徒・ピスケス（黒木蘭）を連れ帰らない。
再び見える時が、選ばれた人類の進化の時、愚かな者どもよ滅びるがよい。
賢吾は不屈の闘志で立ち上がり、サジタリウスに一矢報いると宣言するが…

思わず押してみたくなるスイッチです！　【仮面ライダー】フォーゼ　DXスイング　ビッグサイズ...

速水「私を理解してくれているのは我望様だけだ。
あの人の力の前では、誰も逆らえない」

リブラこと速水校長の凄まじい転身ぶり。
速水はピスケススイッチを完全覚醒させるため、
ライダー部に取り入ったように見せかけていただけだった。
ジェミニほど極端ではないが、リブラ（天秤）は心に善と悪の両皿を有するのだろう。
心の天秤を善に傾けることで、善人になりきっていたという感じだ。

弦太郎「俺たちの青春は俺たちのものだ!
それを汚す奴は、俺は絶対に許さない!!」

メテオ「人を利用し、人の弱みに付け込む。
そんなやり方、俺は絶対許さない!!」

我望の野望を叶えるためにだけに創立されたという天ノ川学園高校。
しかし、天高に通う生徒は決して我望の駒ではないと、怒り爆発変身フォーゼ。
メテオもまた煮え滾る溶岩ならぬ隕石と化してレオに戦いを挑む。
だが、現れたサジタリウスによって、またしても一蹴されてしまうライダー2人。

サジタリウス「君と私が相容れることはない。
誰とでも友達になれるなんていうのは、
子供の夢物語に過ぎない」

子供の夢物語とは一線どころか百線を画す我望の野望?
未知なる宇宙への旅立ち。揃った12スイッチが、人類進化への扉を開く。
そして、その瞬間こそがサジタリウスを倒すことのできる唯一のチャンスでもあった。
無敵のサジタリウス。しかし本人でさえ気付いていなかった只一つの弱点。

賢吾「江本さんのデータが教えてくれた。
サジタリウスがワープゲートを開くために
12個のスイッチを使う時、
お前の攻撃力はゼロになる!」

だからこそ、江本はヴァルゴとして我望の下で働く一方、
タチバナとしてフォーゼやメテオの育成にも努めたのだ。
ワープゲートを発動したサジタリウスは攻撃力ゼロのままターンエンド。
フォーゼのターン!　いきなり必殺、ライダー超銀河フィニーッシュ!!



サジタリウス「彼は私という太陽を廻る衛星だ。
私を守るのは当然のことだ。
友達などではない!」

太陽に衛星ってあったっけ?　それって惑星のことじゃあ…
しかし、確かにこの場面では惑星よりも衛星という言葉が相応しいかな。
「衛兵」という意味もかかっている見れば、納得できる言い回しだ。

遊戯王ゼアルでは、モンスターエクシーズの周囲を
衛星のようにオーバーレイ・ユニットが廻る。
サジタリウスはまるで、オーバーレイ・ユニットを使って自身の破壊を免れたようだ。

だが、ゼアルの主人公・遊馬に言わせれば、ユニットひとつも大事な仲間、友。
ここでは賢吾が、トロンに対する遊馬のように怒り、超絶的な能力を発揮した。
光り輝く賢吾はその効果で、サジタリウスの発動したワープゲートを強制閉鎖。
力を使い果たし、倒れた賢吾の体の中から、41番目となる謎のスイッチが現れ―



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