アニメ偉言

前回のゴーバスターズではヨーコが17歳の誕生日を迎えた。
今回のフォーゼでは賢吾が18歳の誕生日を迎え、どうなる?
年に一度の誕生日。それは、文字通り新たな誕生の日となるものなのか。

賢吾「これだけ我が強い
メンバーに囲まれていれば、変化は必然だ。
でも、人間らしい…っていうのも悪くないな」

人間らしい、とは?
善悪、喜怒哀楽、温かろうが冷たかろうが、全部ひっくるめて人間だ。
賢吾のいう「人間らしい」とは、どんな人々とも分かり合い分かち合うこと、だろうか。
人と人との絆が導くフォーゼコズミックステイツ。だが、その一方で…?


我望「この学園は私の宇宙だ。
それを構成する君たちの可能性を限界まで伸ばす。
そのためにはどんな苦労も厭わない」

我望「何でも一人でやらないと気が済まないんだ。
どうしても人に任せられなくてね」

我望「若いということは素晴らしい。
自分の価値観だけが絶対だと思い込む。
人間には友達を必要としない人種もいる」

我望理事長も人と人との繋がりを否定してはいない。
だが、それはあまりに自己本位で、他者との共存や対等な関係はありえない。
利用するだけ利用して、利用価値が無くなればあっさりと切り捨てる。
そんな我望から逃れるべく、リブラこと校長・速水公平はライダー部へ奔る。



久々登場、ライダー部新入生、黒木蘭と草尾ハル。
速水の話によれば、黒木蘭が最後のホロスコープス、魚座ピスケスだという。
ピスケスのスイッチが我望の手に渡れば、速水は用済みになってしまう。
それで速水は我が身可愛さに、恥も外聞も捨ててライダー部を頼ったのだ。
黒木蘭のピスケス覚醒を防ぐことができれば、我望の野望は阻止できる…?

速水の口から語られるサジタリウスの正体。
ライダー部の面々はその事実に愕然としながらも、速水の言葉に耳を傾ける。
我望が天ノ川学園を設立した理由は、最終的に「プレゼンター」に会うため。
プレゼンターとの邂逅の際生じるエネルギーは、軽く日本壊滅を引き起こすという。

速水「立神。私の生徒に手は出させない」

レオ「俺たちの敵に回るとは…
貴様の天秤は本当に壊れたようだな」

速水はリブラに変身できない生身のまま、身を呈してレオから黒木蘭を守ろうとした。
我が身可愛さにホロスコープスを離反したとはいえ、腐っても校長。
せめてもの罪滅ぼしに、生徒の盾になろうという気概を見せる。
だが、その速水の行動がかえってピスケス覚醒を促してしまった。

黒木蘭「私も戦えるんでしょ?
その力があるのに、見て見ぬふりは私にはできない!」

ピスケス「使徒じゃない!　姿が変わっても…
私は仮面ライダー部だ!」

レオと戦うピスケスのもとへ我望登場。
もはや隠すまでもないと、自分の正体と目的を語り始めた。

我望「私は人類の進化の頂点に立ち、
宇宙最高の知性『プレゼンター』に会う」

我望「人類の進化は常に犠牲を強いてきた。
今回も同様だ。残された者たちに災厄が訪れようと、
必ず再び立ち上がり、私の後を
追ってきてくれることを信じているよ」

我望「自分勝手?　君の貧しい価値観では
そういう言葉になるかな。だが違う。
君の価値観だけが絶対ではないのだよ」

我望は左手をフォーゼの肩に置き、赤い眼を怪しく光らせる。
するとフォーゼがクラクラとし始め、何かがキタ…?



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