アニメ偉言

バトスピチャンピオンシップ世界大会、準決勝第2試合。
日本代表、棚志テガマルvs中近東代表、アブラ・カタブラ。
絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴンに、カタブラはどう対抗するのか―!?

カタブラ「出でよ、天空の翼人、
ロック・アラディン召喚だ!」

　

テガマルとカタブラのバトルはスピーディに、ダイジェストのように展開。
テガマルはカタブラのライフを削りつつ、幻のカードに向けてドローしていく。
一方、カタブラはロック・アラディン、グラッディ・スクアーロと来て、
デッキに仕込んでいた新たなキースピリットを召喚した。

カタブラ「賽は投げられた!
ディクタトール・シーザーを召喚!!」



ディクタトール・シーザーは古代ローマ、かの皇帝シーザー
（カエサル）が行った三頭政治を象徴したスピリットだという。
キマリとギャラクシー渡辺いわく、言葉の意味はよく分からんが
とにかく凄そうなスピリット。屁のツッパリはイランですよ!?

ディクタトール・シーザーは効果の一つで、相手のメインステップを封じることができる。
カタブラは聖者の樹の実とのコンボでテガマルの幻龍神召喚を封殺しようとするが…

テガマル「貴様の太刀筋、見えたぞ!」

チヒロ「これは逃げではない。高度な戦術だ」

カタブラ「決めるぞハジメ!　制圧せよ!!」

テガマルのライフは2、スピリットは0、バーストセットも無し。
カタブラのフルアタックで決着かと思われたが、そうは問屋が卸さなかった。
テガマルの発動した絶甲氷盾がカタブラのアタックステップを強制終了させる。
そして、再び巡ってくるテガマルのメインステップ―

テガマル「照覧あれ!
四百年の時を隔てて甦る天空の王…
絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン、驚臨!!
お前の輝きの前では、全てのスピリットが無意味だ!!!」

カタブラ「来い、テガマル!　私を超えていけーっ!!」

テガマル「お前のことなど、どうでもよい!!
俺は己の高みを目指すまで!」

狂気に勝ち誇るテガマルは、果たしてカタブラのライフを奪いつくした。
テガマルの態度は孤高なる絶対的強者。その勝利は彼一人のためのもの。
観客はただ声を失うばかりで、感動には程遠かった。

テガマル「これが絶対なる幻龍神
アマテラス・ドラゴンの神の嵐だ」

アラタ「神の嵐か」

チヒロ「嫌な嵐だ」

コブシ「ああ、色気がねえ」

ハジメこそが色気のある嵐となってくれるのか。
絶対なる幻龍神 対 超覇王。
アマテラス・ドラゴンvsロード・ドラゴン・セイバー。
極めし者と、極め続ける者。次回―超・頂上決戦!!

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