アニメ偉言

ドラゴンボール改 魔人ブウ編 第40話。
（サイヤ人編からのトータルだと138話）

Z第258話「本気で行くぜ!! 超ゴテンクス全開」中盤から
Z第259話「やったぜ!! オバケで成功 ブウ退治!?」までを
原作サイズよりやや長めに収録。


浴槽「ボコボコ…」

ゴテンクス「オレ（の屁）じゃないぞ」

ピッコロ「早くどけ」

ゴテンクス「余裕ねえなあピッコロさん」

アニメオリジナルシーン。
ブウにやられて精神と時の部屋の浴室に突っ込んだゴテンクス。
浴槽からボコボコと屁みたいに湧いたのはピッコロの息だった。

超サイヤ人1のゴテンクスは、精神と時の部屋で修行する前から
超サイヤ人3悟空と同等かそれ以上の強さを持っていた。
さらに精神と時の部屋で大きくパワーアップした超1ゴテンクス。
しかし、いまいち凄いんだか凄くないんだか分からない微妙な戦いが続く…

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ゴテンクス「くらえ!
そしてこの世から消えちまえ!
苦労して特訓した大技!
スーパーゴーストカミカゼアタック!」

オバケ「は〜い。オバケだぞ〜」

ゴテンクス「勝った!」

ゴテンクス必殺のスーパーゴーストカミカゼアタック。
後に子供の考えた技とか言われちゃうけど、
結構凄いんじゃないかと思う。

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独自に思考して話すことができるというのは一種のスタンドっぽいし、
1体1体に凄まじい爆発力が込められているのも侮れない。
ナッパが気円斬の性質を見切れなかったように、
初見の相手ならまさに必殺になりうる技だ。


ブルマ「もしブウに負けちゃって
ピッコロが扉を壊しちゃったら、
トランクスも悟天君も、もう二度と
あの部屋から出てこられないのよ!」

デンデ「で、ですから、
ドラゴンボールで生き返らせれば…」

ブルマ「じゃああの二人に
負けたら死になさいって言うの?
神様がそんなこと言ってていいの!?
人が死ぬって凄くつらいことなんだから!」

アニメオリジナルシーン。
命の大切さを説いてるつもりなんだろうけど、
逆効果というか物語に水を差すだけというか。
そんなこと言ってられる状況ではないっての。


ゴテンクス「ドドンと出ましたドドンパオバケ!
くっくっく…これで魔人ブウも死んだな!」

これもアニメオリジナルの台詞。
直前の「人が死ぬって凄くつらい」というブルマの言葉を
すぐさま否定するかのような流れになってるのがね。

ところでドドンパって、どどん波ともかぶってるのか。
ゴテンクスの技は一部、天津飯ともダブるんだよね。


ゴテンクス「こらそこ!　私語は慎んでちゃんと並ぶ!」

オバケ「『しご』って何だ?」

オバケ「オレたちオバケがいるところ」

オバケ「そりゃ死後の世界だろ」

オバケ「算数じゃない?
4×5＝20（しごにじゅう）」

「私語」までは原作にもあるけど、その後がアニオリ。
命の大切さを説いておきながら、死という言葉が弄ばれてる…


ゴテンクス「野郎、なめやがって。
クリームソーダ飲んでいられるのも今のうちだぞ!」

これは原作にもあるけど後の台詞と合わせると首を捻るシーン。
精神と時の部屋にはお菓子がない言われてショックを受けるくせに、
今この場でどこからどうやってクリームソーダ（と漫画）を用意したんだ。


悟空「なあ界王神様、気がついてっか?
さっきから魔人ブウの気が消えてるってこと」

老界王神「なあに、
時の異次元世界で戦っとるんじゃよ」

これも原作にあるけど、よくよく考えるとおかしなシーン。
外界での1分が、精神と時の部屋での6時間に相当する。
なら精神と時の部屋での30分（フュージョン制限時間）は、
外界での5秒に過ぎないのに、「さっきから」とは変だよなあ。

まあ、原作連載やアニメ放映では
数週間にまたがって戦ってるわけだから、
作り手のそこらへんの感覚が出ちゃったのかも。

早とちりの作者にアニメスタッフ。

そして早まったピッコロが精神と時の部屋と
外界を繋ぐ扉を破壊して次回に続く―

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